ノルウェー
ノルウェー観光
世界遺産にも登録されたフィヨルドの美しさ

【ノルウェー】個人でも行ける!通年で観光できるソグネフィヨルド満喫の旅

取材・写真・文:

東京在住

2017年12月5日更新

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ノルウェーのフィヨルド観光ベストシーズンは夏の6~8月と言われていますが、5大フィヨルドと呼ばれる5か所のフィヨルド観光スポットの中で唯一、通年で観光できるのが「ソグネフィヨルド」です。このソグネフィヨルドに個人で行く方法をご紹介します。

唯一、通年で観られるソグネフィヨルド

ノルウェーにある5大フィヨルドは、1.ブルーの入り江が美しい"フィヨルドの真珠"と評される「ガイランゲルフィヨルド」、2.穏やかな山々により女性的な美しさをもつ「ハダンゲルフィヨルド」、3."教会の説教壇"と呼ばれる断崖絶壁にのぼることができる「リーセフィヨルド」、4.氷河も見ることができる「ノールフィヨルド」、そして5.通年で観ることができる「ソグネフィヨルド」の5つ。

ソグネフィヨルドの目玉観光ルートでは、首都オスロ~ベルゲンを列車・バス・船を乗り継ぎ、それぞれの乗り物ならではの魅力を味わうことができます。

  • 写真:ふるりえフィヨルドの絶景に抱かれるようにして暮らす家々

個人でもチケット手配可能!弾丸フィヨルド遊覧も夢ではない!

ソグネフィヨルド観光ルートは「フィヨルド周遊チケット」として各旅行会社からセット販売されていますが、数週間前までの予約が必要だったり、手数料を取られてしまい高くなったりもします。

そこで、すべてのルートを全て個人で手配する方法と、この観光ルートの魅力をご紹介します。

観光ルートといえども、公共交通機関を多く利用するため個人でも簡単にチケットを手配することができます。この方法でなら「急にフィヨルドを見に行きたくなった!」となってもすぐに行くことができます。

北欧へ訪れた際は絶対に外せない観光スポットであるフィヨルド。ぜひ参考にしてみてください。

旅程とチケット購入方法

ソグネフィヨルドを満喫する全行程の時間、金額、チケット購入方法は以下の通りです。主なルートとしてはA.首都オスロからベルゲンへ向かうコース、B.ベルゲンからオスロへ向かうコース、がありますが、ここではB.ベルゲンからオスロへ向かうコースをご紹介します。

【1】列車で移動。約2,500円。駅の自動券売機で前日購入
08:43 ベルゲン駅発
09:56 ヴォス駅着

【2】バスで移動。約1,500円。バスの運転手に直接支払い
10:35 ヴォス発
11:25 グドヴァンゲン港着

【3】船でフィヨルド遊覧・移動。約5,100円。ネットで事前予約
12:00 グドヴァンゲン港発
14:00 フロム港着

【4】列車で移動。約4,500円。フロム駅の窓口で直前購入
14:45 フロム駅発
15:35 ミュールダール駅着

【5】列車で移動。約9,000円。ネットで直前購入
17:52 ミュールダール駅発
22:35 オスロに到着

  • 写真:ふるりえ住民の足としても使われるベルゲン鉄道

フィヨルド周遊を楽しもう!

以下より、各工程の詳細について紹介します。

【1】幾筋もの滝を見ながらの列車の旅。フィヨルド観光へ出発!

  • 列車で移動。約2,500円。駅の自動券売機で前日購入
  • 08:43 ベルゲン駅発、09:56 ヴォス駅着

ヨーロッパ景勝ルートとしても知られるベルゲン鉄道に乗って、ベルゲンからヴォスへ向かいます。

列車左手には、入江や湖を隔てた向こうに広がる山々から幾筋もの滝が延々と並び、フィヨルド遊覧へ期待値がどんどんと上がっていきます。

  • 写真:ふるりえベルゲン鉄道の車窓からは幾筋も流れる滝が絶えず見える
ベルゲン駅
ノルウェー / 駅・空港・ターミナル
住所:5015 Bergen, ノルウェー地図で見る

【2】雪景色に覆われたノルウェーならではの村の様子も楽しもう

  • バスで移動。約1,500円。バスの運転手に直接支払い
  • 10:35 ヴォス発、11:25 グドヴァンゲン港着

ヴォス駅へ着くとすぐに、グドヴァンゲン港行きのバスがやってきます。この時間、この場所にいる人たちはみなソグネフィヨルドを目指す人たちなので、駅員やバスの運転手も慣れたもの。迷うことなく目的のバスを探せます。

バスの窓からは、雪に覆われた三角屋根に赤い壁の北欧らしい家々や、雪解け水が流れる川など、フィヨルド山間部に佇む村の様子を窓から眺めることができます。

ヴォス駅
ノルウェー / 駅・空港・ターミナル
住所:ノルウェー 5700, Voss station地図で見る

【3】ついにソグネフィヨルド遊覧!これぞフィヨルド!

  • 船でフィヨルド遊覧・移動。約5,100円。ネットで事前予約
  • 12:00 グドヴァンゲン港発、14:00 フロム港着

グドヴァンゲン港に着くと、そこには既に絶景が広がります。波の立たない穏やかな海面の両側に、標高1,000mもの断崖が迫ります。

  • 出典:www.asiatabi.clubグドヴァンゲン港ではお土産屋やフォトスポットがある

遊覧はおよそ2時間。海岸線から深く入り込んだ入江の全長は204kmもあるとのこと。周囲には標高1,700mを超える山々が連なり、水深は深いところで1,308mにも及ぶのだとか。世界最大級のスケールです。

ニュージーランドのフィヨルドや南米のフィヨルドとはまったく異なる、壮大で雄大なフィヨルドです。

  • 写真:ふるりえ標高1,700mを超える山々に見下ろされながら、フィヨルドの絶景を堪能できる
グドヴァンゲン港
ノルウェー / 駅・空港・ターミナル
住所:Gudvangen 5717地図で見る

【4】ノルウェー国鉄の最高傑作といわれている観光列車・フロム鉄道を満喫

  • 列車で移動。約4,500円。フロム駅の窓口で直前購入
  • 14:45 フロム駅発、15:35 ミュールダール駅着
  • 写真:ふるりえ観光列車・フロム鉄道

標高差864mを走行距離たった20kmで結ぶ急勾配の山岳鉄道・フロム鉄道。ノルウェー国鉄の最高傑作といわれているそうです。途中、高さ164mのリョーアンネフォッセン滝を通り抜け、ショースの滝では列車を降りて記念撮影をすることができます。

  • 写真:ふるりえフロム鉄道の車窓からは急な山々を超える絶景が見られる
  • 写真:ふるりえショースの滝
フロム駅
ノルウェー / 駅・空港・ターミナル
住所:5743, Flåm station地図で見る
リョーアンネフォッセン滝
ノルウェー / 自然・景勝地
住所:Rjoandefossen Waterfall 5743 Flåm Norway地図で見る
ショースの滝
ノルウェー / 自然・景勝地
住所:Rallarvegen, 5718 Myrdal, ノルウェー地図で見る
Web:http://www.europeanwaterfalls.com/waterfalls/kjosf...

【5】帰路、列車で首都オスロへ

  • 列車で移動。約9,000円。ネットで直前購入
  • 17:52 ミュールダール駅発、22:35 オスロに到着

ミュールダール駅に着く頃には、冬のノルウェーは暗くなってきており、後はオスロに帰るだけ。明るければ、本来はノルウェーの深い森や、岩、灌木、湖だけの荒涼とした高地、雪を冠した山々も見ることができるそうです。

ミュールダール駅
ノルウェー / 駅・空港・ターミナル
住所:5718 Myrdal地図で見る
オスロ中央駅
ノルウェー / 駅・空港・ターミナル
住所:Jernbanetorget 1, 154 Oslo地図で見る
ソグネフィヨルド
ノルウェー / 自然・景勝地
住所:Sognefjorden, Norway地図で見る

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※この記事は2017年12月13日に公開した情報です。
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この記事を書いたトラベルライター

日本と世界を繋げたい、お酒だいすき国際唎酒師
心惹かれるままに行きたい場所に行き、やりたい事に挑戦し続けていたら、気づけばこれまでに訪れた国は40以上、国内もほぼ全都道府県を制覇。見知らぬ土地を訪れるワクワク感に魅了され、アメリカ・イギリス・オーストラリアの3カ国に留学したり、ヨーロッパ周遊バスツアーに参加したり、2016年はバックパックを背負って世界一周してきました。現在は、某Webメディアで編集・ライター業に携わりながら、世界各地の魅力を日本の皆様に発信しています。
http://fururie.site/portfolio/index.html

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