隠れ家的な人気のスイーツ店である、東京・神楽坂にあるニューヨーク発「チカリシャスNYアマリージュ」と、高円寺にあるパリ風パティスリー「Café de Nicole(カフェ ドゥ ニコル)」の2店舗をご紹介します!
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【1】ニューヨーク発「チカリシャスNYアマリージュ」の名物スイーツ(神楽坂)
ニューヨークでは、行列のできるデザートバーとして知られる「ChikaLicious(チカリシャス)」。マンハッタンのイーストビレッジに本店があり、カウンター内でシェフがデザートを作る様子をカウンター席で見ながら、デザートとワインを楽しめるスタイルが魅力的なお店です。
日本では、東京・神楽坂に「チカリシャスNYアマリージュ」というスイーツバーを、2017年にオープンしています。
「チカリシャスNYアマリージュ」はテイクアウトのみのお店になりますが、ニューヨーク本店のオリジナルレシピを使った魅惑的なケーキや、神楽坂店でしか味わえない商品が店内に並んでいます。閉店時間が22:00と遅めなので、神楽坂で食事や散策をした後にスイーツを買いに立ち寄れますよ。
店内には、ニューヨークにいる日本人オーナーシェフ・チカさんと共同経営者でもあるご主人の写真、店名のコンセプト紹介が飾られています。
おすすめスイーツ①NY名物「ブルックリンシュー」
お店で一番人気の、NY名物「ブルックリンシュー」450円(税込)は、大きなシュー生地が下からパイ包みされた、食べ応え抜群のビッグサイズシュー。注文を受けてからシュー生地にクリームを詰めてもらえて、サクサクのパイ生地とシュー生地の2つの食感を存分に楽しめます。
生クリームとカスタードクリームのなめらかなミックスクリームがびっしり詰まっているので、断面も美しいです!ちなみに、チョコレートが好きな方は、チョコレートクリームを詰めた「ブラウニーシュー」470円(税込)もありますのでぜひ!
おすすめスイーツ②アメリカの伝統焼き菓子「コブラー」
「コブラー」と呼ばれるアメリカの伝統スイーツは、ギフトスイーツにおすすめです。自家製コンフィチュールをクッキー生地に挟んで焼いた、柔らかめのクッキーのような食感。日持ちは常温で30日、黒と金のラグジュアリーなギフトボックス入りもあるので、お土産にもピッタリです。
ストロベリーやブルーベリー、イチジクなど種類も豊富で、期間限定商品の“桜”もありますよ。ワインやシャンパン、アイスクリームにも合いそうな風味豊かな食べやすい焼き菓子です。
- チカリシャス ニューヨーク アマリージュ 神楽坂ファクトリー店
- 神楽坂・飯田橋・後楽園 / スイーツ
- 住所:東京都新宿区神楽坂3−2 YSビル地図で見る
- 電話:03-6265-3191
- Web:https://amarige.jp/
【2】本場パリの味!「カフェ ドゥ ニコル」の高級ホームメイドケーキ(高円寺)
2020年に高円寺にオープンした「カフェ ドゥ ニコル(Café de Nicole)」は、お洒落なパリ風の店構えで、行列ができる人気パティスリー。高円寺駅南口徒歩1分という好ロケーションなので、高円寺で古着屋さん巡りや散策を楽しんだあとに訪問したいケーキ屋さんです。
店内奥にはカフェスペースもあり、以前は店内で飲食を楽しむことができましたが、パンデミック中はケーキのテイクアウトのみの営業となっていますのでご注意ください。
パリ好きの女性オーナーパティシエ手作りのケーキは、ショーケースに日替わりで4〜5種類用意されていますが、開店後1〜2時間で人気のケーキが売り切れてしまうこともあり、全てのケーキが完売次第営業終了となるので、早めの時間帯の訪問がおすすめです。
参考までに、筆者が今までに訪問した際に、ショーケースに並んでいたケーキたちをご紹介します。「カフェ ドゥ ニコル」のケーキの特徴は、1ピースがビッグサイズで、デコレーションが華やか!食べるのがもったいないくらいの映えケーキなんですよ。
①ピンク満載!桜とフルーツのケーキやタルト
- 写真:bluemoon「Café de Nicole(カフェ ドゥ ニコル)」店内ショーケース/「桜とベリーのチーズケーキ」1,650円、「ローズボンボン(桜とココナッツのムース)」1,700円、「ポメロと桜のタルトメレンゲ」1,600円、「桜と苺のトロペジェンヌ」1,850円 ※全て税込
3月初旬の週末に2日間行われたニコルのイベント“桜祭り”では、ショーケースいっぱいに、見た目も味も桜のピンク色のケーキたちが5種類並びました。開店時間15分前に訪問しましたが既に3人待ちの状態!店内は狭いので1組ずつ入店しました。
ケーキの値段は1ピースで1,300円〜2,000円くらいのものが多いですが、高級食材をふんだんに使用して丁寧に手作りされているケーキなので、どれを食べても美味しく、味もボリュームも満足感を得られます。
筆者がこの日に購入したのは、「桜と苺のトロペジェンヌ」と「桜とベリーのチーズケーキ」の2種類♪
デニッシュ生地のようなスポンジケーキを使用した「桜と苺のトロペジェンヌ」は、片手では持てないくらいの大きさ。生地の軽い口当たりと、ねっとりしたメレンゲや桜クリームの様々な食感が楽しい逸品です。食べるのが楽しくて、手が止まらなくなるほど。
「桜とベリーのチーズケーキ」は、サクサクのタルト生地の間にはさまれた、まろやかなチーズクリームの味わいとベリーの酸味が感じられ、桜風味のクリームとも絶妙なバランス。あっという間に完食してしまう美味しさです。
②季節のタルトやバターケーキ、ヴェリーヌ
- 写真:bluemoon「Café de Nicole(カフェ ドゥ ニコル)」店内ショーケース/「苺とバニラのタルト」1,850円、「ティラミスのヴェリーヌ」2,050円、「レモンとミントのタルト」1,750円、「スリジェ(桜のバターケーキ)」1,800円 ※全て税込
通常営業日の平日13時過ぎに訪問した際は、4種類のスイーツが店頭に並んでいました。ティラミスが入った「ヴェニール」と呼ばれるグラススイーツや、桜のバターケーキなど、心惹かれるスイーツばかりで何を買おうか悩んでしまいそう。
ミント好きの筆者は「レモンとミントのタルト」を購入しました。サクサクのタルトの上には、甘酸っぱいレモンのクリームと強すぎない爽やかなミントクリーム、甘いメレンゲや銀箔でデコレーションされ、まさに計算された美味しさ。フランス菓子の特徴のメレンゲを使うケーキやタルトは、食感も良く甘すぎないのでおすすめです!
- カフェ ドゥ ニコル
- 吉祥寺・中野・荻窪 / ケーキ / 洋菓子店・パティスリー / スイーツ / カフェ・喫茶店
- 住所:東京都 杉並区 高円寺南 4-27-7地図で見る
- 電話:03-5929-9705
- Web:https://www.instagram.com/cafedenicole_official/
この記事を書いたトラベルライターから一言
筆者はニューヨーク在住中、マンハッタンの「ChikaLicious」本店のカウンター席で、デザートのプリフィックスコースを堪能したことがあり、神楽坂の「チカリシャス」を訪れる度にその時の事を懐かしく思い出しています。NYの「ChikaLicious」もおすすめです!
神楽坂ではグルメなニューヨーカーたちの心を鷲掴みにしたスイーツを、高円寺では本格的なパリの味が再現されたスイーツを、是非テイクアウトして楽しんでくださいね。(bluemoon)