写真：Olive「3年連続でお詣りすると、一生お金に困らない」、そんな言い伝えが残る宮城県の金華山黄金山神社。船に乗り、孤島に渡らなければ参拝できない、ハードルの高い神社ですが、それでも多くの参拝者が絶えない人気のパワースポットです。
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金華山黄金山（きんかさんこがねやま）神社とは？
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天平21年（西暦749年）に日本で初めて金が産出されたことを祝し、創建された神社です。島全体は神様が宿る聖域として、崇められてきました。金運にご利益のあるパワースポットとして名高く、神奈川の江ノ島神社、広島の厳島神社、滋賀県の竹生島神社、奈良県の天河大弁財天社とともに「日本五大辯財天（べんざいてん）」とされています。
また恐山、出羽三山と並ぶ奥州三霊場にも数えられています。江戸時代中期以降には、金運を願う多くの人でにぎわったそうです。読んで字のごとく、名前からも金運パワーを感じるのは気のせいでしょうか?
金華山黄金山神社の魅力
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神域とされている金華山に民家はなく、人よりも神の使いである、シカが多く生息していると言われています。船で島に渡り、美しい海を眺めながら、参道へと続く坂道を10分ほど登ります。
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赤い鳥居をくぐると、両脇に杉の古木が立ち並ぶ表参道となります。ゆっくり歩いて7～8分で境内に到着です。境内のほぼ中央に拝殿まで続く石段があるので、がんばってもうひと登りしましょう。
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拝殿前の鈴の房には、5円玉や50円玉が結びつけられていますが、これは、「ご縁がありますように」と、願いながら結ぶ金華山ならではの珍しい風習です。拝礼をすませたら、ご縁を願って結んでみましょう。
金華山にもある！銭洗辯財天
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境内の東側には、銭洗辯財天があります。備え付けのザルにお金を入れて、竜の口から出た水で洗い、汚れを落とし、身に着けているとご利益があるとされています。洗い場の上手には、弁財天堂もあるので、忘れずに、お詣りしましょう。
他にも様々な神様が
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島には黄金山神社をはじめ、標高445mの山頂に鎮座する海の神様、大海祗（おおわだつみ）神社や、伊勢神宮からの分霊、五十鈴（いすず）神社など、8つの神社があります。金運だけではなく、学問や書道の神様、漁師の神様なども祀られています。
自然のパワーも満載
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表参道を登りながらも感じることですが、山全体が神域とされている金華山。たくさんの巨木から、エネルギーを感じずにはいられません。樹齢800年にもなる御神木にも圧倒されますし、幹が大きくデコボコしているタブノキは、体の悪い箇所を当てると治るとされています。祈祷者待合室の前にある「相生(あいおい)の松と楓」は、松と楓という異なる2つの木が力強く絡み合い、圧巻の迫力です。
神社内に宿泊も可能
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日帰り可能な、一通りの参拝方法をご紹介してきましたが、金華山黄金山神社では、古くから宿泊施設・参集殿（1泊2食：1万円～）も有し、霊山の水（大浴場）で身を清め、翌朝の一番大護摩祈祷を受けられるようになっています。
船での往復参拝は、時間も限られるため、山頂への登山（1時間程度）などを希望する場合は、宿泊を考えても良いかもしれません。宿泊を希望する場合は、船についても相談にのってくれるので、まず神社へ相談してみましょう。
- 金華山 黄金山神社
- 宮城 / 神社 / パワースポット / 穴場観光スポット / 桜の名所 / ハイキング
- 住所：宮城県石巻市鮎川浜金華山5番地地図で見る
- 電話：(0225)45-2301
- Web：http://kinkasan.jp/
金華山黄金山神社への行き方
金華山黄金山神社があるのは、宮城県石巻市です。金華山には、船で渡りますが、牡鹿郡の女川港と石巻市の鮎川港から渡るようになります。
女川港からの行き方
中型船（62人乗り）で日曜日のみの運行。11：00に女川港発、帰路は13：30に金華山を出発します。所要時間は約35分（往復1人3,500円）。また不定期での運行、モーターボートでの運行、オフシーズンの運休もあるので、潮プランニング公式サイトをご覧ください。
- シーバル女川汽船事務所
- 宮城 / その他スポット
- 住所：宮城県牡鹿郡女川町鷲神浜字鷲神232地図で見る
- 電話：0225-98-9038
- Web：http://ushio-planning.co.jp/index.html
鮎川港からの行き方
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中型船（70人乗り）で土曜、日曜、祝日運行。10：30に鮎川港発、帰路は、12：30に金華山を出発します。所要時間は、約20分（往復1人2,500円）。定期便でも電話予約が必要なので、お忘れなく。その他、平日の運行、団体でのチャーター、モーターボートの運行などもありますので、金華山観光クルーズ公式サイトをご覧ください。
- 金華山観光クルーズ
- 宮城 / 乗り物
- 住所：宮城県石巻市鮎川浜南68地図で見る
- 電話：0120-489-918
- Web：http://kinkasan.com/
この記事を書いたライターから一言
- 写真：Olive
晴れていれば、牡鹿半島のリアス式海岸を眺めながら、ショートクルーズが楽しめます。天候や風の状況により、船の揺れが少々激しい場合があるので、心配な方は酔い止めの服用をお勧めします。手相芸人の島田秀平さんも、お勧めの金運スポット金華山黄金山神社を、お詣りしてみませんか？（Olive)
