国の天然記念物にも指定されている「宮良川のヒルギ林」をカヤックで冒険してみませんか？！立派なマングローブのトンネルをくぐったり、いろんな生き物観察、沼地散策も楽しめます。少人数で引率してくれる【やまんぐぅ〜】が提供するツアーを元に、初心者も安心なマングローブカヤックの楽しみ方をご紹介します！
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カヤックで行くマングローブの【宮良川のヒルギ林】とは？
「マングローブ」と言うと、「マングローブという名前の木」と思われがちですが、実は木の名前ではありません。「マングローブ」とは、熱帯〜亜熱帯エリアで、海水と淡水が混ざる河口や湿地帯に生息する ’’森林全体’’ のことを指します。
だから、一言で「マングローブ」と言っても、そこにある木の種類はいろいろ！国によっても違います。石垣島では主に3種類が生息しており、メヒルギ、オヒルギ、ヤエヤマヒルギ という 「ヒルギ科」 です。
国の天然記念物にも指定されている【宮良川のヒルギ林】
石垣島で一番大きな川が「宮良川」。その宮良川が海へ流れ出る河口は、メヒルギ、オヒルギ、ヤエヤマヒルギ が連なったヒルギの大群落があります。
他にも沖縄や鹿児島ではマングローブが自生している場所はありますが、ここまで広大なエリアにヒルギが自生しているのはとても珍しいため、【宮良川のヒルギ林】として、国の天然記念物に指定されています。
そんな【宮良川のヒルギ林】、散策はもちろんできますが、せっかくなら石垣島で人気のツアーの1つ「マングローブカヤック」で、宮良川からヒルギ林を眺めてみませんか？！特異なこのエリアに住む生き物にも、川からなら色々見ることができますヨ♪
「マングローブカヤック」は初心者や小さなお子様も安心！
カヤック とはカヌーの一種で、左右にブレード（水掻き）が付いたパドル（櫂）で漕いで進みます。石垣島では2人乗りができるカヤックが主流です。
また、宮良川のマングローブカヤックは 穏やかな水流エリア にしか行かないので、カヤックが初めてな方に優しく、小さなお子様はパパやママと一緒に乗ることもできるので、ファミリーにも人気のアクティビティです。
マングローブカヤックを行なっているお店はたくさんありますが、今回は少人数でツアーを行なっている筆者オススメの【やまんぐぅ〜】のツアーをもとに、マングローブカヤックの流れやお楽しみポイントなどをご紹介します。
“石垣島の自然で遊ぶ” がコンセプトの【marine house やまんぐぅ〜】
【やまんぐぅ～】とは八重山諸島の方言で、「わんぱく」「やんちゃ」という意味なんだそう。子供はもちろん、大人も、やまんぐぅ〜 になって大自然の中で遊べるようなツアーを色々催行しています。また、2019年で13年目を迎えるなど、長くツアーを続けて来た実績もあるので安心です。
少人数制なのでスタッフとお客様との距離が近い♪
【やまんぐぅ～】は、ツアー会社…というより、気さくなご夫婦でやっている、とてもアットホームなお店です。なので、ツアー自体も少人数！
大人数だと、「あまり見てもらえなかった」「ガイドさんから離れていて何を言ってるのか聞こえなかった」というようなことが多々ありますが、お子様を含めて1ツアー10名までなので、サービスも行き届いています。
また、お店のある場所も、とってもまった〜り。空港に近いので、時おり飛行機の音がすごいのですが、“島時間” が流れているような雰囲気です。
お庭も広く、この先に宮良川が流れています。
オープンテラスでカヤックに乗る準備
受付や準備などは、こちらのテラスで行います。着替えなども、ここでできますヨ。着替えやタオルは持参し、テラスに置かせてもらいましょう。
服装や持ち物について
カヤックに乗る際は、ひざ下くらいまで川に入る事になりますし、パドルを動かすたびに川の水がカヤックに入ってくるので、短パン＆濡れても良い服装がベストです。筆者は短パン、5歳児の息子は水着を着せました。
また、カバンや貴重品はカヤックには乗せません。もし転覆などしたら、カバンの中身は全て川の中へ…沼地で濁っているので、一度川に落ちたものは探すことは困難です。
マリンシューズ、帽子は借りられます
マリンシューズは借りることができます！カヤックに乗るだけではなく沼地散策もあるので、マリンシューズが借りれるのはとてもありがたいです。
天気が良い日はよく日に焼けます。ツバの大きい帽子も借りられるので、もし持参してこなかった方は帽子も借りてくださいね。
スマホ用の防水ケース
お店から、このようなスマホ用の防水ケースを無料で借りることもできます！カバンは持ち込めなくとも、やっぱり良い写真を撮るべく、自分のスマホは持ち歩きたい…そんな方に嬉しいサービスですね♪
自分が撮った写真などをInstagramなどでUPするのもWelcome！インストラクターさんもいろんな写真を撮ってくれます。
こういう写真は、大概の場合有料なのですが、【やまんぐぅ〜】では、無料で写真もメールで送ってくださいます。本当にサービス精神旺盛！とてもありがたいです。
水分補給は大事！「さんぴん茶」
カヤックは、案外、暑い日差しに晒されますし、自分で漕いで行くので体力は使うので、ペットボトルなどの水分が必須。【やまんぐぅ〜】では、一人につき1本のお茶もサービスでいただけるのも嬉しいです。
重要！パドリングの練習
服装などの準備が整ったら、カヤックに乗る前に、パドルの動かし方 = パドリングを、インストラクターさんが教えてくれます。
実際に川へ出て、体感でパドリングを覚えるのが一番ですが、やっぱり初めての方はちゃんと事前にお話を聞きましょう。小さなお子様にもわかりやすく説明してくれますし、子供用の短いパドルもあります。
