カフェ激戦区の大阪の北堀江地区で、他とは一線を画すカフェがあります。その名もTABIJI KITCHEN(旅路KITCHEN)。旅好きという店主が現地のレシピを守って多国籍の料理を提供するカフェです。今回は世界中を旅するように、各国の料理をパスポートいらずで堪能できる、旅好き必見のカフェをご紹介します。
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世界52カ国を料理で旅するカフェ
TABIJI KITCHENのコンセプトはシンプルに「旅しないか」。ほぼ100%手作りという料理は、各国のレシピを守り自家製にこだわっているというから驚き。日本風のアレンジは一切無い、まさに食で旅ができるお店です。ちなみに、現在までに52カ国190種類もの料理が提供されたとのこと。まさにパスポートいらずで世界中を旅できるラインナップです。
店内はシックで落ち着いた空間
TABIJI KITCHENは建物の2階にあるため、入り口を進んだらそのまま階段を登って2階へ。異国感のあるBGMとおしゃれなインテリアで彩られた店内は、どことなく大阪にいることを忘れさせてくれます。店内にはテーブル席とカウンター席の両方がありますので、グループでもおひとりさまでも、どちらでもゆっくりと過ごせる空間になっています。
ランチは月替りで5カ国を厳選
TABIJI KITCHENのメニューは冊子になっているのですが、これがまるでガイドブックのような佇まい。メニューは月替りで、毎月5カ国の料理が選ばれます。筆者が訪れた時は、イスラエルやタイなどがピックアップされていました。グルメ雑誌の特集のように綺麗に撮影された料理の数々は、見るだけで食欲をそそられます。
多国籍料理を提供するTABIJI KITCHENですが、その月に提供される料理1つ1つの解説がメニューに記載されています。どのような食べ物なのか、どの地域で主に食べられているのか、どのような食べ方がオススメか、といった情報が書かれているため、初めての料理でも安心。料理について知ることで、さらに世界を旅をした気分になれそうですよね。
これまで提供されたメニューはまさに世界グルメ旅行!
ちなみに現在までに提供された52カ国190種類の料理は、メニューに一覧で記載されています。月替りのメニューはこの中からランダムで選ばれているようです。提供された料理は、タイやベトナムなどの定番の国はもちろん、南アフリカやアラブ首長国連邦(UAE)など、一見代表的な料理が思い浮かばない地域まで古今東西様々。これからもどんどん増えるそうなので、行くたびに新しいラインナップが見られそうです。
現地のレシピを再現した料理はどれも本格的
各国のレシピを守って作られているという料理は、どれも本格的。今回は、イスラエル料理のシャクシューカとタイ料理のガパオをチョイスしてみました。実は筆者はカフェを訪れる直前にイスラエルを旅していたのですが、まさか日本でイスラエル料理が食べられるとは思わず感激。味はまさに現地で食べた美味しいシャクシューカで、イスラエルの旅を思い出す味でした。
TABIJI KITCHENの本格的な料理は、旅人にはもちろん、日本に滞在中の現地出身の外国人の方からも人気があるそうです。現地の味を忠実に再現しているからこそ、根強く多くの方に支持されているんですね。