フィンランドのかわいいデザイン商品を買いたいけれど、フィンランドに行く機会がなかなかないという方!実は、フィンランドの人気ブランドは東京を中心に路面店を展開しています。今回は、東京にあるフィンランドデザイン店舗を中心に5軒ご紹介します。
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フィンランドの自然や暮らしがモチーフのデザイン!
フィンランドのデザインと聞いて、詳しい方であればマリメッコやイッタラ、アラビアといったブランドを思い浮かべるでしょう。フィンランドのデザインには、フィンランドの身の回りの環境、例えば豊かな森や湖といった自然、暮らしがモチーフとなったものが多くあります。
フィンランド本国では、そうしたデザインが暮らしの中にあふれており、現地の人たちはデパートや雑貨屋などで気軽におしゃれな商品を買い求めることができます。
近年では北欧ブームに伴い、フィンランドのデザインプロダクトも日本で見つけることができるようになりました。一部のブランドで、東京を中心に路面店が出店されるなど、ブームを下支えする店舗も数多くあります。
今回は、東京都内を中心に展開する、フィンランドでも人気のデザインブランドを巡り、日本にいながらにしてフィンランドの商品を買い物できる、ショッピングスポットを厳選して5店舗紹介します。
1. marimekko(マリメッコ):東京ほか全国
今や最も日本で知られたフィンランドブランドと言っても過言ではないmarimekko(マリメッコ)。フィンランドで70年前に生まれたブランドは、ビビッドな色と斬新なデザインで人々を惹きつけています。
フィンランドの森や植物、街、自然現象などからインスピレーションを得たパターンが多くあり、中でもmarimekkoの代名詞的なパターンとして知られているのが、Maija Isolaがデザインしたウニッコ(けしの花)です。ほかにも、キヴェット(石)やErja Hirviがデザインしたルミマルヤ(雪のベリー)、日本人デザイナーのKatsuji Wakisaka氏によるピック・ブ・ブーなど、気分が明るくなるようなでも飽きのこないデザインです。
近年では、マグカップ(2,500円)や鍋つかみ(2,500円)といった食器や雑貨などmarimekkoのパターンを使用しつつ、テキスタイルの枠にはまらない日用雑貨にmarimekkoを見つけることができます。布 (7,000円/m〜) を購入して、自分オリジナルのものを作ってもいいですし、普段使いにぴったりの布製トートバッグ(4,500円)もオススメです。
marimekkoの店舗は、今や日本だけでも全国36店舗に広がっています。ぜひお近くの店舗を探してみてくださいね。
- marimekko 表参道店
- 原宿・表参道・青山 / 雑貨・インテリア / ファッション
- 住所:東京都渋谷区神宮前4丁目25−18 エスポワール表参道アネックス1地図で見る
- Web:https://www.marimekko.jp/
2. iittala(イッタラ):東京、名古屋、大阪
iittala(イッタラ)は、フィンランドの小さなイッタラ村のガラス工場で1881年に生まれたブランドで、シンプルで飽きのこないデザイン、かつ生活の中にすっと入り込んで長く使えるものというコンセプトでスタートを切りました。
- 出典:www.flickr.comiittalaなど有名ブランドが入る東京駅前の新丸ビル(Photo by Kazuho Okui)
イッタラは、装飾が目立つディナーセットを機能的で美しい、洗練されたスカンジナビアン・デザイン作品へと変えたブランドで、そのパイオニア的存在となっています。デザインの巨匠、Kaj Franckやキャンドルホルダーが代表作のHeikki Orvola、雪解けを表現したウルティマ・ツーレ・シリーズのTapio Wirkkalaなど、フィンランドのデザイン史をつくりあげた名高いデザイナーたちがiittalaを盛り上げてきました。
日本には、直営店が東京、名古屋、大阪を中心に4店舗、百貨店に全国7店舗、そしてアウトレットモールに全国7店舗あります(詳細はこちらをご覧ください)。iittalaのガラス製品やARABIAの陶器の最新コレクションを見ることができますよ。日本限定販売商品も一部の店舗で扱っているので、本国にもない特別商品をぜひお手にとってみてください。
- 【閉店】イッタラ 丸の内店
- 東京駅・丸の内・日本橋 / 雑貨・インテリア
- 住所:〒100-6590 東京都千代田区丸の内1丁目5−1地図で見る
- Web:https://www.iittala.jp/
3. Lapuan Kankurit(ラプアン カンクリ):東京・表参道
2019年10月に新しいブランドフラッグストアが東京・表参道に上陸しました。それがLapuan Kankurit(ラプアン カンクリ)です。「ラプアの織り手たち」を意味するフィンランド語で、フィンランド北西部の小さな街・ラプアにルーツを持ちます。
リネンやウール製品など、北欧の自然を思わせるパターンが特徴のテキスタイル製品を販売しています。日本に展開する商品は、主に8名のデザイナーが手がけており、ブルーベリーや白樺など自然のモチーフを表現するMarja Rautiainen、日本でも個展を開催し、動物のモチーフを得意とするMatti Pikkujämsäなどが監修の商品を手に取ることができます。
サウナ用マット(1,800円)は、ランチョンマットとして食卓にも使えます。また、乾きやすいリネン素材でできたバッグ(3,000円)は、フィンランドの森にある白樺やベリーの実がモチーフとなっていて、フィンランドの世界観を存分に表現しています。また、ブランケット(9,000円〜)もモミの木や森の動植物が描かれており、ナチュラルな色で北欧の森の様子が伝わってくるような商品となっています。
なお、Lapuan Kankuritの直営店は、まだ日本では東京・表参道のみですが、商品の取り扱いは日本全国のセレクトショップなどであるようなので、お近くのお店をこちらからチェックしてみてください。
- ラプアン カンクリ 表参道店
- 原宿・表参道・青山 / ファッション
- 住所:東京都渋谷区神宮前5丁目13−12 1F地図で見る
- Web:https://lapuankankurit.jp/