水の都と呼ばれるベネチア。100以上の島から成り立っており、島中の運河を400以上の橋が繋いでいます。有名な建築物を巡るもよし、曲がりくねる小道に迷い込むもよし、船で運河を駆け抜けるもよし、様々な観光の仕方があります。この街のフォトスポットを、筆者が撮った写真と併せてご紹介します。
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フォトスポット7選
【1】Piazza San Marco(サン・マルコ広場)
世界一美しい広場と称されるサン・マルコ広場。広場を囲む建築物には、サン・マルコ寺院、時計塔、ドゥカーレ宮殿など、有名なものがたくさんあり、撮影し甲斐があります。
【2】Campanile di San Marco(サン・マルコの鐘楼)
【1】でご紹介したサン・マルコ広場にあります。この鐘楼に登って、頂上からベネチアの街を一望することができます。ベネチアは細い道ばかりなので、高いところから撮影すると、隙間なく建物が建っているような写真を撮ることができます。南側は、ベネチアがたくさんの島から成り立っていることが伝わる写真が撮れます。
- サン・マルコの鐘楼入場チケット:€8(約1,020円)
【3】Riva degli Schiavoni(リヴァ・デリ・スキアヴォーニ通り)
サン・マルコ広場の南側の道です。ここから、【4】でご紹介するサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会が対岸に見えます。加えて、このあたりはゴンドラがたくさん停船しているので、ベネチアらしい1枚を撮ることができます。
- リヴァ・デリ・スキアヴォーニ通り
- イタリア / 町・ストリート
- 住所:リヴァ・デリ・スキアヴォーニ地図で見る
【4】Basilica di San Giorgio Maggiore(サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会)
海に浮かんでいるように見える教会です。この教会が島のほとんどの面積を占めており、中は無料で見学でき、撮影も可能です。また、サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会を背にして対岸を見ると、ちょうど【1】でご紹介したサン・マルコ広場が正面から見えますので、こちらも忘れずに撮影しておきましょう。
- サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会
- イタリア / 社寺・教会 / 教会
- 住所:Basilica di San Giorgio Maggiore地図で見る
【5】Basilica di Santa Maria della Salute(サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂)
「大運河の貴婦人」と称される、バロック様式の教会です。真っ白な外観に大きなクーポラが特徴的です。正面から撮影しても綺麗ですし、あえて逆光にしてシルエットを撮っても美しいと思います。
- サンタ・マリア・デッラ・サルーテ大聖堂
- イタリア / 社寺・教会 / 教会
- 住所:Fondamenta Salute, 30123 Venezia, イタリア地図で見る
【6】Ponte dell'Accademia(アカデミア橋)
ベネチアの大運河・カナルグランデにかかるアーチ型の橋です。橋そのものが写真映えするというよりかは、この橋から見る景色がベネチアらしく素敵です。旅行会社のパンフレットやポストカードにもここからの景色の写真が使われていることがあります。
※2018年5月現在は工事中で、高い衝立が立っているため、手を伸ばせば撮影はできますが、橋の上から直接風景を見るのは難しい状態でした。
【7】Ponte di Rialto(リアルト橋)
カナルグランデにかかるリアルト橋は、商業施設が多く集まるエリアにあります。橋上はアーケードになっており、ベネチア内の他の橋に比べると存在感と迫力があります。橋からは船が行き来する様子や、賑やかな川辺のカフェが見え、華やかな写真を撮ることができます。
おまけ
地図を持たず彷徨うのが、ベネチアの歩き方のおすすめの1つです。目的地があると、地図に集中し景色を楽しみきれないことがあると思いますが、有名な観光地以外にもおしゃれな路地やかわいい家、ゆったりとした運河がそこら中にあります。ぜひトライしてみてください。
ベネチアへの行き方
イタリア国内からベネチア「サンタ・ルチーア駅」まで電車で行く場合
- 「ミラノ中央駅」からフレッチェロッサ(国鉄の高速列車)で約2時間30分
- フィレンツェ「サンタマリアノヴェラ駅」からフレッチェロッサで約2時間
- ローマ「テルミニ駅」からフレッチェロッサで約3時間45分
日本からベネチアまで飛行機で行く場合
成田国際空港から、ベネチア・テッセラ空港(マルコ・ポーロ空港)への直行便はありません。周辺各国で乗り継ぎを行ってのアクセスとなります。ドイツ・オランダ・フランス等からはベネチアへの直行便が出ています。ベネチア・テッセラ空港(マルコ・ポーロ空港)からベネチアの街までは、バスで20分程です。
ベネチアで宿泊される際は、筆者おすすめのホテル「ホテル パウザーニア」をぜひ利用してみてください。