旅の思い出を持ち帰る、お土産。今回は、ナポリやアマルフィ海岸を中心に、南イタリアらしい「定番土産」、センスあふれる「こだわり土産」、街で見つけた「おもしろ土産」をそれぞれご紹介します。
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定番土産
まずは南イタリアの定番土産をご紹介。誰に渡しても「南イタリアらしさ」が伝わること間違いなしです。
【1】見ているだけで元気が出る!レモン雑貨・お菓子
南イタリアの燦燦と輝く太陽の日差しを浴びるレモンは、このエリアの一大アイコン。
レモンをもとにしたグッズや食べ物がたくさんあります。レモンの形をした香り付き石鹸や、レモンの模様が描かれた雑貨、レモンコーティングのチョコレートなど、レモン・レモン・レモンのオンパレード!お店の一角がレモンイエローで埋め尽くされている景色は「南イタリアに来た!」という気分を高めてくれます。
いかにもお土産らしいレモンデザインの雑貨は、リゾート地であるソレントやカプリ島、アマルフィ、ポジターノで多く売られています。生活感満載のナポリではほとんど見かけませんので、アマルフィ海岸沿いの街で買ってしまいましょう!
【2】家にあればイタリア通?!リモンチェッロ
鮮やかなビタミンカラーのイエローが眩しいリモンチェッロ。イタリア国内どこでも見かけますが、本場は南イタリア・ソレントが一大生産地です。
リモンチェッロは、その名の通りレモンをベースにしている、南イタリア伝統の甘い食後酒で、アルコール度は30%と強め。現地の方はキンキンに冷やしてストレートで飲みますが、ソーダで割るのも美味しく飲めるので、日本人の口にはおすすめの方法です。
レモンの皮をベースに、水と砂糖とアルコールの4つだけで作るのが伝統的な製法。ラベルを見て、余計な添加物や着色料が入ってないか確認しましょう。
お土産用として売られているボトルは、大小・形さまざまに、創意工夫が凝らされていますので、アルコールが苦手な方もインテリアとして楽しめます。
お値段は内容量やボトルデザインにもよりますが、10ユーロ(1,300円)から。
こちらは、レモン農家のオーナーが自家製レモンチェッロを作っている様子。添加物・着色料ゼロで、この鮮やかな色合いが出せます。
こだわり土産
自信を持って大切な人にプレゼントできるこだわりの逸品と、お安い定番商品ながらも、知っていると自慢できる品をご紹介。
【3】世界が認めたマリネッラのネクタイ
ファッションの国イタリアにおいて、名だたる紳士服ブランドは数あれど、その中で突出した評判を誇るマリネッラ。19世紀にナポリで開業した老舗ブランドです。
モナコ王室やオバマ元大統領、ベルルスコーニ元首相にも愛用され、映画『007 スカイ・フォール』においても、ジェームズ・ボンドが着用しています。過去に開かれたナポリサミットでも、各国首脳にプレゼントされているという質・デザインともに折り紙付きです。
日本では東京に2店舗ありますが、ナポリは本店だけあって品ぞろえが大きく違います。ここでしか手に入らないデザインもあり、価格も日本で買うより割安ですので、この機会にぜひ手に入れておきたい一品です。
【4】おしゃれで美味しい!あのファッションブランドのパスタ
イタリアといえばパスタ!特に南イタリア・ナポリ近郊にあるグラニャーノは、イタリアの中でもパスタ発祥の地と言われており、質の高さが評判です。レストランでもわざわざ「グラニャーノ産パスタ」とメニューに明記されるほど。そんなハイクオリティのパスタがスーパーでは1ユーロ(130円)から手に入ります。スーパーの棚一列を占領するパスタたちは圧巻!
その中でも特にお勧めしたいのがこちら!あのファッションブランド、Dolce&Gabbanaがグラニャーノのパスタメーカーとコラボしたパスタです。パッケージのデザインに一目惚れですね。
お値段も、スーパーで購入する場合は他のメーカーと変わらず良心的な価格設定。お味はもちろん本場のもちもちとした触感で、大満足なお土産となるはずです。