東北へ旅行する際に、仙台を拠点にする方も多いのではないでしょうか?そんな皆さまに、在住者の筆者が福島へのモデルコースをご紹介します。福島県へ足を延ばしてみると、会津方面は見どころがいっぱい!日帰りモデルコースは、効率的かつ時間がなくてもたっぷり満喫できる充実度満点のプランです。
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8:00 仙台出発
旅の始まりは仙台駅から。会津方面へ行くなら電車もいいけど、日帰りでいろいろ見て回るなら、車で行くのが一番効率よく回れます。駅周辺にはレンタカー会社もたくさんあるので、お好みのプランで借りましょう。
10:30 五色沼散策
最初の目的地は五色沼。こちらでは複数の沼地を巡り歩くハイキングコースが整備されています。片道1時間~1時間半ほどのコースで、急勾配はないので初心者でも気軽に散策できます。
エメラルドグリーン、コバルトブルーなど気候や陽の光によって一つ一つ異なる色をした沼を見ながら、たくさんの自然を感じてみてください。季節によって新緑や紅葉が楽しめて四季折々の魅力を持っているので、何度も行ってみたいと思えるハイキングスポットです。
ハイキングのスタートには「五色沼入り口」と「裏磐梯高原駅」の2つがあり、どちらにも売店と駐車場があります。往復するには結構大変なので、駐車場に車を止めて片道ハイキングを楽しみ、帰りはバスで駐車場に戻ってくるのがオススメ。五色沼入り口側にはビジターセンターや湖でボートが漕げる場所も整備されています。
- 五色沼
- 福島 / 自然・景勝地 / 観光名所 / 紅葉 / パワースポット / インスタ映え / ツーリング
- 住所:福島県北塩原村五色沼地図で見る
- Web:https://www.urabandai-inf.com/?page_id=141
- 五色沼自然探勝路
- 福島 / 子供が喜ぶ / ハイキング
- 住所:福島県耶麻郡北塩原村大字桧原 五色沼自然探勝路地図で見る
- Web:http://www.urabandai-vc.jp/?page_id=24168
12:00 移動:喜多方方面へ
ハイキングもしてそろそろお腹が減ってきました。札幌ラーメン、博多ラーメンと並んで日本三大ラーメンの一つに数えられている喜多方ラーメンの本場、喜多方市は隣町です。早速、喜多方方面へと向かいます。時間がある方は少し遠回りして磐梯山ゴールドラインを通り、自然豊かな道のドライブと楽しみながら喜多方に向かうのもおすすめです。
- 磐梯山ゴールドライン
- 福島 / 自然・景勝地 / 紅葉 / 観光道路ゴールドライン
- 住所:福島県耶麻郡北塩原村檜原湯平山地図で見る
- Web:https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/41350a/goldli...
13:00 昼食
今では合併し大きくなりましたが、2006年旧喜多方市は人口37,000人あまりに対し120軒ほどのラーメン店があり、対人口比の店舗数では日本一を誇っていました。それほど喜多方ラーメンは地元に根付いたソウルフードなのです。
スープは醤油味の透明な豚骨スープが基本で、独特なちぢれ麵と柔らかい食感が、なんとも懐かしい味わいです。ほとんどのお店が昔ながらの佇まいで、食堂のおばちゃんも、使われている食器類も昔懐かしさが漂い、愛おしさを感じるほっこりできる場所でもあります。
坂内食堂が一番有名でいつもかなりの行列ができています。しかし、他のお店もおすすめです。多少は並びますが、まこと食堂や阿部食堂もほっこりする味わいが楽しめるので、おすすめします。
- 坂内食堂 本店
- 福島 / ラーメン / ご当地グルメ・名物料理 / 喜多方ラーメン / ツーリング
- 住所:福島県喜多方市字細田7230番地地図で見る
- 電話:0241-22-0351
- Web:http://shop.bannaisyokudou.jp/
14:30 移動:大内宿方面へ
やさしい味わいと雰囲気に包まれたら、また次の目的地へと向かいます。今回は会津の市内観光は車の中からだけ楽しんでスキップし、また今度の機会に取っておきます。次の目的地は、昔の宿場町が今もなお残っている大内宿へと車を南へ走らせます。
15:30 大内宿散策
大内宿は、江戸時代に会津若松市と日光今市を結ぶ重要な道の宿場町として栄えました。今もその当時の面影を残す茅葺屋根の民家が街道沿いに建ち並び、国の重要伝統的建造物郡保存地区に指定されています。年間を通して100万人以上の観光客が足を運ぶ人気の観光地で、まるでその時代にタイムスリップしたかのような場所です。
箸の代わりに曲がりネギでいただく高遠そば(ねぎそば)や、栃の実ともち米を合わせて作られた栃餅などが大内宿の名物。甘味処やかわいい民芸品に立ち寄ってみてください。まるで映画のセットのような場所でいただく名物は格別です。
- 大内宿
- 福島 / 町・ストリート / 観光名所 / 紅葉 / インスタ映え / 重要伝統的建造物群保存地区 / ツーリング
- 住所:福島県南会津郡下郷町大内地図で見る
- 電話:0241-68-2657(大内宿町並み展示館)
- Web:http://ouchi-juku.com/
17:00 湯野上温泉駅に立ち寄り
日本でも珍しい茅葺屋根の駅舎が特徴の「湯野上温泉駅」は、大内宿の玄関口として風情ある景観が撮影スポットとしても人気で、「東北の駅百選」に選定されています。春にはホーム沿いの桜並木が一斉に咲き誇り、茅葺の駅舎と合わせて素敵な瞬間を目にすることができます。
駅舎には囲炉裏があり風情が漂います。また、無料の足湯も設置されているので、ホームに入ってくる電車を眺めながらのんびり旅の最後の時間を味わいましょう。
17:30 南会津出発、帰路へ
ここから仙台へと帰路につきます。直行しても2時間半~3時間程度のドライブです。こまめに道の駅やパーキングによって休憩しつつ、ご当地グルメやお土産を買って旅を振り返りましょう。
ゆっくりするなら一泊がオススメ
今回のモデルコース、日帰りでぐるりと巡るスピードプランです。かなり距離がありますので、時間があるならば一泊するのがおススメです。そうすることで喜多方市内や会津若松市内の観光ができたり、五色沼や猪苗代湖周辺の美術館などの観光も可能になり、ぐっと楽しめる幅が広がります。
五色沼や猪苗代湖付近には素敵なホテルやロッジ、キャンプを楽しめる宿泊施設もありますし、大内宿では昔の宿場町に泊まることもできたり、猫駅長のいる芦ノ牧温泉に泊まることも可能です。こちらを参考にお好みに合わせてプランを考えてみてください。
- 猪苗代湖
- 福島 / 自然・景勝地 / 観光名所 / パワースポット / 白鳥飛来地 / ツーリング
- 住所:猪苗代湖地図で見る
- Web:http://www.bandaisan.or.jp/
- 芦ノ牧温泉
- 福島 / 温泉地 / 女子旅
- 住所:福島県会津若松市大戸町芦牧地図で見る
- 電話:0242-92-2336(芦ノ牧温泉観光協会)
- Web:http://www.aizu-ashinomaki.jp/