1杯のコーヒーで幸せになれる、そんなコーヒー屋さんがあるんです。お店はどこも小さめなのでくつろぐことはできないかもしれないけど、食後に、ショッピングの合間に、忙しい朝に、コーヒー好きのあなたをきっと笑顔にさせる、そんなシンガポールのコーヒー屋さんを紹介します。
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1. 公営住宅にある人気店!「ナイロン コーヒー ロースターズ(Nylon Coffee Roasters)」
Outram Park MRT駅から徒歩7分の「Nylon Coffee Roasters」。シンガポールではHDBと呼ばれる公営住宅の1階に誰もが驚く隠れた人気店があるんです。
こじんまりとした店内の真ん中には大きなテーブルが。プロ根性の見えるバリスタさんが作ってくれるコーヒーを、立ち飲みで楽しむのも通ですよね!
お店の裏をのぞくと、どどーん、とコーヒー焙煎機。なんと、世界中から仕入れた豆をここで焙煎してるんです。
エスプレッソマキアート(SGD3・約240円)とカフェラテ(SGD4.3・約340円)は、コーヒーに対する愛情が感じられる文句のないおいしさ!
- ナイロン コーヒー ロースターズ
- チャイナタウン / ドリンク
- 住所:4 Everton Park, #01-40, Singapore 080004地図で見る
- 電話:6220-2330
- Web:https://www.nyloncoffee.sg
2. 究極のコーヒースタンド「キュウ(Kyu)」
Raffles Place MRT 駅から徒歩2分のオフィスビル入り口にある「Kyu」は、忙しいビジネスマンに癒しをあたえる小さなコーヒースタンド。
1杯ずつ丁寧に淹れてくれるドリップコーヒー(SGD5・約400円)は、挽きたての豆と、淹れたてのコーヒーの香りをその場で楽しめる極上の味。豆は軽め~重めの3種類から選べます。
シンガポールの街をコーヒー片手に散策してみて!
- キュウ
- チャイナタウン / ドリンク
- 住所:30 Cecil Street, Level 1, 049712地図で見る
- 電話:8233 3361
- Web:http://www.kyucoffeebar.com
3. くせになるコーヒー「マーベリック コーヒー アポセカリー(Mavrx Coffee Apothecary)」
おしゃれなバーやレストランで賑わうエリア、ダクストンヒル(Duxton Hill)にある「Mavrx Coffee Apothecary」は、カウンターとベンチ席のみの小さな店内。1歩入るとコーヒーのほろ苦い香りに癒されます。
白がかわいいエスプレッソマシーンは本場イタリアから直輸入したというこだわり品。
エスプレッソももちろん美味しいですが、こちらでは冷たいドリップミルクコーヒー(SGD6・約470円)がおすすめ。ドリップコーヒーをベースに作られているオリジナル商品で、注文すると写真のようなかわいい瓶ででてきます。
おしゃれなお店ですが、どこか懐かしさを感じさせる瓶入りというところが、また嬉しいですね。後味すっきりのミルクコーヒーで、何杯でも飲みたくなる、くせになるおいしさです。
- マーベリック コーヒー アポセカリー
- チャイナタウン / ドリンク
- 住所:1A Duxton Hill Singapore 089587地図で見る
4. コーヒーのシンプルさを追求した「アルケミスト(Alchemist)」
Tanjong Pagar MRT駅から徒歩1分の商業ビル内にある「Alchemist」。多くの飲食店が連なるその一角に、白を基調としたシンプルなコーヒー屋さんがあるんです。店内にはちいさなベンチが1つあるのみ。
おすすめは、日本の牛乳を使っているというカフェラテ(SGD4.5・約360円)。クリーミーなミルクと酸味のあるコーヒーでほっと一息ついて。
- アルケミスト
- チャイナタウン / ドリンク
- 住所:10 Anson Road, #01-34 International Plaza, 079903地図で見る
- Web:http://www.alchemist.com.sg
5. 優しい甘さのコーヒー屋台「コーヒー ブレイク(Coffee Break)」
コピ(Kopi)、というかわいい名前で親しまれるシンガポールコーヒー。粉末状の豆を、お湯で蒸してから入れるという独特の方法で作られます。それに練乳や砂糖を加え、甘ーく飲むのが特徴で、何を加えているかによって、呼び方が変わります。
Kopi(コピ)… コーヒー、練乳、砂糖
Kopi O(コピ オー)… コーヒー、砂糖
Kopi C (コピ シー)… コーヒー、練乳
シンガポールの様々なコーヒースタンドでKopiが飲まれますが、格別においしいKopiがあるのはTelok Ayer駅から徒歩5分の屋台街。1935年創業、3代にわたり継がれているお店に、2016年本格的にバリスタを学んだ大学生兄弟が加わりパワーアップ。
おすすめは苦味のあるコーヒーと、ほんわか感じる練乳が絶妙にマッチしたKopi C(SGD1.6・約130円)。価格がお手頃なのも嬉しいです。
午後の早い時間帯に閉まってしまうので、是非朝早く行ってみて!
最後に
いかがでしたか。コーヒー好きにはたまらない、こだわりを持った小さな名店たち。お一人でも気軽に入れるところばかりなので是非足を運んでみてください!
※日本円の価格は、2017年4月のレートです。