写真：Adjoa北新地駅を降りてすぐ、少し裏道に入ったところにある「MURA」の看板。…MURAって何？会員制の高級クラブ？いいえ。それは、先鋭的システムを採用した、デジタルバー。本記事では、「MURA」の魅力と楽しみ方をご紹介します。
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MURAとは
「MURA Bar(ムラバー)」は、2018年12月に大阪の北新地にオープンしたバーです。コンセプトは、「あなたのもう1つの帰る場所」。誰もが気軽に立ち寄れる、居心地の良さを追求した空間です。
写真：AdjoaMURAの外観。このビルの2階部分がMURA
MURAの2つの特徴
1. すべての来店者は「村人」
MURAには、4つの異なる「村」が存在します。すべての来店者はいずれかの村に所属し、「村人」となります。「MURAに来たら、所属する会社のことや肩書も忘れて、どんな人ともフラットに交流できる場をつくりたい」。ここには、そんな創業者の想いが込められています。
2. 先鋭的システムを導入したデジタルバー
MURAでは、オーダーから決済まで、デジタルを駆使した先鋭的システムを導入しています。来店する人はまず、村人(会員)登録をします。村人登録が済んだら、自分のスマホで入店処理を行います。
- 写真：AdjoaMURAの入り口。自分のスマホで会員登録後、入店処理をする。
「あれ？私はガラケーユーザーだから、もしかして入店拒否されちゃう？！」…いいえ。ご安心ください。スマホがないと来店できないわけではありません。スマホがなくて村人登録ができない場合、「ビジター」として入店が可能です。
- 写真：Adjoa自分のスマホで入店処理をする様子
スマホでセルフオーダー
自分のスマホから、メニューを確認してオーダーをすることができます。わざわざ店員さんに声をかける必要がありません。飲み物や料理が出来上がったら、店内にあるスクリーンにオーダーした人の名前(ニックネーム)と頼んだもののメニュー名が表示されます。自分の名前が表示されたら、スマホを持ってカウンターへ料理をとりに行きます。受取時にはスマホで受取処理を行って、受取が完了するシステムです。
自分のオーダーした分は自分で支払うことができるため、「お酒を飲んだ人はいくら、飲んでいない人はいくら…」といった会計時の面倒な計算も不要です。逆に、「合算会計」も可能です。複数名で来店し、オーダーは各自の端末から行った場合でも、最後の会計時には1人の人が一括で支払う、ということもできます。
完全キャッシュレス
MURAは、完全キャッシュレスのお店です。現金でのお支払いはできませんので、ご注意ください。お支払い可能な電子マネー、カードの種類については公式HPをご確認ください。
MURAの5つの魅力
1. 居心地の良い空間
最大の魅力は、居心地の良さ。そこはまさに、仕事が終わってから家に帰る前にふらっと立ち寄りたくなる「サードプレイス」。筆者の訪問時も、来店客は仕事帰りのビジネスマンやOL風の方ばかりでした。おひとり様でも来店しやすい雰囲気です。
- 写真：Adjoa店内の様子
2. ドリンク・フードの種類が充実！
MURAでは、常時250種類程のフードとドリンクが用意されています。色んなお酒を楽しみたい、という方にもお勧めです。
- 写真：Adjoaウーロン茶／ジンジャーエール(各¥324)
3. リーズナブルな価格設定！
北新地といえば、高級クラブ。そんな北新地の中でも、MURAの価格設定はかなり良心的と言えます。ソフトドリンクは324円、アルコールは648円～、フードは216円～、とリーズナブルな価格設定です。もちろん、チャージや入場料はありません。
- 写真：Adjoaガーリックトースト(¥324)
- 写真：Adjoaマルゲリータ(¥972)
4. Wi-Fi＆電源完備！
MURAの店内にはWi-Fiがあり、とても快適な速度でネットワークを利用できます。利用時間は無制限。さらに、ほぼ全てのテーブルから、電源への接続ができます。比較的落ち着いた雰囲気の店内では、PCを出してちょっとしたお仕事を片付ける場としても利用が可能です。
5. ポイントがたまりやすい！
MURAでは、ポイントをためることができます。たまったポイントは、ドリンク、フードと交換が可能です。60ポイントで1チケット＝324円分のメニューと交換することができます。
まず、初めての来店時には全員に60ポイントが付与されます。そして2回目以降も、来店するたびに20ポイントがもらえます。雨の日には、30ポイントになります。さらに、来店中にTwitter等のSNSへMURAに関する投稿をすると、その場で追加ポイントがもらえます。
また、チケットはほかの村人へも譲渡が可能です。店内での交流のきっかけとして、チケット譲渡を行っても良いかもしれませんね。
MURAの楽しみ方
MURAでの楽しみは、料理とお酒だけではありません。他のお店と違う点は、やはり先鋭的システムを利用して様々な体験ができるというところ。スムーズなオーダー体験はもちろん、それ以外にもこんな楽しみがあります。
ほかのお客さんと繋がろう！
MURAのアプリは、オリジナルのSNS機能付き！ほかのお客さんと繋がることができます。MURA来店中にフレンド申請をしてフレンドになると、退店後も村人同士でチャットをすることもできます。
MURA合戦に参加しよう！
来店中のお客様の数や雰囲気次第で、不定期に「MURA合戦」というイベントが開催されています。これは、MURA対抗で得点を競うイベント。現在（2019年5月）は、クイズ大会のみの開催となっております。
MURA合戦には、自分のスマホから参加します。筆者が来店した際は、20:00からMURA対抗クイズ大会が開催されました。正答率の最も高かったMURAに所属する人に、それぞれ20ポイントが付与されます。同じMURAに所属するお客さんと交流するきっかけにもなりそうですね。
おすすめの料理
MURAでは、お酒だけでなく料理にもこだわりが感じられます。どれもおいしく、見た目もおしゃれなものばかり。ここでは、筆者のお勧めを2つご紹介します。
前菜5種盛り合わせ
鴨のスモーク、スモークサーモン、ソーセージ生ハム盛り、アンチョビポテサラ、オリーブの5種類を盛り合わせた一品。複数名での来店時にお勧めです。
- 写真：Adjoa前菜５種盛り合わせ(¥1,296)
まるごと1個カマンベールハニー
カマンベールチーズ丸ごと1個が、はちみつの中に浸っている贅沢な一品。甘しょっぱさがたまりません。こちらは女性に大人気です。これを食べるためにまたMURAに行きたい！と思うくらい筆者の一推しです。
- 写真：Adjoaまるごと1個カマンベールハニー(¥972)
最後に
「バー」というお酒を飲む場をご紹介させていただきましたが、実を言うと筆者はお酒を飲みません(笑)。それでも、MURAではとても居心地の良い時間を過ごすことができました。取材時、筆者は席でPCを開いて作業をさせていただきましたが、かなり集中して仕事を片付けることができました。お酒を飲まない方にも、カフェのようなくつろぎの空間としてお勧めです。
あなたも、MURAで時代の最先端を行くデジタルバーを体験してみませんか？事前「村人」登録はこちらから。
- MURA Comfortable Standing Bar
- 大阪 / 居酒屋・バー
- 住所：大阪市北区曽根崎新地1-5-23 吉紹ビル2F地図で見る
- 電話：0664678687
- Web：https://mura-bar.com/
