イギリスには膨大な種類のビールがあります。価格帯は£1.50〜£3(約200〜450円)のものが多く、スーパー等で気軽に購入することができます。今回は、お土産にぴったりのビールをご紹介します。
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【1】LONDON PRIDE(ロンドン プライド)
ロンドンのブルワリー:Fuller's Brewery(フーラーズ ブルワリー)のビールです。ビターなキャラメルの香りとクリスピーなビスケットのようなフレイバーが特徴的で、ビール好きなら一度は試してみたい1本でしょう。名前に「London」とはいっており、ザ・イギリス土産なところもお勧め理由の一つです。
Fuller'sの直営パブのほとんどにドラフトビールがあり、中にはCask(樽)から注がれるものもあります。ぜひ購入前にパブでテイスティングしてみてください。
【2】LONDON PALE ALE(ロンドン ペール エール) / ANYTIME IPA(エニータイム アイピーエー)
ロンドンのグリニッジのブルワリー:Meantime Brewery(ミーンタイム ブルワリー)のビールです。強い苦味と少しの酸味が絶妙なバランスのLONDON PALE ALEと、トロピカルで爽やかな味わいのANYTIME IPAは、日本のビールとの違いをはっきりと感じさせられるビールです。
- 写真:liberi travel左:ANYTIME IPA 右:LONDON PALE ALE 各330ml 各£1.50〜2.50(約200〜350円)
- 写真:liberi travel左:LONDON IPA 右:CHOCOLATE PORTER 各330ml 各£1.90〜2.50(約270〜350円)
ラガービールや、チョコレートフレイバーの黒ビールなど、他の種類もありますので、飲み比べセットをお土産にするのも面白いかもしれません。
【3】CAMDEN HELLS LAGER(カムデン へレス ラガー) / CAMDEN PALE ALE(カムデン ペール エール)
ロンドンのカムデンのブルワリー:CAMDEN TOWN BREWERY(カムデンタウンブルワリー)のビールです。CAMDEN HELLS LAGERは、甘味のないドライでスッキリとした味のビールが好きな方に、CAMDEN PALE ALEはフルーティー且つ苦味もあるビールが好きな方にぴったりです。
- 写真:liberi travelCAMDEN HELLS LAGER 660ml £2.50〜3.00(約350〜430円)
- 写真:liberi travelCAMDEN PALE ALE 330ml £1.50〜2.50(約200〜350円)
日本のビールに近いものをお土産に購入したい方には、CAMDEN HELLSがおすすめです。
【4】PUNK IPA(パンク アイピーエー)
スコットランドのブルワリー:BrewDog(ブルードッグ)のビールです。日本でも人気が高まってきているIPAビールで、グレープフルーツのような甘酸っぱさの中にホップの苦みを感じることができる1本です。
こちらは、Brew Dog直営のバブ以外にも、街中の比較的多くのパブでドラフトビールを飲むことができます。ぜひ購入前にテイスティングしてみてください。
また、他のテイストのIPAビールやノンアルコールビール、グルテンフリービールなど、こちらも種類はたくさんありますので、飲み比べてお気に入りを見つけてみてください。
【5】INNIS & GUNN THE ORIGINAL(イニス アンド ガン ザ オリジナル)
こちらもスコットランドのブルワリー:INNIS & GUNN BREWING(イニス アンド ガンブルーイング)のビールです。バーボンの樽で熟成されており、キャラメルのような香ばしい甘みが特徴的です。
こちらのブルワリーからもラガービールが販売されています。日本のビールに近いものを購入したい方はぜひトライしてみてください。
梱包について
お土産として持ち帰る際、飛行機内への持ち込みはできないため、預け荷物に入れることになります。破損しないように緩衝材(郵便局やラッピンググッズを売っているお店で入手できます)や布類で包み、万が一割れてしまった場合に備えて、袋や大きめのタッパー等にいれて密閉しておくと良いでしょう。
※酒類の免税範囲については税関のHPにてご確認ください
缶ビール vs 瓶ビール
缶ビールにするか瓶ビールにするか、お土産にビールを買う際に迷われる方が多くいらっしゃると思います。筆者はどちらも預け荷物に入れて持ち帰ったことがあり、どちらも破損したことはありません(上記のように梱包しました)。ただ、知人に聞いたりインターネットで調べてみたりすると、缶ビールは破損したことがあるという話を耳にすることがあります。ご紹介したビールはほとんどどれも瓶ビールの取り扱いがありますので、重量は増しますが、瓶ビールの方が安心かもしれません。
この記事を書いたトラベルライターから一言
イギリスに住み始めてすぐの頃、スーパーで売られているビールの種類の多さに感動したことを今でも覚えています。ベーシックで飲みやすいもの、パッケージが可愛いもの、日本にはないテイストのもの、「こんなのありなの!?」と驚くほどパンチの効いたもの等...今回ご紹介したものは比較的万人ウケするものですので、ぜひトライしてみてください!(yosiasu)