夏といえば、海・山・花火大会・BBQと、外でのアクティビティのイメージが強いかもしれませんが、暑いのは苦手で、できるだけ外には出たくない方もいらっしゃるかと思います。筆者もそのうちの一人で、夏はできるだけクーラーの効いた涼しいところで過ごしたいと思っています。そんな方にオススメの、千住博とチームラボコラボレーションによる涼しげでアーティスティックなイベントが2018年9月2日まで開催されていますので、ご紹介します。
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基礎知識
千住博とは
東京生まれの日本画家です。世界各国で展覧会を開き、画集なども多数出版しています。「水」をテーマにした作品を多数制作しており、代表作の「滝」は軽井沢千住博美術館に展示されています。
チームラボとは
東京都千代田区にあるデジタルコンテンツの制作会社です。巨大なアート空間のイベントなどを手がけており、instagramにはたくさんのインスタ映えする写真がアップされています。
千住博&チームラボコラボレーション展「水」
コラボレーション展では、千住博による「滝」をモチーフにした作品「The Fall」と、チームラボによる「波」をモチーフにした作品「Black Waves: Wander, Discover and Re-emerge」が展示されています。チームラボの「波」をモチーフにした動的な作品に続く形で、千住博の「滝」がモチーフの静的な作品が展示されており、それぞれの水の表現を楽しむことができます。写真撮影やSNSでの拡散は大歓迎とのことです。
カーテンの奥に水の世界が広がっています。
中に入ると「波」に包まれます。ダイナミックな波が壁一面に投影され、涼しげな波の音が心地よい空間です。この波は一つの連続した波で、すべて繋がっているとのことです。空間に飲み込まれるような溶け込むような、そんな感覚を味わうことができます。
壁に投影された波の映像が鏡と床面にも映り、何倍にも増幅されています。実際の展示室の広さの何倍もの広さに感じられます。
展示は自由に見学することができ、床に座って波を眺めている人もいます。壁面に足先を向けて座ると、波の中に立っているかのような写真を撮ることができます。
白い服を着て壁の前に立つと、自分自身にも波が映り、作品と一体化したような写真を撮ることができます。
「滝」は展示室の奥にあります。涼しげに時折揺れる滝の展示は、ダイナミックな「波」の展示に対して、静かで繊細な雰囲気です。とてもシンプルですが、眺めていて飽きのこない作品です。
アクセス方法
会場の「堂島リバーフォーラム」は大阪市の堂島川沿にあります。各線を利用して訪れることができます。
- 阪神本線 福島駅・京阪電車中之島線 中之島駅から徒歩5分
- JR環状線 福島駅・JR東西線 新福島駅から徒歩8分
- 地下鉄四ツ橋線 肥後橋駅より12分
開館時間と入館料
2018年9月2日までの期間限定のイベントです。開館時間は11:00〜19:00、最終入館時間は18:30。入場料は大人1,000円、高校生以下は500円です。
- 千住博&チームラボコラボレーション展「水」
- 大阪 / イベント・祭り
- 住所:〒553-0003 大阪府大阪市福島区福島1丁目1−17地図で見る
- Web:https://www.teamlab.art/jp/e/waterness
- 堂島リバーフォーラム
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- Web:https://www.dojimariver.com