写真：aka-regionカウンター席の目の前で仕上げてくれる、カウンターデザートやコース料理が人気急上昇中！完成品のサーブではなく、作られる過程から丸ごと楽しめるのが魅力です。今回は、東京都内でカウンターデザートやコース料理を味わえる、パティスリー・レストランを厳選して3選ご紹介します。
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1. 京橋：Toshi Yoroizuka TOKYO（京橋店）
Toshi Yoroizukaは、京橋と六本木ミッドタウンに店舗を構えるパティスリー・カフェです。これらの2店舗では、注文を受けてから旬の食材を使ってデザートを仕上げるライブデザートを楽しむことができます。
写真：aka-regionカウンター席の目の前はライブキッチン（Toshi Yoroizuka TOKYO）
今回紹介する京橋にある「Toshi Yoroizuka TOKYO（トシ・ヨロイヅカ東京）」は、1階はカジュアルなカフェスペースとなっており、2階がカウンターデザートを提供するサロンとなっています。主に提供しているのはデザートのみのコースで、「DESSERT MENU（2,000円）」と「TOSHI SPECIALITES MENU（3,000円）」の2種類です。また、コースメニューの他に、アラカルトメニューもあります。
- 写真：aka-regionToshi Yoroizuka TOKYOのライブキッチン
DESSERT MENUは、チョコレートやフルーツを使った本日の前菜をいただいた後、7種類前後あるグランドデセールから好きなものを1品選んで、目の前で作り上げてもらうという内容。栗やカシス、マンゴー、苺など、季節によって異なるデセール（デザート）となっており、過程も見て楽しめる食体験となることでしょう。
- 写真：aka-regionToshi Yoroizuka TOKYOのデザートコース前菜
また、もう一つのTOSHI SPECIALITES MENUでは、同じく前菜をいただいた後、マンゴーや苺など季節のフルーツを使った甘くないリゾットをいただき、グランドデセールメニューから1品選ぶという内容になっています。
- 写真：aka-regionマンゴーのリゾット。ハムの塩味が絶妙にマッチする。
前菜やリゾットは、甘いだけではないフルーツやスイーツの使い方がされており、ランチとしても罪悪感なく堪能することができます。デザートだけで完結するスイーツコース、ぜひお試しください。
- 写真：aka-regionメインデザート（ブランマンジェとルバーブコンポート、ピスタチオのアイスクリーム添え）
- トシ・ヨロイヅカ東京
- 東京駅・丸の内・日本橋 / カフェ・喫茶店 / スイーツ
- 住所：東京都中央区京橋2-2-1 京橋エドグラン1F地図で見る
- Web：http://www.grand-patissier.info/ToshiYoroizuka/sho...
2. 白金高輪：Libre（リーブル）
- 写真：aka-regionライブキッチンを楽しめるリーブル
都内屈指の閑静な住宅街・白金高輪の駅を出てすぐのところにあるのがLibre（リーブル）です。ヘッドシェフは日本人で、フランスにあるミシュラン星付きの数々のレストランで修行をした後、2018年6月にカウンターがメインのお店、リーブルをオープンしました。
オープン時の2018年には、お昼にはパティスリーとしてデザートコースを提供していましたが、2020年9月からメニューを一新し、カウンターでの季節を感じられるおまかせランチコース（5,000円）とディナーコース（10,500円/12品〜）の提供を開始しました。
- 写真：aka-regionリーブルの魚料理
リーブルがオススメな理由は、クオリティの高いお料理を、リーズナブルな料金かつライブで堪能できる点です。カウンターの向かい側では、シェフたちがプロの技を余すことなく披露しています。機敏な動きと細やかな手先の動きは、ついじっと見入ってしまうほど。お料理に合わせたオリジナルの器やカトラリーにもこだわりが見られ、一皿一皿に工夫とクリエイティビティがいっぱい詰まっています。
- 写真：aka-region目にも美しいリーブルの料理
リーブルの名物スイーツといえば「フリュレ」。コース料理のアミューズで登場するのが、本物そっくりのトマトを模したフリュレです。外はチョコレートのような薄い膜で覆われ、中には果実の甘みや汁がぎゅっと詰まっています。かつてデザートコースを提供していた、元パティスリーレストランならではのアイディアです。
- 写真：aka-region生のプチトマトにまぐれたアミューズのフリュレ(フリュレは黄色いトマトと真下の赤いトマト）
おまかせランチコースでは、アミューズ、前菜から始まり、スープやメインの魚、パテなどが提供されるフルコースとなっています。一皿一皿の盛り付けが上品なので、最後のデザートに至るまでしっかりと楽しむことができます。
パテは、ジャガイモとニンニクで作られたクリスピーなビスケットで挟まれて提供されます。ちなみにビスケットは、リーフ型のケーキの型から型取られているもの。このように、随所にパティスリーならではのアイデアが散りばめられています。
- 写真：aka-regionぷるんとした食感がたまらないスープ
完成度の高い一品一品が目の前で調理される過程を楽しめることに加え、出来立ての状態でサーブされるので、美味しさもひとしおです。
- 写真：aka-region季節のゼリー仕立てのデザート
- リーブル
- 六本木・麻布・赤坂 / フレンチ / ランチ / おしゃれなランチ
- 住所：東京都港区白金1-15-36地図で見る
- Web：http://lef-libre.com/
3. 虎ノ門：ATELIER KOHTA（アトリエ・コータ）虎ノ門店
- 写真：aka-regionATELIER KOHTA(アトリエコータ) 虎ノ門店
カウンターデザート専門店として常に行列必至なのがATELIER KOHTA（アトリエ・コータ） 。神楽坂店で人気を博し、2020年6月、虎ノ門ヒルズビジネスタワーの虎ノ門横丁内に2店舗目をオープンしました。
- 写真：aka-regionカウンター越しにオーダーしたスイーツがテキパキと作られる
常に混み合う神楽坂店に比べて、虎ノ門横丁内にある新店舗はまだまだ穴場です。虎ノ門店限定のパフェ（アルコールが微量入ったチョコレートと真っ赤なラズベリーグラニテ入り／1,590円）や、季節のパフェ（2020年冬は、和栗から作ったフレッシュクリームやフレークをふんだんに使った和栗とコーヒーのパフェ／1,590円）、ピスタチオとあんずのパフェ（1,590円）などがあります。特にアルコールがわずかに使われているパフェは、大人の逸品です。
パフェの他にも、クレープシュゼット（1,100円）やブルーチーズソースで仕上げたブルーチーズのフレンチトースト（1,300円）、焼きたての温かいリンゴパイとレモンアイスクリームが絶妙なタルトタタン（1,400円）といった、お皿デザートも人気です。
- 写真：aka-regionクレープシュゼットの作成途中
クレープやパイなどを焼く工程から見ることができるほか、ゼリーやアイスクリーム、クリームなど数種類のレイヤーで作られているパフェは、すべての具材を盛り付ける過程を見ることができます。
- 写真：aka-regionATELIER KOHTA(アトリエコータ) 虎ノ門店の和栗とコーヒーのパフェ
提供されるスイーツはどれも上品な甘さで、大人向けの仕上がりとなっています。特別な日ではないけれど、自分へのちょっとしたご褒美をしたい時などにもぴったりのお店です。
- 写真：aka-regionATELIER KOHTA(アトリエコータ) 虎ノ門店の和栗とコーヒーのパフェ
- アトリエ コータ 虎ノ門店
- 新橋・汐留 / スイーツ / パフェ
- 住所：東京都港区虎ノ門1丁目17番1号 虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー 3階 虎ノ門横丁内地図で見る
- 電話：03-6550-9575
- Web：https://atelierkohta.jimdosite.com/
まとめ
いかがでしたか？
いただく前の作る過程も楽しむことのできる、カウンターパティスリー&レストラン。シェフの技術を余すところなく観察しながら、アート作品のように完成に近づいていく過程を見るのは、料理好きにとっては勉強になりますし、料理をしない人でも、グルメ好きならば格別の体験となることでしょう。
- 写真：aka-regionATELIER KOHTA(アトリエコータ) 虎ノ門店自慢のパフェ
