今、東京でも屈指の多国籍タウンになりつつある「アメ横」。今回は、色々な国の様々なエッセンスが薫る商店街の中でも、とりわけホットなスポットとして注目を集めている「アメ横センタービル・地下食品街」をご紹介します。まさに、階段降りたら2秒でアジア!アジアの食材探しなら、まずアメ横センタービル・地下食品街で間違いないでしょう。もちろん買い物はしなくても、ただただアジアの薫りと、ムードを味わうだけでも十分に楽しめますよ。
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アメイジング横丁!「アメ横」
「アメイジング横丁!」
思わず、そう叫びたくなるほどに楽しい近頃の「アメ横」。もちろん「アメ横」の「アメ」は、アメイジングのアメではなく、「アメヤ横丁」の略称で、JR上野駅と御徒町駅の高架下を中心に連なる商店街です。
生鮮食品から、乾物屋、靴屋さんにジーンズショップ、ディープな立ち飲み屋まで、およそないものがありません。
中国屋台とケバブの香りがたちこめる
中華屋台がひしめくエリアでは、中国語が飛び交い、八角など調味料の香りが漂います。また、あちこちにあるケバブ屋からもスパイスの香りがしてきます。
「アメ横」に足を踏み入れた瞬間から、こうしたアジアの匂いが混然となって鼻腔をくすぐります。この他、磯部焼きや、串に刺したカットフルーツを食べる人とすれ違ったりと、ここが東京であることを忘れさせてくれる空間です。
「アメ横」でも屈指のディープゾーン「アメ横センタービル」のアジア薫る9店舗
その中でもとりわけディープなエリアが「アメ横センタービル」。この「アメ横センタービル」は、「アメ横」発祥の地であり、地理的にも歴史的にもまさに「アメ横」の中心といえるでしょう。NHKの朝ドラ『あまちゃん』で、「東京EDOシアター」の場所としても有名になりました。
この建物の地下にある食品街。ここはアメ横においても、屈指のアジアンなエリアです。
地下へ続く階段は、建物の北側と南側の2か所。地下1階に降りてみると、狭いエリアに9店ものお店がひしめき合っています。鮮魚、野菜、肉、お菓子、珍味、調味料、スパイス。中には活魚まで。質量ともに、ものすごい品揃えです。その中でも、特に興味深いお店をご紹介いたします。
新井商店
新井商店は北側の階段を降りて、入口のすぐ右手にあります。タイやフィリピンの食材に強く、調味料だけでなく、お菓子やビールも売っています。またレモングラスやバイマックルー(こぶみかん)も、素材のまま販売されているから驚きです。
野田幸食品
鮮魚を販売するお店です。アメ横に幾つか店舗を設けています。販売許可が必要な上海蟹も売られているとのこと。活貝の種類も豊富で、中華料理の食材選びに重宝しますよ。
- 野田幸食品
- 浅草・上野・谷根千 / 食料品・デリ
- 住所:東京都台東区上野4-7-8 アメ横センタービル・地下食品街地図で見る
- 電話:03-3835-9691
- Web:http://www.nodako.com/
野澤屋
筆者お気に入りのお店で、よくアジアの調味料を仕入れます。この日は、ヴェトナムのニョクマムとホットチリソース、そしてタイのナムチムガイを購入しました。お店のおじさんの商品知識も素晴らしく、質問すると親切に教えてくれます。もちろん、日本語でOKです。パクチーは株毎に販売されており、1株200円。
- 野澤屋
- 浅草・上野・谷根千 / 食料品・デリ
- 住所:東京都台東区上野4-7-8 アメ横センタービル・地下食品街地図で見る
- 電話:03-3833-5212
- Web:https://www.instagram.com/ameyoko.nozawaya/
中国物産 海羽
中国の調味料と精肉を販売しています。精肉の品揃えと販売方法は、まさに大陸のそれ。お店の様子を眺めているだけでも、飽きることがありません。
アジア食材探しなら、ほぼ間違いなし
アジアの食材、調味料やスパイスの買い出しならば、きっと欲しいものがそろうでしょう。また東京にいながらにして、アジアの薫りとムードを味わうだけでも、「アメ横センタービル・地下食品街」は十分に楽しめます。
それは、小さな旅。まさにアメイジング!です。
- アメ横センタービル
- 浅草・上野・谷根千 / ショッピングモール・デパート
- 住所:東京都台東区上野4丁目7−8地図で見る
- 電話:03-3831-0069
- Web:https://ameyoko-center.tokyo/
- アメ横
- 浅草・上野・谷根千 / 観光名所 / 商店街 / 食べ歩き
- 住所:東京都台東区上野地図で見る
- 電話:03-3832-5053
- Web:http://www.ameyoko.net/