函館
函館観光
洋館や教会が建ち並ぶハイカラな港町

【函館】ほろ酔い「バル街」イベントで旧市街地巡りを楽しもう♪

取材・写真・文:

愛知在住

2019年11月1日更新

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写真:myao

北海道函館市では、2004年から毎年2回(4月・9月)、函館西部地区の旧市街地にて、「バル街」という飲み歩きイベントが行なわれています。5枚綴りのチケットとマップを片手に、気になるお店を訪ね歩いてみましょう!

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バル街とは

バルは、スペインでは喫茶店、立ち飲み居酒屋、食堂などの意味を持ち、朝から夜まで楽しめる、スペイン人には欠かせない社交の場となっています。

バルでピンチョス(ひと口かふた口で食べられるおつまみ)とお酒を頼み、飲み交わし、また次のお店へ巡り歩くのがスペイン流。そんな楽しみ方を日本でも再現できないかと、函館に日本唯一のスペイン バスク料理のレストラン「レストラン・バスク」を営む深谷宏治シェフが発起人となり、函館市のお店が協力し合って誕生したイベントが「バル街」です。

  • 写真:myao参加店は旧市街地、市電「十字街」駅を中心に広がっている。

2004年から始まり、今では年2回、4月と9月に開催。開催回数も30回を越えました。参加店舗も70店舗を超え(筆者が参加したvol.31時点)、今では地元民のみならず、このイベントに併せて訪れる観光客も増えたようです。

バル街の楽しみ方

バル街の案内所になっている「函館市地域交流まちづくりセンター」。ここで前売りチケットを予約した人は引き替えたり、当日購入したりします。チケットとマップを貰ったら、さぁどのお店から巡りましょうか♪

  • 写真:myao函館市地域交流まちづくりセンター
  • 写真:myao当日情報にはライブ情報などが記載。
函館市地域交流まちづくりセンター
函館 / 建造物 / 歴史的建造物
住所:北海道函館市末広町4-19地図で見る
電話:0138-22-9700
Web:http://hakomachi.com/

案内所でお店情報を見る

「函館市地域交流まちづくりセンター」でチケットを引き換えたら、ついでに掲示板も確認しましょう。掲示板には参加店のピンチョス情報が掲示されています。どんなおつまみとお酒が用意されているのか。ここで一度に知ることが出来ます。

  • 写真:myao沢山の手書きピンチョス情報がワクワクさせる。

自分の食べたいピンチョスを選んで、そのお店に行くのも楽しいです。ピンチョスやお酒の種類目当てで訪れると、普段の旅行ではなかなか入らないお店に行くことが出来ますよ。

  • 写真:myao掲示板で情報を見て訪れた「LA JOLIE」はホテル。何も知らず訪れるのもイベントならでは◎
  • 写真:myao

また、ピンチョスとお酒ではなく、チケットでカレーを食べられたり、デザートを提供しているお店も。バル巡りの締めや中休みに訪れるのも良いですね。

函館グランドホテル別館 ラ・ジョリー元町
函館 / ホテル
4.6 (341件の口コミ)
料金(目安):7,300円〜34,268円
宿泊時間:15:00〜11:00
住所:北海道函館市末広6-6地図で見る
Web:https://www.facebook.com/pages/category/Inn/%E3%83...

気になっていたお店へ行ってみる

バル街のHPや、当日もらうマップにはお店の情報が記載されています。その情報を見て、どこに行くのか決めておくのもひとつ。行く前にネットで調べたりすることが出来るのはワクワクしますね。

  • 写真:myaoバル街発起人深谷シェフの2店舗目のお店「ラコンチャ」。イベント外でも是非行きたいお店。
  • 写真:myao
ラ・コンチャ
函館 / 洋食・西洋料理
住所:北海道函館市末広町14-6地図で見る
電話:0138-27-2181
Web:http://vascu.com/

ふらりと見つけたお店に入る

開催地となる函館西部地区旧市街地は、古民家や蔵をリノベーションしたお店も多数。ノスタルジックな雰囲気漂う町並みにポツンと佇むお店や、気になるけど普段だったら入りにくいお店…など、参加店にはポスター掲示がされていますので気軽に入ることができます。

  • 写真:myao天然酵母パン「tombolo」。パンもワインもとても美味しかった。
  • 写真:myao
  • 写真:myao映画にも使われた昔ながらの建物の「港の庵」。会員制のためいつもは入れない。
天然酵母パン tombolo
函館 / パン・サンドイッチ / パン屋
住所:北海道函館市元町30-6地図で見る
電話:0138-27-7780
Web:http://tombolo.jpn.org/

バル街参加=旧市街地巡り!

このイベントに参加すると、旧市街地のお店を巡り歩くことになります。お昼から参加したのであれば、お店を巡るのみならず、観光スポットに訪れながら楽しむのもひとつ。

  • 写真:myaoバル巡り=旧市街歩き。函館観光スポットで外せない八幡坂。

赤煉瓦倉庫群や八幡坂など、気付けば観光名所も満喫していた、なんてことも可能です。

  • 写真:myao途中で日が暮れて、ノスタルジックな雰囲気漂うのも、函館ならでは。
金森赤レンガ倉庫
函館 / 建造物 / ショッピングモール・デパート / 観光名所 / 歴史的建造物
住所:北海道函館市末広町14−12地図で見る
電話:0138-23-0350
Web:http://www.hakodate-kanemori.com/
八幡坂
函館 / 町・ストリート / 夜景 / 観光名所
住所:北海道函館市末広町 八幡坂地図で見る
電話:0138-27-3333(函館市元町観光案内所)
Web:https://www.hakobura.jp/db/db-view/2010/09/post-17...

どうやって参加するの?

前売り券(5枚綴り¥3,500)か、当日券(5枚綴り¥4,000)を購入して参加します。前売り券は開催日前日まで、函館市内のプレイガイド、協力店、参加店もしくはネットで購入することもできます。

  • 写真:myao当日情報にはライブ情報などが記載。

当日は先述の通り、まず最初に函館市地域交流まちづくりセンターへ!そちらでチケットとマップを貰ったら、あとは気になるお店を巡り歩きましょう。お店により、オープン時間やクローズ時間も違いますのでご注意を!イベント当日は、時間によってはライブを開催しているお店も。フラメンコが鑑賞できるチャンスもあるかもしれません。そちらの情報も当日、マップやインフォメーションでゲットしてみてください♪

  • 写真:myao
バル街オフィシャルサイト
https://www.bar-gai.com/
2020年4月開催日程:2020年4月18日(土)12:00-24:00
函館西部地区バル街
函館 / イベント・祭り / 穴場デートスポット
住所:北海道函館市 函館駅周辺、ベイエリア、元町地図で見る
電話:0138-56-1570
Web:http://www.bar-gai.com/

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この記事を書いたトラベルライター

暮らすように旅する事が大好き!クラフト作家ライター
いつからか、旅をして知らない世界を垣間見るのが大好きになった。
普段は銘木などでナチュラルアクセサリーやコモノを制作して、WEBやイベントで販売しています。"タンポポの綿毛と旅しよう"と題したペンダントも作る程の旅好き。観光地を巡るのも好きだけれど、地元の人が訪れる場所、ガイドブックに載っていないような場所を探して暮らすように旅する方が好き。モノづくりをしているので、海外のホームセンターで興奮して工具を買って帰ってきたこともあります(笑)。最近は山登りも始めて、旅先も大自然があるところが多くなりました。そんな私の目線から観た世界が、あなたの旅の発見や参考になったら幸いです。
https://www.myaonote.net/

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