バンコクから車で1時間半の水上マーケットで有名なアンパワー。バンコクから近いだけに日帰りがメジャーですが、日帰りでは勿体無いほどアクティビティが盛り沢山な上に、水上マーケットの周辺の雰囲気が古き良き時代のノスタルジーな雰囲気で、宿泊してゆっくりしたいお勧めの場所です。
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アンパワーへ行き方
タクシーや車をチャーターして行くことも出来ますが、ロットゥーという13人〜14人程度が乗車できるミニバスで行くのが一般的です。
アンパワー水上マーケットまでの所要時間は約1時間30分から2時間程です。
アンパワー行きのロットゥーが出ているバス停は、以下の3ヶ所。
⚫︎エカマイバスターミナル(東バスターミナル)
⚫︎チャトゥチャック ミニバスステーション
⚫︎旧南バスターミナル
エカマイバスターミナルはBTSのエカマイ駅と隣接しているので、1番便利かもしれません。
- エカマイバスターミナル(東バスターミナル)
- バンコク / 駅・空港・ターミナル
- 住所:928 Sukhumvit Road, Phra Khanong, Khlong Toei, Bangkok 10110 Thai地図で見る
- チャトゥチャック ミニバスステーション
- バンコク / 駅・空港・ターミナル
- 住所:212 Chatuchak, Bangkok 10900 Thai地図で見る
アンパワーのお勧めホテル : Baanrak Amphawa (バーンラックアンパワー)
アンパワーでの宿泊は運河沿いが断然お勧め!今も尚、運河を日常生活に取り入れて、古き良き時代からの伝統的なタイのローカル感を体験出来ます。
ダイニング、運河沿いテラス
このホテルの素晴らしいところのひとつは、運河沿いのまったり出来るテラスがあるところ。アンパワーの雰囲気を独り占め出来るような、そんな贅沢な気分になってしまいます。
ダイニングから続く運河沿いのテラスには、インテリアもアンティークをセンス良く取り入れていて、古き良き時代のタイに思いを馳せてしまいます。
運河からの風が心地良く、行き交うボートを眺めながら、まったりと過ごせてしまうのです。
お部屋
宿泊棟はメインの建物の離れにあり、こちらもレトロ感満載。お部屋へのアプローもタイムスリップしてしまったような、懐かしさを感じます。
お部屋もレトロな雰囲気です。至ってシンプルではありますが、運河沿いの公共エリアの居心地が良過ぎて、お部屋は寝るだけでになりそう。
朝食
こちらのホテルは朝食も素晴らしいです。とても小規模なホテルですが、こちらの朝食でタイの定番タイ料理を、全て制覇出来ると言っても過言でないくらいの品数です。
朝食の定番のタイのお粥のジョークからグリーンカレー、パッタイ、ガパオライスまで。そして盛り付けも可愛らしい。小規模ホテルならでのおもてなしです。
そしてタイの昔からの一般的なおやつも、こちらでは頂けてしまいます。上の写真はパイナップルのスライスに甘辛味噌を乗せたもの。
朝から素敵な雰囲気の中、細やかなおもてなしのタイらしい朝食を満喫出来ること間違いなしです。
こんな心のこもった朝食が付いて1泊5,000円程で宿泊出来ます。
- バーンラック アンパワー
- タイ / リゾートホテル
- 住所:351,Amphawa District, Samut Songkhram, Thai地図で見る
アクティビティ
水上マーケットがメインで訪れる人が多いと思いますが、アンパワーではローカル色が濃い水上マーケットを初め、他にも興味深いアクティビティ満載ですので、ご紹介します。
水上マーケット
ローカルに愛されているマーケットだから、観光客でいっぱいの有名な水上マーケットとは全く違った雰囲気です。
アンパワーの水上マーケットの営業日は金土日の週末の10:00〜21:30まで。
ご紹介したBaanrak Amphawa からも運河沿いに歩いてすぐです。
ボートで調理してもらったものを運河沿いで頂くスタイルや、屋台、レストラン、カフェなども沢山あります。
夕方から夜にかけてがお勧めの時間。夜の雰囲気もまた素敵です。
蛍鑑賞ボートツアー
アンパワー水上マーケットから少し運河を下った場所には天然の蛍が生息しています。蛍鑑賞ツアーも人気のひとつ。水上マーケットの中心部ではツアーの申し込みができるブースがあります。
Baanrak Amphawa にはツアーのボートがお迎えに来てくれます。しかもツアー料金は一般ツアーと同じ60バーツ(約250円)と嬉しい限り。申し込みもホテルですることが出来ます。
心地良い風を受けながら、約1時間のボートツアー。蛍も見れるのも嬉しいですが、夜のボートに乗って周辺の散策も楽しいのです。
運河上からの淡い光の街並みも格別です。盛りだくさんで、その上ローカルプライスのボートツアーはアンパワーではマストで行きたいツアーです。
宿泊すると帰りのバスの時間も気にせず楽しめます。
早朝の托鉢
仏教国タイの各地で早朝の托鉢が行われます。
アンパワーの運河では手漕ぎボートで僧侶が托鉢にやって来るという、珍しい光景を見ることが出来ます。
Baanrak Amphawa には直接僧侶が托鉢にやって来ます。お布施用の食品は、事前にオーダーすると用意してくれますので、それらを直接僧侶にお布施をすることが出来ます。
早朝の澄んだ空気の中の托鉢風景は、タイにいたら特別でなく日常の風景。僧侶が来る時間が近づいたら、運河に出る階段を掃除したりして、僧侶をお迎えする準備をしたりとか、住人の僧侶に対するリスペクトを実感します。
タイでは日常だけど、外国人からしたら非日常の特別な時間。タイの方々と僧侶をリスペクトしたくなる、そんな1日の始まりを体験出来ます。
ノスタルジックな雰囲気が満載
マーケットが終わった後や、早朝の運河沿いを散歩したり出来るのも、アンパワーに宿泊するからこそ出来る特典です。
木材造りの運河沿いの建物や駄菓子屋さんなど、遠い昔に見た事あるような風景で、懐かしい気分になるでしょう。
レストランやカフェも多く、どこも個性的でどこか懐かしいようなレトロ感とか、アンティークな備品を上手く街の雰囲気と調和させていて、歩いて見ているだけでも楽しくなります。
大都会のバンコクからほんの1時間半程で、古き良き時代のタイにタイムスリップしたような、そんな魅力のあるアンパワー。是非宿泊して楽しんで下さい。