光輝く青い海と豊かな森が広がる石垣島は、休みの旅行先として大人気。アクティビティや買い物などが楽しめますが、周りを海で囲まれ明かりが少ないため、夜空を満喫するのにもぴったりなんです。星空はもちろんのこと、月が満ちていて星が見えづらくても、月明かりに照らされた海を眺めることができます。早起きして暗いうちに出かければ、夜の空と朝焼け、美しい海が一度に見られます。今回は、そんな夜空や朝焼けを眺めるのにぴったりなスポットを紹介します!
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景色を360度見渡せる平久保崎
石垣島の最北端に位置する「平久保崎」。海と牧場に囲まれた岬で、昼間にはコバルトブルーに輝く海とサンゴ礁が見えます。
空港からは約40分、市街地からは約1時間で到着。牧場の中を抜けると道が細くなってきますが、そのまま進み少し丘を登ると、突き当りに無料の駐車場があります。自動販売機やトイレもあり、昼にはここからもサンゴ礁が見えます。
駐車場の先にある小道を登っていくと、白い灯台「平久保崎灯台」の上に出て展望が開けます。
そこからさらに小さな丘を登ると、景色を360度見渡すことができます。灯台を見下ろすと正面に大地離島という小島があり、その右手にサンゴ礁に囲まれた海が広がります。海の美しさにくわえ、起伏にとんだ陸の地形と真っ直ぐな水平線、牧場の緑、すべてが美しくまさに絶景です。
- 平久保崎灯台
- 石垣市・石垣島 / 灯台
- 住所:〒907-0331, 234-50 平久保 石垣市 沖縄県地図で見る
- Web:http://www.ishigaki-navi.net/si_hirakubozaki.html
人がいない夜こそねらい目
昼間は多くの観光客でにぎわう平久保崎も、夜はほとんど人がおらず、ひっそりとしています。そこで、日が昇る前に起きて、平久保崎の夜の顔と朝の顔を満喫しちゃいましょう!
事前にチェックしておくべきことは、日の出時刻と月齢です。月齢によって、星がきれいに見えるか、月明かりの海が見られるかが変わります。星空が見たければ、新月の日を狙いましょう。
夜の平久保崎は街灯などもないため真っ暗。駐車場から少し歩くので、懐中電灯が必需品です。レジャーシートや飲み物があるとなおよいかもしれません。
筆者が訪れた際は、満月でした。
午前5時に出かけて眺めた、月明かりに輝く幻想的な海です。
息をのむほど美しい朝焼け
1時間ほど刻一刻と変化する空を眺めていると、あっという間に日の出です。海も徐々に明るくなり、昼間の輝きを見せ始めます。
牧場の緑が徐々に輝きだすのも、朝しか見られない光景です。
ホテル「Yugafu-Yamabare」からの景色もおすすめ
「早起きが苦手…」という人は、宿泊先を東の海に面した部屋にするのもひとつの手です。こうすれば、ぎりぎりまで寝ていても日の出に間に合います。
石垣島でも有数の観光スポット「川平湾」から車で10分ほどのヴィラ「Yugafu-Yamabare」は、そんな条件を満たした、1日3組限定の宿。3部屋中2部屋はオーシャンビューで、残りの1部屋も部屋の隣にある東屋から海が眺められます。
早起きすれば、部屋からこんな絶景を眺めながらコーヒーが飲めちゃいます!絶景を堪能した後は、二度寝するもよし、散歩に出かけるのもよし。石垣島にはオーシャンビューの宿がたくさんあるので、朝日が見られるか、という基準で選んでみてはいかがでしょう。
- yugafu-yamabare
- 石垣市・石垣島 / ホテル
- 料金(目安):-円〜62,778円
- 宿泊時間:15:00〜11:00
- 住所:沖縄県石垣市川平1216-621地図で見る
まとめ
石垣島は小さな島なので、早起きすれば1泊2日で主要なスポットを回ることができます。絶景も堪能できて、まさに一石二鳥。アクティビティや買い物もいいですが、さらに南国の非日常を味わうために、少し早起きしてみてはいかがでしょうか。