シンガポール
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2015年のシンガポールの祝日・祭日

取材・写真・文:

シンガポール在住
訪問エリア:36ヶ国

2017年4月11日更新

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多民族国家シンガポール。さまざまな民族・宗教に基づく2015年の祝祭日をご紹介します。また、今年2015年は独立50周年記念。8月7日から4日間は特別連休になります。

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2015年のシンガポールの祝日シンガポールの祭日をご紹介します。

シンガポールの祝日は年間で11日です。そのうち、毎年日付が同じ祝日は1/1、5/1、8/9、12/25の4日のみ。残りの7日は暦や宗教歴によって毎年日付が変わります。

また、シンガポールでは、1月1日の正月よりも、旧正月(1月下旬〜2月中旬の2日間)に休業となるお店が多いです。特に旧正月の初日はオーチャードのデパートをはじめ、大半のレストランが閉まるので、この時期に旅行する場合にはくれぐれもご注意ください。

では、各祝日を簡単にご紹介しますね。

1月1日(木):正月(New Year's Day)

シンガポールは旧正月があるため、1月1日の元旦は街が静まりかえるということはありません。オーチャードやマリーナエリアでは大晦日からのカウントダウンで賑わいます。

2月19日(木)〜20日(金):旧正月(Chinese New year)

国民の大半を中華系が占めるシンガポールでは、旧正月こそが「お正月」。「チャイニーズニューイヤー」と呼ばれています。旧暦に基づき日付は毎年変わります。今年は日並びの関係で土日を加えて4連休です。

チャイナタウンでは、毎晩、さまざまなイベントが開催されるので、この時期にシンガポールを訪れる人はぜひ足を運んでみてくださいね。

4月3日(金):グッド・フライデー(Good Friday)

キリスト教の復活祭の直前の金曜日。聖金曜日とも呼ばれます。

5月1日(金):レイバー・デー(Labour Day)

世界的にメーデーと言われる、いわゆる「労働者の日」。シンガポールでも祝日となります。

6月1日(月):ベサック・デー(Vesak Day)

お釈迦様の誕生日(旧暦で4月8日)をお祝いする仏教の祭日です。仏教徒は、寺院にお花や果物などのお供え物を持って集まります。なお、日付は旧暦に基づき毎年変わります。

7月17日(金):ハリ・ラヤ・プアサ(Hari Raya Puasa)

イスラム教最大のお祭りで、ラマダン(断食)を終えたことを祝う日です。なお、日付はイスラム暦に基づき毎年変わります。

8月7日(金):独立50周年記念日(SG50 Public Holiday)

例年、8月9日(日)が独立記念日として祝日になるのですが、今年は独立50周年ということで、8月7日(金)が特別な祝日となりました。これにより、8月7日(金)〜8月10日(月)※ナショナルデーの振替休日、までの4連休となります。

なお、独立50周年記念として、例年以上に盛大なイベントが開催されます。詳しくは建国50周年記念の特別Webサイトをご覧ください。

8月9日(日):ナショナル・デー(National Day)

1965年にマレーシアから分離独立した「独立記念日(建国記念日)」です。国会議事堂やナショナルスタジアムなど、各所でパレードやイベントが行われます。

今年は8月9日が日曜日にあたるため、翌日の8月10日(月)が振替休日になります。

9月24日(木):ハリ・ラヤ・ハジ(Hari Raya Haji)

イスラム教の祝日で、メッカ巡礼者を祝うための日。犠牲祭とも呼ばれることもあります。なお、日付はイスラム暦に基づき毎年変わります。

11月10日(火):ディーパバリ(Deepavali) ※変更の可能性あり

ヒンズー教最大のお祭りで、盛大な光の祭典です。リトルインディア一帯が美しくライトアップされるので、この時期にシンガポールに旅行される方はぜひ訪れてみてください。なお、ヒンズー暦に基づき毎年日付が変わります。

※日付は変更される可能性があります。正式な情報は「こちら」をご覧ください。

12月25日(金):クリスマス(Christmas Day)

言わずと知れたキリスト教の祝日です。街の至る所がライトアップされますが、特にオーチャードロード及びその周辺のショッピングセンターはイルミネーションコンテストの入賞を目指して個性的なライトアップオブジェが立ち並びます。日本人としは常夏のクリスマスに違和感があるかもしれませんが、この時期にシンガポールに訪れるならば、ぜひオーチャードのイルミネーションを楽しんでくださいね。なお、近年のイルミネーションイベントのスポンサーは日立です。

さいごに

いかがでしたか?多民族国家シンガポールらしく、さまざまな民族・宗教の祝日・祭日がありますよね。

繰り返しになりますが、毎年、日付が変わる祝日・祭日が多いので、シンガポールにご旅行の際は、あらかじめ日程を確認することをオススメします。

なお、最新情報はシンガポール人材省の「Public Holidays 2015」をご確認ください。

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この記事を書いたトラベルライター

シンガポール在住9年のファミリートラベラー
根っからの旅行好き。学生時代はバックパッカーとしてヨーロッパを巡る。2001年には会社を休職して世界一周に旅立つもNYのテロであえなく断念。そのリベンジとして2003年にハネムーンで40日間・世界一周。2011年には家族でシンガポールに移住し、その抜群の立地を活かして家族で東南アジアのビーチリゾートを巡る日々。子供が巣立ったら、世界中を旅しながら仕事するのが理想。

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