品川駅はJRだけで6路線と東海道新幹線、羽田空港へもアクセスできる私鉄の京急線が乗り入れるターミナル駅ですが、駅から徒歩圏内に無料で楽しめる施設があるのはご存知でしょうか。今回は、品川駅から徒歩圏内にあり、無料で楽しめる3つの施設をご紹介します。
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ニコンミュージアム
ニコンの「ニコンミュージアム」は、カメラ事業で知られているニコンの歴史や技術など、これまでの商品や展示パネルを通して知ることができる施設になっています。
10時~17時(最終入館は16時30分迄)
【休館日】
日曜、月曜、祝日(土曜日祝日の場合は休館)
*上記以外、施設が定める日
【入館料】
無料
【アクセス】
JR品川駅 港南口から徒歩7分
品川インターシティC棟2F
- ニコンミュージアム
- 品川・目黒・大井町
- 住所:〒108-6290 東京都港区港南2丁目15−3 品川インターシティC棟 2F地図で見る
- Web:https://www.nikon.co.jp/corporate/museum/
ミュージアム内にはデジタル一眼レフカメラやミラーレスカメラ等、ニコンがこれまでに販売してきたカメラやレンズが約500点あります。
また、ニコンはカメラメーカーとして良く知られている企業ですが、測定や検査機器など様々な産業を支えている企業でもあり、各産業を支えてきた機器や技術の進歩を展示を通して知ることもできます。特に健康・医療分野のおいては、顕微鏡を中心に医療現場を支える製品が展示されていると共に、映像によってその取り組みを知ることができます。
なお、ニコンの本社移転に伴い2024年3月1日(金)から長期間休館の予定となっていますので、ご注意下さい。
食とくらしの小さな博物館
味の素の「食とくらしの小さな博物館」では、味の素グループの100年以上の歴史と将来に向けた活動を知ることがでる施設です。
10時~17時
【休館日】
日曜、祝日・年末年始
【入館料】
無料
【アクセス】
JR品川駅から徒歩15分もしくは都営浅草線高輪台駅より徒歩3分
- 食とくらしの小さな博物館
- 品川・目黒・大井町
- 住所:東京都港区高輪3-13-65地図で見る
- 電話:03-5488-7305
- Web:https://www.ajinomoto.co.jp/kfb/museum/
博物館内は大きく分けて2つのエリアに分かれており、1つは「食とくらしの100年」をテーマに1900年から現代までを4つに区分し、それぞれの食生活や食卓風景の移り変わりを味の素グループの歩みと共に知ることができます。
もう1つのエリアは「あしたのもとスクエア」をテーマに、味の素グループのアミノ酸事業を中心とした研究開発、安全・安心への取り組みや企業活動が紹介されています。
常設展示
また、館内には「常設展示」のエリアもあり、日本の食文化をテーマに江戸時代からこれまでの食文化の変化、四季によって異なる食文化について学ぶ事ができます。
クロネコヤマトミュージアム
クロネコヤマトの「クロネコヤマトミュージアム」は、創業100周年を記念にヤマトグループが設立した歴史館で、ヤマトグループの歩みと生活の移り変わりを振り返る事ができる施設です。
10時~17時(最終入館は16時30分迄)
【休館日】
月曜・夏季・年末年始
【入館料】
無料
【アクセス】
JR品川駅 港南口から徒歩約10分
ヤマト港南ビル6F
- クロネコヤマトミュージアム
- 品川・目黒・大井町
- 住所:東京都港区港南2丁目13-26 ヤマト港南ビル6F地図で見る
- 電話:03-6756-7222
- Web:https://www.yamato-hd.co.jp/museum/
施設は3階で受付後、エレベーターで6階に上がり、スロープを下りながら展示を見て行きます。展示は創業に至った経緯や戦争を経て現在までの歩み、未来に向けての取り組みについて知ることができます。展示には、これまでの制服があり、実際に着て写真撮影したり、実際に使用していた車両に乗り込んで運転席や荷台の様子を見る事ができます。
また、大きさの異なる荷物をカゴに2分以内に収納する体験もすることができます。
写真は左が体験前、右が体験後となっています。箱自体は空箱の為に軽いですが、大きさの異なる箱を綺麗に並べるのはかなりの労力が必要でした。実際には配達する順番なども考慮して積み込んでいるかと思いますので、配達員の方の苦労の一旦を体験できたと思います。
無料でも充実した施設
今回、ご紹介した3つの施設はいずれも品川駅から徒歩で行ける距離にあり、個人であれば予約不要で訪れる事ができる施設です。またどの施設も無料であるにも関わらず大人だけでなく親子でも楽しめる施設となっていますので、是非足を運んでみては如何でしょうか。