イタリア
イタリア観光
南北にブーツのような形をした国は世界遺産の宝庫

【イタリア】地元民に聞いた、オルヴィエートのおすすめレストラン

取材・写真・文:

オーストラリア在住
訪問エリア:36ヶ国

2019年5月13日更新

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写真:Booboo56

イタリア中部ウンブリア州にある街「オルヴィエート」。たくさんのレストランがあるので、どこで食べたらいいか迷っちゃいますよね。ということで今回は、オルヴィエートで生まれ育った筆者の知人Alessandro(アレ君)に、おすすめレストランをいくつか聞いてみました。さて、あなたはどこで食べますか?

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トラットリア・ラ・パロンバ Trattoria La Palomba

アレ君:ここは地元の人にも、観光客にも人気の超有名レストランだよ。特にカルボナーラにトリュフがたっぷりかかった「Spaghetti dell' "Ascaro" Carbonara con Tarfuto」がおすすめ。
  • 写真:Booboo56
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左下の写真、ごろっとした黒い塊は、世界三大珍味と言われる高級素材「トリュフ」。実は、オルヴィエートがあるウンブリア州の特産なんだそうです。こちらのトリュフを、カルボナーラパスタの上に目の前ですりおろしてくれます。このパフォーマンスが人気の秘密かもしれません。

  • 写真:Booboo56Spaghetti dell' "Ascaro" Carbonara con Tarfuto

右上の写真ぐらいの量がかかっていると、トリュフの香りと味がダイレクトに伝わりますね。また写真にはありませんが、こちらの「トラットリア・ラ・パロンバ」、ワインの品揃えも多く、デザートもすごく美味しいです。

トラットリア・ラ・パロンバ
イタリア / 洋食・西洋料理
住所:Via Cipriano Manente, 16, 05018 Orvieto TR, Italy地図で見る
電話:39 0763 343395

トラットリア・デル・モロ・アローネ Trattoria del Moro Aronne

アレ君:昔ながらのオルヴィエートのトラットリア!
  • 写真:Booboo56
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アレ君が言うように、素朴で温かい雰囲気のレストランです。スタッフも親しみやすく、常連客で賑わっています。

料理も素朴でストレートですが、味はミシュランのお墨付きです。写真にはありませんが、メニューにはトリュフのソースがたっぷりかかったステーキや、鳩、イノシシ、ウサギを使ったこの地域の伝統料理も並んでいます。

トラットリア・デル・モロ・アローネ
イタリア / 洋食・西洋料理
住所:Via San Leonardo, 7, 05018 Orvieto TR, Italia地図で見る
電話:0763-342763
Web:http://www.trattoriadelmoro.info/en

リストランテ・アル・ポッツオ・ダ・ジョバンニ Ristorante Al Pozzo Etrusco da Giovanni

アレ君:ここの料理は伝統料理に現代的なひとひねりを加えたっていうのかな、そんな料理。店内もおしゃれな雰囲気だよ。
  • 写真:Booboo56
  • 写真:Booboo56

上の写真左は、リコッタチーズ入りラビオリのほうれん草ソース€9.5(約1,170円)、右はイノシシの煮込み€15(約1,860円)です。

  • 写真:Booboo56
  • 写真:Booboo56

続いて、上の写真左が牛ヒレ肉のステーキ・ピスタチオソース€17(約2,100円)&ローストポテト€4(約500円)、右は中から熱々のピスタチオソースが出てくるデザート€5(約620円)です。

アレ君のいう通り、店内は清潔感あふれるオシャレな雰囲気、スタッフのお茶目なサービスも素敵です。

リストランテ・アルポッツオ・ダ・ジョバンニ
イタリア / 洋食・西洋料理
住所:Piazza de' Ranieri, 1/A, 05018 Orvieto TR, Italy地図で見る
電話:0763 341050
Web:http://www.alpozzoetruscodagiovanni.it

トラットリア・ラ・メッザ・ルーナ Trattoria La mezza Luna

アレ君:料理も値段もボリュームも昔かたぎのレストラン。どの料理もそれなりに美味しいけど、ここではカルボナーラが絶対おすすめ。たぶん、オルヴィエートで一番のカルボナーラだよ。

噂のカルボナーラは、卵と分厚く切ったウンブリア特産の”バッフォ”(豚の頬肉のベーコンだそうです)と、黒胡椒のみのシンプルな味付け。麺はスパゲティーでも美味しいけど、オルヴィエート名物のパスタ”ウンブリケッリ”でぜひ試してみて。

  • 写真:Booboo56
  • 写真:Booboo56

こちらの「トラットリア・ラ・メッザ・ルーナ」は中心地からちょっと離れたところにあって、探しにくいかもしれませんが、お月さまの看板が目印。カルボナーラを目当てのお客さんでいつも満席なので、事前に予約した方がいいとのことでした。

トラットリア・ラ・メッザ・ルーナ
イタリア / 洋食・西洋料理
住所:Via Ripa Serancia, 3, 05018 Orvieto TR, Italy地図で見る
電話:0763 341234

終わりに

どのお店も本当に甲乙つけがたい良さがあって、どこが一番ということは言えませんが、どのお店のカルボナーラも、クリーミーな日本のカルボナーラとはちょっと違っています。クリーミーな味が苦手な筆者にとっては、どのお店のも驚くほどの美味しさでした。

昔ながらの味を守るオルヴィエート。メインの肉類は、付け合せもなく、かなりのボリュームで、”ドン”っと出てくるので、一汁三菜の繊細な料理に慣れた日本人にとっては、全部平らげるのが難しいように感じました。シェアするのはイタリア式ではありませんが、色々な料理を何人かで分けた方がいいかもしれません。

オルビエート
イタリア / 町・ストリート
住所:Orvieto,Italy地図で見る

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この記事を書いたトラベルライター

頭の中は食べることばかり、元バックパッカー 
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