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入浴しましょう!
お湯は肌触りがやわらかく、なめらかで、浴槽はもちろん、洗い場の蛇口から出るお湯まで源泉かけ流しになっているのですよ♪お湯の温度は42度前後となっていますので、心持ち熱く感じるかもしれませんが、湯上りもポカポカです。
神の湯
- 出典:dogo.jp神の湯
女湯の浴槽である中央の湯釜には、道後温泉の伝説に登場する大国主命と、道後温泉ゆかりの神である少彦名命の像が立っています。愛媛の伝統工芸品である、壁の砥部焼の陶板もいい雰囲気を醸し出しています。
霊の湯
- 出典:dogo.jp霊の湯
元々は皇室の随伴者用の浴室だったそうです。神の湯よりも小さいながら、庵治石や大島石の浴槽や、大理石の壁など高級感のある浴室です。洗い場も小さいですが利用する人は少ないですので、ゆったりできます。
女湯は本館で最も小さいですが、湯船はやや深めで、立ったまま入れるような感じになっています。
入浴後には見学をしましょう!
皇室専用の浴室や文豪ゆかりの客間など、歴史ある湯屋ならではの見学もできます。こちらの見学は利用時間外でも大丈夫ですので、後でゆっくり見学しましょうね。
坊ちゃんの間
入浴者は全員追加料金なしで見学できます。夏目漱石も使った三階個室の一室が公開されていて、ゆかりの品や胸像などが展示されているので、じっくりとご覧になってくださいね。漱石のお見合い写真も必見ですよ!
展示室
こちらの展示室も全員追加料金なしで見学できます。長い歴史があるだけあって、貴重な展示物が見られます。明治・大正時代に使われていた木の湯札や、著名人が書いた来訪帳などが展示されています。
又新殿
皇室専用の浴室である又新殿は、霊の湯三階個室、霊の湯二階席のみ追加料金は必要ありませんが、後の2つのコースは260円の追加代金で見学することができますので、ぜひご覧になっていただきたいものです。
日本で唯一の皇室専用に造られた浴室が公開されていて、スタッフが説明付きで案内してくださいます。4畳の前室、金箔が散りばめられた8畳の御居間、そして1段高くなっている玉座の間には天皇だけが座れる4畳の間と続きます。
桃山時代の建築様式で、豪華絢爛という言葉がピッタリ!格式の高さも伝わってきます。実際に10回程、皇室の方々が利用されたそうですよ。
おわりに
皇室の方々を始め、文人墨客や地元の人にまで愛される道後温泉、一度は入ってみたいものだなぁ~と思われませんでしたか?道後温泉本館は外から見るだけでも風情がありますが、館内も見所満載!そんな見学の料金も含まれていて、時間にもゆとりのある霊の湯三階個室が、やはり一番欲張りに楽しめるコースだと思います♪
温泉で温まった後はスタッフの接待を受けてホッコリくつろいでから、館内をくまなく探検して、忘れられない思い出作りをなさってくださいね。
- 道後温泉本館
- 愛媛 / 日帰り温泉 / 観光名所 / パワースポット / インスタ映え
- 住所:愛媛県松山市道後湯之町5-6地図で見る
- 電話:089-921-5141(道後温泉事務所)
- Web:https://dogo.jp/onsen/honkan