三重県桑名市の花のテーマパーク「なばなの里」は、色鮮やかなベゴニアの花が楽しめる「ベゴニアガーデン」や、冬の時期の「なばなの里イルミネーション」が人気です。しかしそれ以外にもたくさんの魅力があるんです。花やイルミだけじゃない「なばなの里」の魅力を紹介します。
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なばなの里とは
なばなの里は、三重県桑名市の総合レジャー施設「長島リゾート」内にある、花のテーマパークです。広い敷地内には、大型の花壇やベゴニアガーデンのほか、レストラン、日帰り温泉、ショッピング施設を備え、一日ゆっくりと過ごせるスポットになっています。
四季折々の花々が鑑賞できます
園内では、いつ訪れても花が咲いているので、美しい景観を楽しむことができます。特に春と秋は咲く花が多い季節。日本最大級の敷地面積を誇る「花ひろば」では、春にチューリップ、秋にはコスモス、ダリアが咲き乱れ、写真撮影には最適です。
筆者が訪れたのは8月ですので、咲いている花の種類は少なめです。それでもペンタス、ペチュニア、ルドベキアといった色鮮やかな夏の花が鑑賞でき、園内を散策しているととても癒されるものです。
やはり見逃せない「ベゴニアガーデン」
なばなの里で特に人気の高いスポットが、このベゴニアガーデン。こちらは入園料とは別に料金がかかりますが、なばなの里に来たらぜひ立ち寄りたいところです。球根や木立ち性のものなど、世界各国から集めたという数百種類、1万2千株の花が咲き誇る様子は圧巻です。
球根ベゴニアは、バラのように様々な色の大輪の花を咲かせます。目が覚めるような鮮やかさですね。温室には約5,000鉢もあるそうなのですが、常時と言っていいほどスタッフの方が花の手入れをされ、その美しさを保っているのです。
スイレンは年中開花のチャンスあり
ベゴニアガーデンでは、スイレンの美しい花も見ることができます。通常スイレンの花の見頃は夏の間だけですが、こちらは室温が一定に保たれているので、年中開花するチャンスがあるそうです。本来見られない時期に鑑賞できるかもしれませんね。
- ベゴニアガーデン
- 三重 / 植物園 / 女子旅 / インスタ映え
- 住所:三重県桑名市長島町駒江漆畑270地図で見る
- Web:http://www.nagashima-onsen.co.jp/nabana/index.html...
美味しい料理が味わえます
なばなの里には、レストランや喫茶コーナーもたくさんあります。特にレストランは和食、洋食、フレンチ、麺類や中華料理など7つもあるので、その日の気分や予算に合わせて選ぶことができます。
できたて地ビールと洋食が味わえる「長島ビール園」
筆者は地ビールと洋食料理が楽しめるレストラン「長島ビール園」を利用しました。
こちらの地ビールは、ドイツ人のブラウマイスター(ビール造りの職人)を招き、麦芽、酵母、ホップのみを使う本場ドイツの製法にこだわって醸造した本格派です。また、レストランに醸造所が併設されているので、できたてを味わえるのが魅力となっています。
種類はピルスナー、デュンケル、ヴァイツエンと、限定ビールの4種類程度です。ピルスナーは国内では定番の種類で、缶ビールもほとんどがこちらです。キレがあり、すっきりとした味わいが特徴ですが、こちらのものは、さらにのどごしやキレ、後味がすっきりとしており、爽快です。いくらでも飲めそうな味わいですよ。
ビールに合う料理も充実
ビールを飲むと、少しこってりとした料理も食べたいですよね。こちらではソーセージやステーキなど、ビールに合う料理がたくさん提供されています。筆者は期間限定のステーキセット(1,980円)をいただきました。鉄板で提供されるステーキはなかなかの食べ応えです。
さらにサラダ、スープ、ライスとデザートまで付いているので、お得感がありますね。限定メニューの内容、価格は変更されるので、ホームページやお店で確認してください。
ほかにも、地元桑名市名物のはまぐり釜飯(1,300円)や四日市市の「トンテキ」(1,000円)、松阪牛コロッケ(800円)など、三重県の名物料理も楽しめます。