夏の暑さが厳しい京都にはかき氷の名店が多く、涼を求めて長蛇の列ができています。そんなかき氷の聖地とも呼べる京都には、夏が終わった後も季節に合わせた旬のかき氷を求めて多くの人で賑わっている名店があります。
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京都はかき氷の聖地
夏の暑さが厳しい京都ではかき氷が自慢のお店が多く、どのお店にも長蛇の列ができていますが、通年かき氷を提供しているお店も多くあります。その中でも旬の素材を使用したこだわりのおいしいかき氷を食べられる、何度でも通いたくなるお店をご紹介します。
二条若狭屋寺町店
京菓子匠のかき氷
大正6年創業の四代続く京菓子匠で、季節を彩る生菓子やお干菓子をはじめ、「不老泉」や「ふく栗」、「やき栗」、「家喜芋」などの銘菓を生み出しています。そんな二條若狭屋が2013年6月にオープンさせた、茶房を併設した二條若狭屋寺町店では、旬の素材を使ったこだわりのかき氷をいただくことができます。
季節ごとの旬の限定氷
季節ごとに、旬の食材やイベントなどに合わせた多くの限定氷が用意されているので、何を注文しようか迷ってしまいます。
2016年12月は、雪のように白いレアチーズのシロップに、色とりどりのおいりが電飾のように散りばめられた、クリスマスツリーのようなかわいい「ホワイトクリスマス氷(税込1,080円)」が登場していました。
食べ進めていくと、中からは真っ赤な苺と苺ソースが顔を出し、クリスマス気分を盛り上げてくれます。
京菓子匠ならではの心遣い
かき氷を待っている間には、厳選した大粒の栗を使用した絶品のお菓子やき栗とふく栗をいただくことができました。嬉しい心遣いに、待ち時間も苦になりません。
- 二條若狭屋 寺町店
- 二条・烏丸・河原町 / スイーツ / カフェ・喫茶店 / かき氷 / 和菓子店
- 住所:京都市中京区寺町通二条下る榎木町67地図で見る
- Web:http://www.kyogashi.info/
茶匠 清水一芳園 京都本店
茶問屋直営の本格かき氷
茶問屋直営の本格茶スイーツを提供している茶匠 清水一芳園 京都本店は、抹茶をブレンドしたお濃茶と阿波和三盆糖から作った蜜をエスプーマしたかき氷、宇治抹茶氷エスプーマ仕立てが有名です。数々の雑誌に取り上げられたり、2018年10月に三井アウトレットパーク木更津店が新たにオープンしたりと、今ホットなお店です。
新作かき氷が次々と誕生
「京都から世界へほんまもんを発信する」という目的のもと、旬の素材を使ったオリジナルのかき氷がたくさん開発されています。
2016年秋には、極上京丹波栗のエスプーマ仕立て(税込1,080円)をいただくことができました。京丹波栗と阿波和三盆糖から作った蜜を合わせてエスプーマされたふわふわの層を崩すと、中にはほうじ茶プリンが。別添えチョコレートソースとの相性も良く、洗練された一品。毎年進化したかき氷が開発されているので、楽しみです。
必食のランチメニュー
夏季以外の時期に提供されているランチメニューの勝浦天然まぐろ丼(税込880円)もこだわりの一品。お腹に余裕があれば是非とも食べたい一品です。
嬉しい並ばずに待てるシステム
待たずに入店出来るように工夫されたシステムが導入されており、名簿に名前を書いておけば、順番が来るまでの時間を近くの観光スポットにでかけることも可能です。待ち時間の目安は前で待っている人数×80秒とのことですが、同日の16:30までに戻れば、すでに順番が過ぎても優先的に入店が可能とのこと。
近くには、三十三間堂や五百佛山 智積院があるので、時間を有効活用して観光も楽しみたいですね。
ちなみに2018年12月4日~30日までは毎日営業されるそうなので、気になっている方は是非この機会に足を運んでみてください。