浅草にある老舗とろろ懐石料理店の「浅草むぎとろ」。夜のメニューは1万円前後〜と少々値が張るのに対し、平日昼限定のむぎとろバイキングは、1,000円ぽっきりで心いくまでむぎとろをいただくことができます。今回はそんなお得なバイキングについて紹介します。
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「浅草むぎとろ」とは?
「浅草むぎとろ」は、昭和4年創業の老舗懐石料理店です。都営地下鉄浅草線「浅草駅」のA3出口から徒歩1分、浅草寺の雷門から徒歩5分のところにあります。テレビでも度々紹介されており、インターネット上でも評価が高い名店です。
今回ご紹介するむぎとろバイキングは、平日昼限定のランチメニューとなっており、「むぎとろ」という、すりおろしたとろろ汁を麦飯にかけて食べる料理を心いくまで堪能することができます。
このむぎとろバイキングに限り、予約不可となっています。平日昼の営業時間は11:00~16:00(ラストオーダーは15:00)ですが、開店時間の11:00に行っても行列ができていることが度々ありますので、長時間待ちたくない方は、開店時間より少し早めに行かれることをお勧めします。
大人気「むぎとろバイキング」
バイキングのメニューはシンプルで、麦飯・とろろ・おかず2種・香の物・お味噌汁です。バイキングにしては種類が少ないと感じる方もいらっしゃるかと思いますが、満腹になるまでむぎとろを食べれば良いので、問題ありません!
自分の好きなだけ取ることができるので、あたたかい麦飯にまったりしたとろろを、好きなだけ盛りつけることができます。
おかず2種は日替わりのようです。筆者が訪れた日は、烏賊と野菜の煮物・卵焼きの2種類でした。
全種類を盛り付けると、理想の定食のような昼食の完成です。とろろは出汁がきいており、優しく繊細な味付けです。麦飯はふっくらと炊き上げられており、一粒一粒がしっかりしています。お好みで青のりや醤油をかけていただきます。
一杯でお腹いっぱいになってしまうのではないかと心配していましたが、さらりとした口当たりで食べやすく、何杯でも食べられてしまいます。煮物・卵焼き・香の物・お味噌汁も同じく優しい味付けで、むぎとろにとってもよく合います。
お土産コーナー
店内では、とろろを使ったスイーツや、冷凍のとろろやむぎごはんが販売されています。オンラインショップもありますので、万が一お土産を買い忘れてしまった時や、またむぎとろが食べたくなった時には、そちらを利用できて安心です。
とろろを使ったどら焼きの「とろどら」は、とろろの柔らかさが活かされており、もっちりとした食感とやさしい甘さが特徴です。他にはかりんとうやおかき等があり、店頭で試食することが可能です。
冷凍のとろろやむぎごはんを購入すれば、自宅に帰ってからも「浅草むぎとろ」の味を楽しむことができます。