日本人に人気の海外旅行先であるタイ。タイが大好きな人も、タイに行ってみたいという人にもおすすめなのが、美しい自然や海が手つかずで残されている、タイの秘境とも呼ばれる貴重な島「クラビ島」。切り立つ石灰岩の岩壁や熱帯のジャングルは、まさに絶景です。そんなクラビ島の絶景を一望できるのが、「ワットタムスア(タイガーケイブ寺院)」のビューポイント!断崖絶壁に作られた1,237段もの階段を登った先に待っている絶景は、登った人にしか味わえない達成感とともに美しい自然の壮大さを全身で感じさせてくれます。
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美しい自然や海が手つかずのまま残る、タイの秘境「クラビ島」
日本人にもお馴染みのプーケット島のすぐ東にある、クラビ島。切り立つ石灰岩の岩壁や熱帯のジャングルなど、美しい自然がその複雑な地形によって手つかずのまま残されている、まさに秘境の島なんです!
そんなクラビには、沖合に点在する島々を巡るアイランドホッピングをはじめ、ダイビングやシュノーケリング、カヌーなどのマリンスポーツに加えて、聖地として世界的に知られるロッククライミングなど、たくさんの楽しみ方があります。
とはいえ、ロッククライミングはもちろん、アイランドホッピングやマリンスポーツも1日もしくは最低でも半日ほどの時間が必要ですよね。それほど時間が取れないときや、個人でも気軽に観光がしたい!という人におすすめなのが「ワットタムスア(タイガーケイブ寺院)」です!
2時間あれば楽しめるクラビの観光スポット「ワットタムスア(タイガーケイブ寺院)」
クラビ空港からもほど近く、クラビタウンからであれば車やバイクで約20分の場所にある「ワットタムスア(タイガーケイブ寺院)」は、ツアーでも訪れることができるほか個人でも気軽に観光することのできるクラビの観光スポットです。
タイガーケイブ寺院と呼ばれるのは、昔トラが住んでいた洞窟を寺院にしたためであり、本堂は洞窟のなかにあるものの、敷地内には至るところにトラの銅像などが飾られています。また、本堂以外にもタイ式と中国式2種類の仏塔があります。
見どころは「1,237段の参道を登った先の絶景スポット」
この「ワットタムスア(タイガーケイブ寺院)」の見どころは何といっても、クラビを一望することのできる絶景ビューポイント!ただし、この絶景ビューポイントにたどり着くためには、ワットタムスアの裏山にある断崖絶壁に作られた1,237段ものコンクリート製の階段を登らなければなりません。
参道入り口にある「山頂までは1237段」という表示を見ただけでは、1,237段って短いのか長いのか、簡単なのかハードなのかなかなか想像できないですよね。先に伝えておくと、はっきりいってかなりハードです!でも、だからこそ登りきった先に感じられる達成感と眺められる絶景に「頑張って良かった」と思わせてくれるものがあるのです。
絶景へ繋がる参道での注意点
- 飲食物は野生のサルたちに見えないカバンのなかへ
- 道中および頂上にはお手洗いや売店はないので予め済ませておくこと
- コンクリート製の階段だから履き慣れた運動靴がベター◎
オイルパームのプランテーションを眺めながら進む道のりは、一般的に階段といって想像するものではなく、1段1段が狭いうえ、段差も本当に様々で段数以上に体力を使います。
そのため、注意点に挙げたように履き慣れた運動靴を履き、事前にお手洗いを済ませておくこと。そして、しっかりと水分補給できるように飲み物を準備したら、サルに見つからないようにカバンのなかに入れてからスタートしましょう!
登った先に待っている達成感とクラビならではの絶景
ようやくたどり着いた頂上から眺める切り立つ石灰岩の岩壁が重なり合って魅せる光景は、まさにクラビならではの絶景です。しかも、ここは単なる山頂ではなく寺院だからこそ、神々しい空気のもとフォトジェニックな光景が広がっています。
大きな仏像や神々しい仏像とともに眺めるクラビの絶景は、厳しい参道を登りきった人だけが出会えるご褒美なのです。
絶景とともに確かめてもらいたいもの
階段の登り口に記されている「1,237段」の文字。ただし、実際には「1,260段」という説も…。長く厳しい階段の所々には段数が記されている階段があり、それを見ながらときに励まされ、ときには打ちひしがれながら登っていくのです。
ところが、ようやく登りきった最後の階段を踏みしめたときに見える「1,260」という文字。1,237段を目標としてきたはずがなぜ…?と、最後の最後に驚かされるはずです。
ぜひ、登りきった人のみが出会える絶景とともに、本当の段数を実際に数えながら登って確かめてみてはいかがでしょうか。