大阪府大阪市中央区の道頓堀。食い倒れ人形の太郎や、グリコの看板でおなじみの繁華街です。道頓堀のグルメで外せないのはやはり「粉もん」。たこ焼きやお好み焼きといった「粉をつかった料理」の代名詞「粉もん」を扱うお店が多いのです。今回はその中でも、道頓堀のランドマーク的存在である「グリコの看板」周辺のオススメ店を紹介します。
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道頓堀ってどんなところ?
道頓堀商店街は、道頓堀川南岸の日本橋から大黒橋間に通る、道頓堀通に広がる繁華街で、賑やかな看板は大阪の代名詞になっています。
「道頓堀」の名前の由来は、江戸時代にあたる1612年に、商人の安井道頓が私財をなげうって道頓堀川に繋がる南堀河の開削に着手し、その後大坂夏の陣で命を落とした道頓に代わって、大坂城主松平忠明の命で従弟の道卜(どうぼく)が工事を引き継ぎ、1615年に運河が完成。そして、開削の祖である道頓の功績を後世に伝えるため、「道頓堀」と名付けたと言われています。
食べなきゃ損!?粉もんオススメ3店
【1】たこ焼き壱番(グリコの看板のすぐ下)
地元での支持率は1番!?「たこ焼き壱番」のたこ焼き生地に使われている出汁はとても味わい深く、ふわっとした香りがなんとも言えません。川岸に近く、オープンテラスでは川の流れを眺めながら気持ちよく食事をすることもできます。食券を購入してから焼いてくれるので、提供されるのは常にアツアツ。お店の一押しは「塩マヨ」で、より一層出汁の味を楽しむことができます。
【2】道頓堀くくる本店(グリコの看板のすぐ横)
大きなタコの看板が目を引くこのお店は全国に店舗をもつ、「くくる」の本店。持ち帰りの列は常に長蛇の人気店です。「日本コナモン協会」という粉をつかった料理である、粉もんの普及や発掘に努めている協会の定めた「初代粉もん王座日本一」にも選ばれた「くくる」のたこ焼きは、出汁の味がソースをかけてもはっきりわかるほどしっかりしています。また「くくる」の創業当初からのファンも多いという明石焼きも美味しいです。
【3】兄貴の店(グリコの看板のすぐ下)
「兄貴の店」は元プロ野球選手、金本知憲氏のプロデュースした鉄板居酒屋です。こちらではお好み焼きや、焼きそば、串ものを食べることができ、店内のモニターではスポーツ観戦もできます。マヨネーズで綺麗に模様が描かれたお好み焼きはジューシーで、ソースが香り高いのに、しつこくなくて食べやすいです。焼きそばは、太麺でボリューミー。シンプルで懐かしい味のする一品です。
道頓堀商店街アクセス
最寄り駅
・地下鉄御堂筋線、四つ橋線、千日前線 「なんば」駅
・地下鉄堺筋線、千日前線 「日本橋」駅
・阪神電車、近鉄 「大阪難波」駅
・南海電鉄 「なんば」駅
- 道頓堀
- 大阪 / 町・ストリート / 観光名所
- 住所:大阪府大阪市中央区道頓堀1丁目地図で見る
- 電話:06-6211-4542
- Web:http://www.dotonbori.or.jp/ja/