滋賀
滋賀観光
「近江八景」をはじめとする琵琶湖の景勝地が人気

ルイ・ヴィトンが選んだ!滋賀の美しいミホミュージアムの魅力とは?

取材・写真・文:

東京在住
訪問エリア:33都道府県

2020年10月7日更新

2,826view

お気に入り

行くのも不便な山奥のとある場所に、かつてルイ・ヴィトンのファッションショーが開催された素敵な美術館があります。それが滋賀県にある「ミホミュージアム(MIHO MUSEUM)」。そのミホミュージアムの魅力をご紹介します。

この記事の目次表示

ミホミュージアムとは

概要

  • 写真:藍aiこの長くまっすぐのびる橋が、ルイ・ヴィトンのファッションショーのランウェイとなりました。

1997年にOPENした滋賀県にある美術館です。この美術館の屋外のスペースで、過去に、ルイ・ヴィトンのファッションショーが開催されました。ミホミュージアムでは、日本美術や、世界の古代美術のコレクションを鑑賞することができます。

場所&アクセス方法

  • 写真:藍aiレセプション棟からトンネルまでの道中の景色

滋賀県信楽の自然豊かな山間にあります。行き方は車orタクシーorバスです。

【車orタクシーの場合の所要時間】
伊丹空港から:約1時間20分
大阪駅から :約1時間20分
関西空港から:約1時間50分
京都駅から :約50分
【公共交通機関の利用】
最寄り駅「石山駅」→(バスで約50分)→美術館
※バスは朝9時台から14時台まで1時間に1本(9時台だけ2本)。
※くわしくは、公式サイトをご参考下さい。

施設内の移動方法

  • 写真:藍aiバス待合室に飾られている敷地全体図

ミホミュージアムの敷地には、立体駐車場、レセプション棟、美術館本館、北館、南館があります。レストランは2ヶ所あり、レセプション棟と南館にあります。

  • 写真:藍aiレセプション棟前の広場

車で訪れる場合には、立体駐車場に車を停めます。チケット未購入者は、立体駐車場に隣接しているバス待合室でチケットを購入するか、レセプション棟で購入します。その後、歩いてレセプション棟に向かいましょう。

  • 写真:藍aiレセプション棟前。写真右のベンチはミニカー待機スペース。

レセプション棟からは、約10人乗りのミニカーで美術館本館に向かうか、徒歩で向かいます。

  • 写真:藍aiレセプション棟⇔美術館本館へと移動できるミニカー

レセプション棟から本館までは徒歩でも10分なので、行きは徒歩、帰りはミニカーに乗るなどすると、両方体験できるのでお薦めですよ。

魅力ポイント

美しいコンセプト

  • 写真:藍aiトンネル内

このミホミュージアムのコンセプトは「桃源郷」です。中国の古典に描かれている桃源郷がモチーフとなっているそうで、その物語は、一人の漁師が彷徨い込んだ洞窟の向こうに理想の楽園が広がっていたという内容です。

コンセプトのモチーフとなっている桃源郷のごとく、ミホミュージアムでは、四季の彩りが美しい自然、建築、美術展示品、そして食、すべてのハーモニーを楽しむことができます。

美しいトンネル

  • 写真:藍aiカーブのトンネル。光の入り込み方が美しい。

レセプション棟から美術館本館に行く際には、長いトンネルの中を通ります。このトンネルが真っすぐに造られておらず、あえてカーブになっている設計となっています。そのため、トンネルの外の森林の彩りがトンネルの中に反射し、四季それぞれで異なる表情を見せてくれます。

  • 写真:藍ai奥に見えるのが美術館本館

夏は新緑の緑、冬は雪化粧、秋は紅葉、春は桃色のサクラがそれぞれ反射して、トンネル内の景色を楽しめます。

筆者が訪れたのは10月下旬で、夏が終わり秋の紅葉が始まる手前という時期だったので、四季を象徴するトンネルの彩りは見られませんでしたが、それでも、美しかったです。

美しい橋

  • 写真:藍aiトンネルから橋へと真っすぐにのびる直線が美しい。

長く美しいトンネルを出た先で待ち受けているのは、いくつもの真っすぐに伸びる線と橋のコラボレーション。こういうデザインをよく考えたものだなあと、ずっと眺めていても飽きない洗練されたデザインです。

  • 写真:藍ai美術館側から見た橋とトンネル。

いろんな角度から写真を撮りたくなりますよ。

美しい建物

  • 写真:藍ai美術館本館

橋を渡り、いよいよ美術館本館に到着です。建物内に入ると、高い天井とそのデザインに魅せられます。建物全体が、シンプルで、且つ、洗練されたデザインです。

  • 写真:藍ai美術館南側にあるカフェ
  • 写真:藍ai美術館北館に繋がる廊下
  • 写真:藍ai美術館北館に繋がる廊下。大きな窓から見える美しい森林。
  • 写真:藍ai左の影は、美術館本館内に植えられている木の幹。

美しい絶景

  • 写真:藍ai大きな窓から見える松の木と美しい山々。

美術館本館や北館、南館のどれも、山の中という立地を生かした、借景が素晴らしいです。壁に大きな窓があり、そこから自然の美しい森の景色を見ることができます。そして、その景色をじっくり見られるように、ベンチまで置かれてあるのが嬉しいところです。

  • 写真:藍aiベンチに腰掛けて絶景を眺める人々。

ミホミュージアムでのランチ

  • 写真:藍aiレセプション棟にあるレストラン

ミホミュージアムのレセプション棟にあるレストランでは、体に良い食事を頂くことができます。農作物は、秀明自然農法でこだわって作られており、砂糖や味噌、醤油などの調味料にもこだわっています。

  • 写真:藍aiおむすび膳:1,800yen(税込)
  • 写真:藍aiざるそば:1,050yen(税込)

筆者はおむすび膳とざるそばをいただきましたが、どちらも美味しく、ゆっくり食べながら、食本来の素材を味わえる一品です。

ミホ・ミュージアム
滋賀 / 美術館 / インスタ映え / 桜の名所
住所:滋賀県甲賀市信楽町田代300地図で見る
電話:0748-82-3411
Web:http://www.miho.or.jp/

この記事を書いたトラベルライターから一言

今回利用したレセプション棟のレストラン、筆者は閉店に近い時間に訪れたのですが、売切れのメニューが結構ありました。人気のメニューは売切れになる可能性が高いので、絶対に食べたいメニューがあるのであれば、早めに行くことをお薦めします。(藍ai)

次のページを読む

滋賀の旅行予約はこちら


滋賀のパッケージツアー(新幹線・飛行機付宿泊プラン)を探す

滋賀のホテルを探す

滋賀の航空券を探す

(関西空港)

(伊丹空港)

滋賀の現地アクティビティを探す

滋賀のレンタカーを探す

滋賀の高速バスを探す

この記事で紹介されたスポットの地図

関連するキーワード

※記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

あなたにオススメの記事

この記事を書いたトラベルライター

穴場&王道なtripが大好き★
南国生まれ、南国育ちです!
九州(高校まで)→大阪&フィジー(大学)→九州(就職)→東京(転職)→大阪(転勤)→アメリカ→東京(転職)と居住も様々!

旅は、大学時代に国内外バックパッカーを始めたのがきっかけで、
今でも一人や友達と旅行に行っています。
大学の卒業旅行では、世界一周航空券を使って、2か月間弾丸一人バックパッカーを実行!

今も毎年海外旅行に年に2~3回行ってます。
2019年GWはタイ&アメリカに行き、コロナ直前までアメリカにいました。
コロナ中は、国内旅行を楽しんでいます。

一人旅は、現地人や同じ旅人同士との交流が生まれやすいので大好き。
友人や家族旅行ももちろん大好き。
国内&海外の情報発信中です!


また、本業ではサイキックリーダーをやってます。
あなたが行くべき旅行先や時期などを、ガイドに教えてもらうこともできるので興味がある方はどうぞ。

【サイキックリーダーのサイト】https://psy-ai.com/
【自身で運営中の旅サイト】https://koi99-trip.com/
https://psy-ai.com/

海に浮かぶ「青島神社」無料駐車場&おすすめ参拝時間!多くの芸能人も訪れる、大人気の6つの理由!

芸能人も訪れる大人気の青島神社。専用駐車場がないけど、どこに駐車すべき?神社だけど営業時間は?島だけどトイレはあるの?行くならどの時間帯がベスト?人気の理由は何...


【京都:桂離宮】日本最高庭園!行く前必読!見どころと注意事項

17世紀に造られた「桂離宮」。それは、日本庭園として最高の庭園と誰もが絶賛するそうです。「それは実に涙ぐましいまでに美しい」と絶賛したのは、20世紀を代表する建...


【グランドキャニオン・2019年最新情報】基本情報&おすすめの回り方を伝授

グランドキャニオン国立公園にある「サウス・リム」と「ノース・リム」はどっちがおすすめ?最寄り空港はどこ?園内を移動する無料シャトルバスがある?等の基本をご紹介。...

【宮崎県・行く前に必読】地元民が教える鵜戸神宮の王道&穴場情報!おすすめ参拝時間、運玉の裏話、隠れ家神社とは?

宮崎県の人気観光スポット「鵜戸(うど)神宮」。洞窟の中に本殿があり、運玉を投げる体験ができる…だけの神宮だと思ってませんか?!本殿とは別の場所にある、地元民でも...

【京都】京都Love女子が教える、ハズさない厳選お土産を買えるお店7選

京都が大好きで、8年も通い続ける友人と小旅行した際に紹介してもらった、絶対買いたい絶品お土産。そんな京都Love女子が教える、おすすめ土産を買えるお店を7店紹介...

トラベルライターインタビュー Vol.3 Emmyさん

【トラベルライターインタビューVol.3】一人旅を応援する記事を多数執筆!Emmyさんならではの人気記事執筆のコツやその原動力に迫ります