ヴェネツィアは様々な映画で舞台となった街です。名作『ベニスに死す』や、ジェームス・ボンドが活躍する、スパイ映画『007カジノロワイヤル』の舞台になったことでも有名です。そして、ヴェネツィアの別名は「水の都」です。美しい運河には、ゴンドラ(ボート)が運行しています。街と景色を見ているだけで、幸せな気分にしてくれる場所が「ヴェネツィア」なのです。そんなヴェネツィアのおすすめの見どころや過ごし方をご紹介します。
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サン・マルコ広場でコーヒーの時間を。
世界でもっとも美しい広場と言われている「サン・マルコ広場」。皇帝ナポレオンが「ヨーロッパで一番美しい広場」と称賛したことでも有名です。周りには、テラス席のカフェがあるので、コーヒーを飲みながら、ゆっくり過ごすのもいいでしょう。
秋から春の時期にはたびたび、満潮によって浸水してしまうこともあるので注意が必要です。歴代最高の潮位は194㎝まで浸水したようです。危険も伴ってくるので、観光どころではなくなってしまいます。
リアルト橋だけじゃない。ヴェネツィアは橋が沢山。
ヴェネツィアで一番有名な橋と言えば「リアルト橋」です。石造アーチ橋はヴェネツィアの名所となっています。そして、橋の上はアーケードになっていて、沢山の商店が並んでいます。名物でもあるヴェネツィアンマスクも販売されていますよ。
街中に沢山の橋
リアルト橋以外にも、ヴェネツィアには沢山の橋が架かっています。その数、400以上。これらの橋は、リアルト橋のように力強い橋、小さなかわいらしい橋、そして格子窓のついた橋など、それぞれ個性があります。見ているだけで楽しめますよ。
ゴンドラをぼ~っと眺めよう。
ヴェネツィアといえば、「ゴンドラ」と言っても過言ではないでしょう。そして、一度はゴンドラに乗ってヴェネツィアの街中を巡りたいと思っている人もいるはずです。
実は、ゴンドラは乗るだけが楽しみでは無いんです。ゴンドラを眺めているだけで、日本では味わえない、非日常の気分を味わうことができます。
運河に面している飲食店で、ワインを飲みながら、ぼ~っと「ゴンドラ」を眺める。これこそが贅沢なんです。
ゴンドラ乗船40分(夜間):100ユーロ/約12,500円(2017年6月のレート換算)
ヴェネツィアの夕日は美しい。
世界中どこでも見ることが出来る夕日。特にヴェネツィアの夕日は、ひと際、美しいです。
「ベニスを見て死ね」という有名な言葉がありますが、ベニスのベストな時間帯は、夕日を見られる夕方でしょう。ヴェネツィアの街並みと夕日の相性は抜群です。この景色は死んでも忘れられないような景色です。
運河に面している場所であれば、ヴェネツィアの全ての場所が夕日のベストスポットです。美しい夕日を探しにヴェネツィアを歩いてみましょう。うっとりするような写真が撮れますよ。
おまけ
ヴェネツィア(フォンダメンタ・ヌォーヴェ乗り場)から、水上バスで約40分で到着する「ブラーノ島」。街中の家々が全てカラフルなデザインとなっていて、歩いているだけで、おとぎ話のような空間に連れて行ってくれます。ヴェネツィアまで来たら、少し足を伸ばしてブラーノ島に行くのも良いでしょう。
アクセス
ヴェネツィアはタクシー等はありません。徒歩または、水上バス(ヴァポレット)での移動となります。