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【オーストラリア・ブリスベン】ブルーイワールドへ行こう!

取材・写真・文:

東京在住

2025年11月20日更新

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写真:Emily

オーストラリア・ブリスベンには、人気アニメ『Bluey(ブルーイ)』の世界観をそのまま楽しめる Bluey's World(ブルーイワールド) があります。作品が好きな人はもちろん、家族で楽しめるスポットを探している人にも注目されている施設です。

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そもそもブルーイって何?

  • 写真:Emily

「Bluey(ブルーイ)」は、オーストラリア発の大人気アニメシリーズ。元気いっぱいの6歳のブルーヒーラー犬・ブルーイと、妹ビンゴ、そしてパパ・バンディットとママ・チリの家族が、日常の小さな遊びの中から“学び”を広げていく物語です。家族愛やユーモアにあふれていて、大人も泣けるエピソードが多いのが人気の理由。ブリスベンは作品の舞台にもなっているので、まさに“ブルーイの故郷”と言える場所なんです。

ブルーイワールドの行き方(ブリスベン市内から)

  • 写真:Emily

ブルーイワールド(Bluey's World)は、ブリスベン郊外の Hamilton(ハミルトン)エリアにあり、観光客でもアクセスしやすい立地です。ブリスベン中心部(CBD)からの移動手段は主に バスか車(タクシー/ライドシェア)が便利です。

バスで向かう場合(最も手軽)

ブリスベン市内からは、ハミルトン方面へ向かう路線バスが数多く出ています。

特に利用しやすいのは以下の路線です。

1) Route 300(300番)
ブリスベンCBD → Hamilton → Doomben駅方面
市内中心部の Adelaide Street や King George Square から乗車可能
Hamilton周辺の停留所で下車(徒歩5〜10分)
2) Route 302 / 303
いずれもハミルトン方面へ向かうバス
300番と同じく市内から乗れ、近くのバス停から歩いてアクセス可能

所要時間 約20〜30分程度(交通状況による)。ブリスベンのバスは Go Card か クレジットカードのタップ決済で利用できます。降車するバス停は公式サイトが推奨する停留所を事前に確認しておくと安心です。(Hamilton地区内に複数あります)

タクシー/Uber・DiDiなどのライドシェアを利用

小さな子ども連れやグループ旅行の場合は、この方法が一番ラクです。ブリスベン市内からブルーイワールドまでは所要時間約15〜20分。料金はA$25〜40(時間帯による)。Hamiltonは空港寄りのエリアなので、市内からのアクセスは比較的スムーズです。

シティキャット(フェリー)+ 徒歩・バス という方法も可能

  • 写真:Emily
  • 写真:Emily

筆者の一番のおすすめはこの方法。ブリスベン名物の CityCat(高速フェリー) で、ノースショア方面へ行くルートに乗り、最寄りはNorthshore Hamilton。ここから徒歩2分です。景色が良いので、観光を兼ねたい人におすすめ。時間帯によってはCIty Catがブルーイまたはビンゴが描かれている船になります。(City Dogと呼ばれています!)

見学について

入場

  • 写真:Emily

予約時間ごとに入場するシステムなので混雑が少なく、ストレスフリー。スタッフが丁寧に案内してくれるので安心です。ここで、ブルーイ、ビンゴ、バンディット、チリのカチューシャをもらいます。

作品の世界に入り込む

  • 写真:Emily

ブルーイワールドに入ると、まず出迎えてくれるのはガイド役の ノーム(Gnome)。彼/彼女の案内で、ブルーイとビンゴが 大切にしているうさぎのぬいぐるみ「フロッピー(Floppy)」 を探す冒険が始まります。このミッション(=宝探しゲーム)は、家の中という舞台を使ったインタラクティブ体験になっており、フロッピーを探しながら、アニメでお馴染みのヒーラー家の中を冒険していきます。。

リビング:最初に探索を始める部屋。ソファの陰や棚など、フロッピーを隠していそうな場所をみんなで探します。
子ども部屋:ベッドやおもちゃ箱など、ぬいぐるみが入り込んでいそうなスポットをチェック。
プレイルーム:ミニテントや昔の遊び道具があって、子どもたちが自由に触って遊べる。
裏庭:屋外を模した空間で、洗濯物ロープやガーデン、小さな遊具などがあり、そこにもフロッピーを探すヒントがあります。
ドーム・エリア:特別な「体験ドーム」では、ファンにとって懐かしいエピソードの演出を音と映像で再現。

さらに、ゲームも盛りだくさん。アニメでブルーイとビンゴが遊んでいたゲームを体験できます。

Musical Statues(音楽が止まったらポーズ)
Floor is Lava(床が溶岩になる遊び)
Copycat(真似っこ遊び)
Keepy Uppy(風船などを落とさないようにキープ)

こういった遊びを通じて、ただ見るだけでなく“参加”して体験することができるのが、ブルーイワールドの魅力です。

全体の所要時間

だいたい 60〜90分 前後。子どもが遊びながら進むので、思ったより時間があっという間に感じます。見学最後には、ブルーイとビンゴが記念撮影に応じてくれます。

退出 → ショップエリアへ

出口付近にショップ&カフェがあり、見学の勢いそのままテンション高く買い物へ。また、ちょっとした室内プレイグラウンドもあります。

  • 写真:Emily

ショップとカフェについて

ショップ

  • 写真:Emily

限定商品が豊富で、ここを目当てに来るファンもいるほど。

  • 写真:Emilyぬいぐるみ(29ドル(およそ2959円)から)
  • 写真:Emilyキッズ用斜めがけバッグ(30ドル、およそ3061円)
  • 写真:Emilyパズル(40ドル、およそ4081円)
  • 写真:Emilyキッズリュック(55ドル、およそ5611円)
  • 写真:Emilyエコバッグ(19ドル、およそ1938円)
  • 写真:Emilyポストカードセット(12ドル、およそ1224円)。ポストカードは1枚ずつ売りもあります。また、切手もあり、ポストもあるので、ブルーイワールドでハガキを書いて日本に送ることもできます。
  • 写真:Emilyグラス(30ドル、およそ3061円)
  • 写真:Emilyシリコンキーホルダー(12.50ドル、およそ1275円)

カフェ

  • 写真:Emily
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世界観がしっかり作り込まれていて、ここも大人気!

  • 写真:Emily
  • 写真:Emily

ブルーイ&ビンゴをモチーフにしたスイーツもあり、可愛くて食べるのが勿体無いくらい!

  • 写真:Emily
  • 写真:Emily

カップケーキは6ドル(およそ612円)

  • 写真:Emily

サラダやサンドイッチなどの軽食、オーストラリアらしいパイもかなり種類がありました。

また、アニメではお馴染みの「春巻き」もありました!

  • 写真:Emily

アイスクリームは小さいサイズは4.5ドル(459円)から。

店外には広めの席がありますし、また、キッズチェアもあるので、お子様も安心です。(ベビーカーは入場時に所定のところへ置いておくシステムで、施設退場まではそこに置いておくことになります)ここは写真撮影可能。写真映えも良く、ファミリーでゆっくり休憩できます。

  • 写真:Emily

時々、ブルーイやビンゴが遊びに来てくれるので、楽しいです!

チケットについて

チケット費用の目安

(時期やプロモーションで変わるので“参考価格”として)

大人(Adult):約 49〜59AUD
子ども(Child):約 39〜49AUD
ファミリーパス:100〜150AUD前後(人数やパック内容による)

ショップやカフェは別料金。ショップでぬいぐるみや限定品を買うと、あっという間に+50〜100AUDほど飛んでいきます…!でもファンなら絶対に悔いなしレベルのクオリティです。

チケット予約の方法

ブルーイワールドは完全予約制。特に週末やスクールホリデーは即完売しやすいので、渡航前に予約しておくのがベスト。

予約手順は以下の通り:

公式サイト(Bluey's World Official)にアクセス
行きたい日付と時間帯を選択

人数を入力

クレジットカードで事前決済

メールでチケット(QRコード)が届く → 入口で提示するだけ!

英語サイトですが、流れはシンプル。予約後は日時変更が難しいので、旅程が固まってから申し込むのがおすすめです。

最後に

ブルーイワールドは、作品をよく知らなくても楽しめる、やさしい雰囲気の体験型スポットです。展示や遊び場、ショップやカフェまで、どのエリアも丁寧に作られていて、家族でゆっくり過ごしたいときにもぴったり。ブリスベンに滞在する予定があるなら、観光ルートのひとつとして気軽に立ち寄れる場所です。子どもも大人も楽しめるスポットなので、旅の計画を立てる際にぜひチェックしてみてください。

  • 写真:Emily授乳室やオムツ台も完備、なんと親子トイレもこのように「親用」と「子ども用」トイレが一室にあり、ブルーイがファミリーフレンドリーなアニメであることをこんなところでも感じました。

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この記事を書いたトラベルライター

グルメもアートも世界遺産も絶景も!とことん貪欲トラベラー
普段は粛々と、黙々と、真面目に仕事をこなす30代会社員。でも、心の中はいつでも、次の休みはどこに旅行しようかな〜と考えている。友達とワイワイ行く旅行も好き。一人で現地で知り合った方とビールを飲みながらお話しするのも好き。旅先で欠かせないものはその土地ならではの食、世界遺産、美術、そして人との交流!せっかく旅行するのなら貪欲に自分のやりたいこと、見たいもの、食べたいものはぜーんぶ楽しむ♪ アメリカ・フロリダ州オーランドとシンガポールは1年ずつ住んでいたことがあるので、特に好きなところ!

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