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石垣市・石垣島観光
美しい青い海を擁する八重山諸島の中心となる島

【石垣島】川平湾でシュノーケリング! Diving School 海講座

取材・写真・文:

兵庫在住
訪問エリア:44都道府県

2021年5月21日更新

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いざ!シュノーケリングツアーへ!

川平湾岸での遊泳は禁止されているのは冒頭でもご紹介した通り。なので、まずはボートで沖まで出ます。ボート乗り場まではスタッフさんが車で連れて行ってくれます。

車を降りて、こんな森のような小道を抜けると…

素晴らしい光景が目の前に広がります!

波止場はなく、浅瀬に停めてあるボートまで、バシャバシャと海の中を歩いて入き、ボートに乗り込みます。

小さなお子様は、ウェットスーツを着ていると、体重が軽くて浮いてしまうので、パパやママが抱っこして手助けしてあげてくださいね。

浅い海も深い海もとってもクリア!

浅瀬のエメラルドグリーンも素晴らしいですが、少し沖に出て深いグリーンになっても、まだ底が見える!とても澄んだ海なんだな、と実感すると思います。

また、上の写真で「エメラルドグリーン」と「深いグリーン」の色の境目がはっきり しているのがわかるでしょうか?この「海の道」について、この日、船のキャプテンをしてくれたオーナーが話してくださいました。

川平湾には「小島」と書いて「くじま」と呼ぶ、川平湾を塞ぐような場所に島があるのですが、石垣島との間には、一筋の深い海の “道” のようなものがあり、そこを通って沖に出て行くんだとか。島周辺の浅い海から一気に深くなる “道” で、「自然が作り上げた道デスヨ」と。

ちなみに、オーナーさんはマレーシア出身ですが、日本語はペラペラ。もう石垣島に住んで9年だそうです。石垣島、川平湾について、聞けば何でも教えてくれます。

いざ海の中へ!

先にスタッフさんが海の中へ入り、魚がたくさんいそうなポイントを探して、そこに船を停泊させます。やはり魚たちも、いつもいる場所は決まっているわけではないのですね。

停泊しているので、梯子を使ってゆっくり海に入れます。入った途端、海の中で壮大な光景が見られます!サンゴが一面に広がり、色とりどりの魚たちがたくさん!

ちゃんとインストラクターさんが誘導してくれ、「ここに青い魚がいっぱいいるよ」とか「この魚の群れはグルクン」など、見つけては色々教えてくれます。

また小さなお子様には、子供がつかみやすい浮き輪を持たせてくれます。浮き輪には紐がついていて、インストラクターさんがその紐を持ちながら引っ張ってくれるので、親も傍に付いて安心して泳げます。

海ガメが見られたらラッキー!

大自然の中なので、いつどこで、何に出会えるのがわからないのも醍醐味!スタッフさんは「ウミガメが見られたらラッキーネ。」と言っていたのですが、筆者は3匹ほど出会えました。

ゆうゆうと泳いでいるウミガメと一緒に泳げるのも、シュノーケリングの醍醐味ですね。こちらも、ゆうゆうとした気持ちになります。

「於茂登岳 おもとだけ」の神秘的な姿

川平湾の海の中はもちろん素晴らしいのですが、シュノーケリング前後にボートの上から眺められる石垣島も、ぜひ一望ください。

なんとも神秘的な山…これが、冒頭に紹介した、石垣島で一番高い「於茂登岳 おもとだけ」です。地元では「ウムトゥダギ」と呼ぶそうです。「ウムトゥ」とは古くから “島の大本” という意味もあり、地元の人にとっては神聖な山なのですね。

カフェもオープン!

【海講座】では、お店や母屋の周りにある広々とした空間を利用した カフェ もOPENしたそうです。不定休で、筆者が行った日はやっていませんでしたが、もし行かれる場合はお店に電話して聞いてみてくださいネ。

スケジュールや費用について

今回、筆者が参加したのは、“5歳児連れなので無理はしない” ということで、【半日シュノーケリング 1人5,400円】 にしました。子供料金はなく、大人と同額です。

午前の部と午後の部とあり、サイズ合わせや着替え、シャワーなども含めて約3時間。でも泳ぐ時間はたっぷりあります。

また、【1日シュノーケリング 1人8,640円】もあり、こちらのコースではランチ付き。しかも、南寄りの風が吹く夏〜秋は マンタ が見られる “マンタポイント”にも連れて行ってくれるそうです。(冬は北寄りの風で波やうねりが強いので危険とのこと)

石垣島に現れるマンタはただの通りすがりではなく、餌を食べるべく、同じ場所をぐるぐると廻遊しているから遭遇率も高いとか。

最後に・・・

「シュノーケリングは初めてだから怖いなぁ」という初心者の方こそ体験していただきたいのがシュノーケリング。【海講座】さんが貸し出してくれるウェットスーツを着ていると、勝手に体が浮くので、泳ぐのが苦手な方も安心です。

また、オーナーや女将の明るいおもてなしに、きっとほっこりした気持ちになるはず。「ツアーは終わりましたー!はい、さようなら〜!」なんて感じではなく、泳ぎ終わった後も「ゆっくりしていってね〜」という、なんともゆったりした感じ…これが島時間というものなのでしょうか。

ついつい長居したくなってしまい、「石垣島では人との触れ合いも楽しいなぁ」「また来たいなぁ」と、きっと思えます。そんなひと時を、ぜひ楽しんでくださいね。

Diving School 海講座
石垣市・石垣島 / 体験・アクティビティ / ダイビング / シュノーケリング / マリンスポーツ
住所:〒907-0453 沖縄県 石垣市川平1287-97地図で見る
Web:https://umicoza.com/ja/
川平湾
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この記事を書いたトラベルライター

じっとしているのは耐えられない旅行好き&飲兵衛です
日本在住ですがアメリカで生活したこともあり、その時にすっかりアメリカ大陸の自然に魅了されました。それ以来、帰国しても日本の自然の素晴らしい場所をあちこち旅行するのが好きです。1児の母でもありますので、“子連れで行くとどんな旅になる?!”という視点も織り交ぜていろんな場所をご紹介できればと思っています。
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