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「えきねっとトクだ値」、「お先にトクだ値」の申し込みについて
特に繁忙期は早めの申し込みがおすすめ!
はじめにお伝えしたように、通常指定席のきっぷの発売開始日は乗車日の1ヵ月前であるのに対し、えきねっと「JR券申込サービス」では、さらにその1週間前から事前受付という形で申し込みをすることができます。「えきねっとトクだ値」、「お先にトクだ値」の申し込みについても同様です。
例えば4/28に山形新幹線に乗車希望の場合、通常は1ヵ月前の3/28が指定席発売開始日となりますが、えきねっとからの申し込みだと、その1週間前の3/21から事前受付に申し込むことができるのです。ただし、この時点ではまだきっぷは予約されているわけではなく、実際に手配されるのは3/28となります。そのため、確実に座席を確保できるという保証があるわけではありません。ただ、ゴールデンウィークなどの予約が集中する時期に、希望するきっぷをお得に手に入れたいということであれば、できる限り早く行動するのがよいでしょう。
実際に申し込んでみて
あくまでも参考程度になりますが、筆者は2017年の年末に大宮から新庄までの山形新幹線のきっぷを予約しました。できるだけお得に確実にきっぷをとるため、乗車日のきっちり1ヵ月と1週間前に事前受付で申し込んだところ、運よく第1希望だった「お先にトクだ値」の「トクだ値30(30%OFF)」の列車のきっぷをとることができました。(第3希望まで出すことが可能。)
以下、この時期の料金と「トクだ値30」の料金の比較です。
大人1人 ¥12,460/子ども1人 ¥6,230
家族4人の場合、¥37,380
大人1人 ¥8,710/子ども1人 ¥4,340
家族4人の場合、¥26,100
ふたつの料金の差額は¥11,280となります。これは片道料金の金額なので、往復どちらも予約することができればかなり大きな差になるといえるでしょう。
場合によっては残念ながら希望通りのきっぷが取れない場合もあるでしょうし、列車によって割引率自体にばらつきがあることも確かです。最新情報についてはこちらをご覧ください。
「トクだ値」のきっぷの受け取りについて注意したい点
【1】事前にきっぷを受け取る駅の確認を!
「トクだ値」で申し込んだきっぷは、乗車前に受け取る必要があります。受け取ることができるのは、JR東日本の駅・JR北海道の駅・JR西日本北陸エリアの一部駅となるため、自分がきっぷを受け取れる駅があるかを事前に確認しましょう。
【2】きっぷの受け取りは余裕をもって
きっぷは駅の「みどりの窓口」や「びゅうプラザ」で受け取ることができますが、時間帯によってはとても混み合います。乗車直前は避け、事前に余裕をもって受け取るようにしましょう。指定席券売機があれば、そちらの方がスムーズに受け取ることができますよ。
【3】きっぷを受け取れるのは本人のみ
きっぷは申し込んだ本人だけが受け取れます。その際、クレジットカードと予約番号をお忘れなく!
まとめ
旅行の計画を立てるのはとても楽しいものですよね。でもきっぷの手配となるとつい先延ばしにしがちです。きっぷの予約は少し面倒に感じるのも確かですが、いったん押さえてしまえばあとは安心です。また早めに行動した方が、よりお得なきっぷを手に入れられる可能性も高くなります。気持ちとお財布に余裕をもって旅行を楽しんでみてはいかがでしょうか?