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カノムブアン
米粉や小麦粉、卵、砂糖が入った生地を鉄板でパリパリに焼き上げ、そこにメレンゲのクリームをのせ、いろいろな具をトッピングした後軽く二つ折りにしたお菓子。パリパリの皮が美味しいです。
カノムブアンの具には黄色のヒモ状のものや、オレンジ色のそぼろ状のものがあります。黄色のものはフォイトーンといい、日本でいう鶏卵素麺で甘みが強いですが、オレンジ色のはエビとココナッツの塩味なので、好みが別れるかもしれません。他に白色やグリーン色の具もありますが、これらはココナッツや、ココナッツにパンダンリーフの色と味を加えたもので、特に強い味ではありません。
MBKセンターでは、カノムブアンの食べ比べも
下の写真はMBKセンター4階のお菓子売り場、なぜだかわかりませんが、カノムブアンを実演販売するブースが4つも5つも並んでいます。具やクリームがブース毎にちょっと違っているので、いろいろ食べ比べするのも楽しそうです。値段はどれも一個10バーツ(34円)。
- MBKセンター
- サイアム / ショッピングモール・デパート
- 住所:MBK Building, 444 Payathai Road, Pathumwan Bangkok 10330 Thailand地図で見る
- 電話:02-620-9000
- Web:http://www.mbk-center.co.th/en/home/index.php
タイデザートの王道!カオニャオ・マムアン
カオニャオ・マムアンは、スーパーやデパートの食品売り場、フードコートのデザートブース、レストランなど、けっこうどこでも見つけられる、タイを代表するデザートです。ココナッツミルクで炊いた餅米に、マンゴーが添えられています。
このもち米をはじめ、タイはココナッツミルクをデザートに使うことが多いのですが、スイーツと言っても、味は塩味が効いた甘さとでも言いますか、甘さだけでなく、しょっぱさが感じられるのが特徴です。日本でも甘みを際立たせるため、塩を使ったりすることがありますが、それとは比較にならないしょっぱさです。
甘じょっぱいもち米に抵抗感がある方もいるかもしれませんが、フレッシュなマンゴの酸味と甘み、その香りジューシーさと合わさると、マンゴの味を引き立てるというか、何とも美味しいデザートになります。
値段は売っているところによりかなり違いがあります。屋台だと50バーツ〜(168円)、レストランで食べると100バーツ(336円)以上することもあります。
とにかくカワイイ!ルークチュップ
インスタ映えNo.1。食べるのが惜しくなるほどカワイイこのお菓子、ココナッツ味の緑豆の餡を果物の形に整え、ゼラチンでコーティングしたお菓子です。ゼラチン部分はほとんど無味ですが、中の餡は、ほどよい甘さで、ほんのりとしたココナッツミルクの味、塩味が感じられタイらしい味になっています。
これも買う場所によっていろいろな値段があるので、一概には言えませんが、屋台だと10個で30バーツ(100円)ぐらい、高級スーパーで50バーツ(168円)ぐらいです。カオニャオ・マムアンほどメジャーなデザートでないせいか、空港などで売っているのを見たことがありませんが、デパートの食品売り場や、屋台でよく見かけます。
お土産に買って行って、みんなに配りたいところですが、手作りで保存料などが入っていないものがほどんどなので、日持ちはあまりしないと思います。タイ人に聞いたところ、冷蔵庫に入れておけば2〜3日は大丈夫だとのことですが、その辺は自己責任でお願いします。
タイへ行ったら、タイスイーツを食べよう
今回ご紹介したスイーツのほとんどにココナッツミルクが使われているため、ココナッツミルクの味が苦手な方には参考にならないかもしれません。
しかし、タイのデザートはこれだけではありません!新鮮なフルーツや、ココナッツミルクが使われていない中華系のスイーツもたくさんあります。また機会があったら、それらのスイーツもご紹介していきますね。
※記事内のバーツから円への換算は1バーツ=約34円で計算しています