【香川】アートな島に宿泊！直島・豊島で泊まりたい宿「つつじ荘」&「たかまつ屋」

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• 直島とは？
• 直島のおすすめ宿：直島 ふるさと海の家 つつじ荘
• 豊島とは？
• 豊島のおすすめ宿：古宿たかまつ屋
• アートな島に泊まろう！

直島とは？

香川県に属する瀬戸内の島の1つですが、位置としては岡山県宇野港からフェリーで約15分のことろにある、人口約3,000人の小さな島です。世界的に人気の日本人アーティスト草間弥生や建築家の安藤忠雄の作品で、一気に人気の観光地となりました。

• 写真：dory宿近くの浜辺から見えた夕日

当初はベネッセコーポレーションが島内各地で行ってきたアート活動。それが古民家や路地など美術館内部に納まらない規模になっていきます。2004年にモネの作品などを展示する地中美術館ができ、2010年には直島をメインとする瀬戸内の島々で3年に1度開催する瀬戸内国際芸術祭が開催。この芸術祭を期に、さらに爆発的な人気を博しています。

直島のおすすめ宿：直島 ふるさと海の家 つつじ荘

つつじ荘は3タイプの異なった宿泊施設を持つゲストハウスです。その中でも一番の人気は、気軽にキャンプ気分が楽しめるモンゴルのテント・パオ。日本にいながら忠実に再現されたパオに宿泊することが出来るのです！

• 写真：dory敷地内に立ち並ぶパオ

電気が通っているので、スイッチ一つで明るくできますし、扇風機や冷蔵庫、電気ケトルも完備しています。冬にはヒーターを準備してくれるようです。1棟の定員は4名で、それぞれにベット、まくら、かけ布団も用意されています。室内も板張りでスリッパが置いてありました。テーブルもあるので、室内でも食事ができます。キャンプ気分でも準備が少なくて済むので、ハードルは低く手軽に宿泊できますね。

• 写真：doryパオの入り口の扉

トイレやシャワー、炊事場などは共用でキャンプ場の仕様と言った雰囲気で、ホテルに宿泊するのとはまた異なりますので、注意は必要です。他にも和風コテージ、トレーラーハウスに宿泊することもできます。目の前はビーチなので、波の音と綺麗な星空に包まれながら眠ることが出来ます。

• 写真：dory右の埠頭の先にある南瓜や左奥に見える美術館へは目と鼻の先

つつじ荘はフェリー乗り場から島の反対側にあります。島内を巡るバスの終点で、地中美術館や李禹煥美術館に行く人はここから出ているシャトルに乗り換えます。徒歩圏内でもありますので途中の作品を楽しみながら、混雑を避けて朝一のチケットで入館することも可能です。

また、草間弥生の南瓜（黄かぼちゃ）が目と鼻の先にあります。人気のフォトスポットなので日中はどうしても混雑してしまうのですが、朝一のバスが到着する前やライトアップされている夜でも徒歩で行くことができます。人が写り込まずに、そして待たずに撮影できるので写真を撮るには絶好の宿泊施設です。

豊島とは？

• 写真：dory

稲作、農業、そして酪農も盛んで、2010年に豊島美術館が出来たことで、国内外から多くの観光客が足を運んでいる島です。島の地形を生かし棚田を利用した稲作がされており、現在でもその姿を見ることができます。

豊島のおすすめ宿：古宿たかまつ屋

• 写真：dory歴史を感じる外観

まるで田舎のおじいちゃんの家に泊まりに来たかのような感覚になるほど、落ち着いていて心地よくていつまでもいたくなるような宿。2階建ての古民家の客室は畳のお部屋で、隣とは襖で遮られた日本の伝統のお家です。

外に置いてある現代的な風鈴が奏でる音は聞きなれた風鈴の音とは異なり、まるで心地の良いヒーリング音楽を聴いているかのようでした。周りの騒音やテレビの音もしないデジタルデトックスな宿は、筆者の一押しです！

• 写真：dory畳の部屋が心地いい

食事はついていませんので、ご自身でレストランへの予約が必要です。こちらの宿は歩いてすぐのところにある金栄丸食堂（きよまるしょくどう）も経営しており、夕食だけでなく、朝食も予約することもできます。また、金栄丸食堂では古宿たかまつ屋の娘さんが作ったアクセサリー類も販売されていました。島で採れたオリーブやレモンなどで染めた糸を使って丁寧に作られたピアスなど、自分用のお土産としてもオススメです。

アートな島に泊まろう！

2019年は3年に1度の瀬戸内国際芸術祭の年です。いつも以上に多くの人が訪れますので混雑が予想されます。島に宿泊することで、お目当ての作品に早めに行くことが出来たり、人が少ない時間帯を狙うことも可能になります。宿自体の空きも少なくなることが予想されますので、特に期間中は早めの予約をオススメします。