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【愛媛】まるで宮殿!?工場見学でわかる日本食研のこだわり

取材・写真・文:

長野在住
訪問エリア:35都道府県

2018年9月28日更新

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写真:ポムラぽむ

「カンカンカンカン・バンサンカン♪焼肉焼いても家焼くな」という歌と、牛のキャラクターが印象的な日本食研。JR今治駅から車で約15分、日本食研本社に着くと、ヨーロッパに来たのかと勘違いするほどの建物が目の前に立ちはだかります。この建物内は、事前申し込みをすれば見学することができ、昼食付きの「食文化博物館コース」と、主な建物の見学ができる「宮殿コース」の二種類あります。今回は、昼食付の「食文化博物館コース」を主に紹介します!

この記事の目次表示

二つのコース内容

  • 写真:ポムラぽむ本社ビルと創業者の銅像

まずこちらの工場は、コの字型に建物が並んでいます。入口から向かって右手にKO宮殿工場・宮殿食文化博物館、左手にハム研究工場・世界ハムソーセージ博物館、その間に本社ビルがあり、本社ビルの10階に世界食文化博物館、9階に日本食研歴史館と日本食研商品展示館、そして1階にレストラン食文化、バンコ・ショップ(お土産コーナー)があります。

①食文化博物館コース

  • 時間:11:00~14:30(3時間半:見学2時間半・昼食1時間)
  • 費用:1,000円/大人 600円/小人 無料/幼児
  • 昼食代別途必要(メニューは後ほど紹介します♩)

コース内容

  • KO宮殿工場・宮殿食文化博物館
  • ハム研究工場・世界ハムソーセージ博物館
  • 世界食文化博物館
  • 日本食研歴史館
  • 日本食研商品展示館
  • 昼食(社員食堂「レストラン食文化」にて)

②宮殿コース

  • 時間:10:30~11:45、14:00~15:15 の二回(1時間15分)
  • 費用:食文化博物館コースと同様

コース内容

  • KO宮殿工場・宮殿食文化博物館
  • ハム研究工場・世界ハムソーセージ博物館

※レストラン食文化での昼食はご利用できませんが、見学は自由です。

食文化博物館コースの詳細

  • 写真:ポムラぽむ

まずは本社ビル1階の「バンコ・ショップ」で受付を済ませます。コースの開始時間になったら社員の方が見学の案内をしてくださいます! わくわくどきどきですね♩

KO宮殿工場・宮殿食文化博物館

  • 写真:ポムラぽむ「KO宮殿工場・宮殿食文化博物館」の建物

「KO宮殿工場」では、焼肉のたれなどの調味料製造ラインを見学することができます。また中世ヨーロッパの宮廷食文化を紹介している「宮殿食文化博物館」が工場内に併設されています。

この宮殿工場の建物は、オーストリアのウィーンにある「ベルベデーレ宮殿」を模して作られているそうです。なぜ宮殿にしようと思ったのでしょうか。その理由は、100年続く工場が作りたかったからだそうです。また、中世ヨーロッパの宮廷晩餐会は食文化の発展の源とされており、日本の食文化を世界へ広げようという思いも込められているそうですよ♩

  • 写真:ポムラぽむアルプホルンを持っているバンコちゃん
  • 写真:ポムラぽむマリー・アントワネットの部屋を模したお部屋

KO宮殿工場のなかに入ると、大きなシャンデリアや、大きなアルプホルンを持っている日本食研のキャラクター「バンコちゃん」が飾ってあります。また、お客様との打ち合わせ場所が、マリー・アントワネットの部屋をイメージして作られたお部屋だったりと、驚きがたくさん詰まっています。

  • 写真:ポムラぽむ豪華な食卓を前に座るバンコ夫婦
  • 写真:ポムラぽむ日本食研の商品(一例)

KO宮殿工場内にある「宮殿食文化博物館」には、ハプスブルク家の食卓を再現して、豪華な食卓の前にバンコ夫妻がちょこんと座っている模型が飾られています。また2階には、世界24カ国の王室御用達の食器や調理器具と、61カ国の調味料がずらりと並ぶコーナーがあるなど、見どころが満載です。

ハム研究工場・世界ハムソーセージ博物館

  • 写真:ポムラぽむ試食コーナー♩
  • 写真:ポムラぽむ
  • 写真:ポムラぽむ美味しそうなソーセージとチャーシュー

「ハム研究工場」では、自社ハム・ソーセージ製品の製造工程の見学に加え、併設している「世界ハム・ソーセージ博物館」では、実際に使用する調味料や機械類などの見学をすることができます。ちなみにこの工場のテーマは、ドイツです。

見学後は試食が待っています♩ この試食商品は、一般には小売りされておらず、本社ビル1階の「バンコ・ショップ」でのみ販売されています。味と品質にこだわり、添加物を最小限に抑えているために日持ちがしないので、小売りには適さないとのことです。見学した人にしか味わえない食品があるのも、魅力の一つですね♩

世界食文化博物館

  • 写真:ポムラぽむズラリと並ぶ食品サンプル

こちらでは、「食文化の始まりと変遷」「食文化世界旅行」「食文化の未来」などのテーマごが設定されており、世界のさまざまな食文化を、さまざまな切り口で紹介・展示しています。ズラリと並ぶ調理器具や、食品サンプルの数々を見ることができ、新しい発見がある場所となっております。

日本食研歴史館・日本食研商品展示館

  • 写真:ポムラぽむ本社ビルと創業者の銅像
  • 写真:ポムラぽむ「社内恋愛神社」631組も成就したみたい!

「日本食研歴史館」では、日本食研のこれまでの歩みや創業者についてを映像や展示から学ぶことができ、「日本食研商品展示館」では、約7,600アイテムもある日本食研の商品を見ることができます。また、この会社では、社員同士で結婚される方も多いらしく、「社内恋愛神社」というものまでも展示してあります。ユーモア溢れる会社であるというのが伝わってきますね♩

レストラン食文化

  • 写真:ポムラぽむ日替わりランチ!今回はトンカツでした!
  • 写真:ポムラぽむレストラン食文化の様子

食文化博物館コースを見学される方は、別途料金を支払う必要がありますが、こちらで昼食をとることができます。ほとんどのメニューが1,000円以下!そして、週替わりで各国の料理を味わえる「今週の世界料理」や、日替わりランチなどメニューもさまざまです!普段は社員食堂として運営している場所ですので、社員の方と一緒に食べる貴重な体験ができますよ♩

まとめ

いかがでしたか?工場見学は全国にもさまざまな種類のものがありますが、このような宮殿の工場はなかなかお目にかかれないのでは?商品だけでなく工場の外装、内装までもこだわっていることがよくわかります。バンコちゃんの銅像もいたるところにありますので、来た際には探してみてくださいね!後ろ姿にとても癒されますよ♩

日本食研食文化博物館
愛媛 / 博物館 / 工場見学 / 穴場観光スポット / インスタ映え
住所:愛媛県今治市富田新港1丁目3番地地図で見る
電話:(0898)47-2281
Web:https://www.nihonshokken.co.jp/

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この記事を書いたトラベルライター

生き様が芸人
以前、旅行会社に勤めていたということもあり、いつの間にか国内の35ヶ所に足を運んでいました。海外には、プライベートではありますが、10箇所ほど訪れました。
 しかし、当時の私は、歴史などに全く触れて参りませんでしたので、今思うと、まるで赤ちゃんが旅行したかのように各地を訪れていたように感じます。
 もしまた色々な場所に飛び回れる機会が巡ってきたら、その場所の歴史や文化に事前に触れてから訪れ、五感を研ぎ澄ませなせながら隅々まで現地を堪能したいです◎ そして、それを発信していければ最高ですね◎

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