【京都】カフェマニア厳選！絶品のコーヒーとデザートが楽しめる、知る人ぞ知るカフェ3選

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• 珈琲を愛する街、京都
• 京都で一番美味しい!? [ELEPHANT FACTORY COFFEE]
• 絶品フルーツサンドを楽しむ [市川屋珈琲]
• 京都らしい裏路地の町家カフェ [cafe 火裏蓮花]

珈琲を愛する街、京都

• 写真：sosuke

実は京都は珈琲文化が根付いた街として知られています。それを裏付けるデータとして、総務省統計局が発表している、日本の都市のコーヒー消費ランキング(※家計調査(ふたり以上の世帯))を見ると、京都市はコーヒーの消費量・消費金額ともに全国1位なのだそう。

確かに京都には、日本の珈琲文化の歴史を語る上では外せない、フランソア喫茶店（登録有形文化財）や、進々堂（日本で初めてフランスパンを提供した喫茶店）、全国に名が通るイノダコーヒーなど、昭和初期から多くの喫茶店が存在しています。

そんな喫茶店文化の根付く京都にあるカフェで提供されるコーヒーは、どれもクオリティが高く、またそれぞれが他とは違う個性を持っています。ついつい飲み比べがしたくなる、カフェ好きにはたまらない街、それが京都なんです。

京都で一番美味しい!? [ELEPHANT FACTORY COFFEE]

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京都の繁華街である河原町の路地裏にひっそりと佇む、知る人ぞ知る名店ELEPHANT FACTORY COFFEE。大きな看板もないので、普通に歩いているだけではまず見つけることができない隠れ家的存在ですが、なんとこちらは食べログでも☆3.7(2020年12月現在)をつける、名実ともに京都を代表するカフェ。

営業時間は13:00~深夜1時と、通常の喫茶店とは違いお昼から夜にかけて営業しており、特にファンは夜カフェとして訪れることが多いようです。

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できれば筆者としても秘密にしておきたいのですが、何と言ってもELEPHANT FACTORY COFFEEはコーヒーが美味しい！カフェ好きの筆者が「これまでに飲んできたコーヒーで一番美味しいんじゃないか」と思うほど。オーダーしてから一杯ずつ丁寧にハンドドリップで淹れられるそうで、いつでも新鮮な珈琲を味わうことができます。

ELEPHANT FACTORY COFFEEで提供されるコーヒーにはいくつか種類があるのですが、筆者は中煎りのEFブレンド8（700円）をいただきました。少しあっさりとしていて、苦味・甘味・酸味が絶妙にブレンドされた柔らかく優しい味。これは夜に飲むコーヒーとしてもぴったりだと思いました。

メニューは以下の通り。

• 写真：sosuke

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落ち着いた雰囲気の店内は、どことなくレトロさを感じさせる空間。大きなテーブル席が無いため、来店をされている方のほとんどはお一人様でした。ところどころ積み上げられている本は、実は売り物。読書好きの店主の方がセレクトをされているそうで、実は店名のELEPHANT FACTORY COFFEEも村上春樹の『象工場のハッピーエンド』に由来しているそうです。

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コーヒーが絶品のELEPHANT FACTORY COFFEEですが、実はデザートもあります。筆者はチョコレートケーキ（500円）をオーダー。あくまでも主役はコーヒーなのでサイズはとても小さいのですが、カカオとシナモンの香りが凝縮されたチョコレートケーキはとても濃厚で香り高く、サーブされるコーヒーとの相性も抜群でした。ELEPHANT FACTORY COFFEEを訪れた際にはぜひ併せてオーダーしていただきたい逸品です。

絶品フルーツサンドを楽しむ [市川屋珈琲]

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京都の清水五条にある、市川屋珈琲。京都らしい町家を改装した喫茶店で、名門喫茶であるイノダコーヒーで修行を積んだ店主が開業したお店です。店主のこだわりが詰まったコーヒーの美味しさもさることながら、こちらの名物は何と言ってもフルーツサンド。ボリューミーでみずみずしさが感じられる季節のフルーツを使ったフルーツサンドを求めて、連日多くのお客さんで賑わっています。

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こちらが季節のフルーツサンド(1,130円)。名前の通り、季節の旬なフルーツがサンドされるため、シーズンごとに異なる美味しさが楽しめます。ちなみに筆者が訪れた7月は、白桃のフルーツサンドでした。中身のフルーツに関しては毎年決まった内容が出される訳ではないため、来年夏はまた違うフルーツが提供されているかもしれませんので、訪れるまでのお楽しみです。

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市川屋珈琲では、フルーツサンドは作り置きしておらず、オーダーが入ってから一つ一つ手作りをしています。こういう手間隙のかけ方が京都の喫茶店らしく、なんとも粋なところです。ぜひ珈琲を片手に本を読みながら、ゆっくりとフルーツサンドを待ってみてください。"京都の喫茶店時間"を楽しめるはずです。

京都らしい裏路地の町家カフェ [cafe 火裏蓮花]

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京都の地下鉄烏丸御池駅または京都市役所前駅から徒歩6分の距離にある、路地裏の町家カフェとして人気のcafe 火裏蓮花（かりれんげ）。お店に行くには細い路地を抜けていく必要があるため、道中から京都らしさを感じられるお店です。特に、夏場に提供される贅沢でボリューミーなかき氷が有名なのですが、そのほかのスイーツも絶品なんです。

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こちらで提供されるスイーツはどれも手作り。オススメは自慢のしっとりクラシックショコラ(700円)と、大人のブルーチーズケーキ(830円)。濃厚なクラシックショコラは、カカオの香りが豊かで、コーヒーとの相性も抜群。大人のブルーチーズケーキは、甘さが控えめでチーズの香りがしっかりとしていて、お酒とも合いそうな深い味わいです。

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店内はテーブル席4席、カウンター8席とこぢんまりしており、店内も静かでとても落ち着ける空間。店内の窓からは町家に囲まれた中庭のような場所が見え、とても京都らしい雰囲気。手作りのスイーツとコーヒーでほっこりとした時間を過ごせます。