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アフタヌーンティーやパブ文化も楽しみたい

イギリス北部の魅力が溢れる港町、ウィットビーで訪れたいスポット5選

取材・写真・文:

千葉在住

2017年7月11日更新

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おまけ

  • 港へと下る道

ウィットビーがもっと面白くなる、街の歴史や背景をちょっとだけご紹介します。

今も街を見守り続ける、ウィットビー修道院と聖メアリ教会

  • 街からアビィ方向を見上げる

港町から観光地へと発展を続けた街ウィットビー。高台に佇む聖メアリ教会とウィットビー修道院は、いつもウィットビーを見守ってきました。しかし、歴史を振り返るとその道は平坦なものではありませんでした。

ヴァイキング襲来による略奪、ヘンリー8世による修道院の解体、そして第一次世界大戦中の1914年、ドイツ軍の戦艦から攻撃を受け、修道院の姿は変わり果ててしまいます。そして、雨風などの浸食が廃墟と化した建物にさらに追い討ちをかけます。

  • ウィットビー・アビィ

しかしながら、廃墟となっても立ち続けた修道院は、その後も北海を行き来する船にとって重要な目印の役割を果たしてきました。現在、ウィットビー修道院はイギリス重要建造物に指定され、保護団体の保護と管理のもとで一般に公開されています。

文学や歴史的人物とのゆかりを持つ、ウィットビー

ウィットビーは、17世紀に活躍した海洋探検家でクック船長の呼び名でも知られるジェームズ・クックが航海術を学んだ地でもあります。

  • キャプテンクックの愛称で知られる、ジェームス・クック

また、冒頭で触れた通り、1897年に出版された怪奇小説『吸血鬼ドラキュラ』の著者として有名な小説家ブラム・ストーカーは、1890年に訪れたウィットビーの聖メアリ教会やその脇に立つ廃墟の修道院で、自身の作品に繋がる発想を得たといわれています。

  • 聖メアリ教会の入り口に並ぶ墓石、そして廃墟の修道院・・どんより曇る日暗い日には、思わずドラキュラ伯爵の姿を探してしまうかも。

アクセス

電車

  • Middlesbrough経由で、Ask Valley Railwayに乗り継ぎ、Whitby駅へ
  • Pickering 経由で、North Yorkshire Moors Railwayのディーゼル機関車で、Whitby駅へ

バス

  • Middlesbrough, Scarboroughから乗る場合は、 Arriva Buses 5, 5A, X5 or 93, X93番でWhitbyへ
  • Leeds, Malton経由でYorkから乗る場合は、Yorkshire Coastliner Buses 840番で、Whitbyへ。
ウィットビー
イギリス / 町・ストリート
住所:ウィットビー イギリス地図で見る
Web:https://www.visitwhitby.com

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この記事を書いたトラベルライター

何でも見たい知りたい食べたい、そして伝えたい!
東京生まれ、東京育ち、なのにイギリスと縁がある、関東在住のトラベルライターです。動物好きが高じて英語を習得し、イギリスを訪れるようになりました。今では旅行人と地元人の両方の視点で情報を集めています。一方で、下町情緒あふれる門前仲町、新旧の文化が入り混じる麻布など、近場を日帰りで散策するのも好きです。最近になり運転免許を取得してからは、六甲山や那須塩原など散策の範囲が大きく広がりました。^ ^ 新しいこと、美味しいもの、楽しいこと、、何でも知りたい、そして伝えたい!旅の計画から週末の予定まで、役立つ情報を発信していきます。

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