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シンガポールでプリペイドSIMカードを使ってみたよ

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2015年11月16日更新

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こんにちは、 トリップノート運営スタッフの isseium です。普段は日本でトリップノートのエンジニアをしています。今回、シンガポールに行く機会があり、普段使っているスマホでネット接続することに挑戦してみました!現地でネットが使えるととても快適に観光ができるのでぜひお試しください!

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海外でもスマホでネット接続できれば・・・

海外でも日本と同じようにスマホでネット接続できるといいなーと思ったことはありませんか?

街中を歩いているときに、スマートフォンがネットにつながっていると、周辺の情報を調べたり、言葉を調べたりできてとても便利です!

また機内モードや圏外のままだと、はぐれたときに友人と連絡することもできず、いざというときに困ってしまいます。

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どうすれば海外でネット接続できるの?

大きくわけると3つの方法があります。

1. 日本の携帯会社の海外接続プランを利用する

  • メリット: いまお使いの携帯電話の設定を変えるだけで日本と同じように利用できます。
  • デメリット: 接続料が高めです。携帯電話会社によっても異なりますが、1日あたりの2000円程度の接続料が発生します。

2. 海外でも使えるWi-Fiルータ・スマートフォン端末を借りる

  • メリット: 羽田空港や成田空港などでも借りられるので日本語で契約ができます。
  • デメリット: Wi-Fiルーターだと電話番号は持てません。またスマートフォンのレンタルだと普段利用していない慣れない端末を利用することに加えて帰国後はデータの移管などが必要です。

3. プリペイドSIMカードを買う

  • メリット: いまお使いの携帯電話を低価格で利用することができます。
  • デメリット: 携帯電話のSIMカードと呼ばれるカードを差し替える作業をする必要があります。

一部の携帯端末では利用できないことがあるので事前に携帯電話会社のショップで確認しておくのがオススメです。

今回は、シンガポールに着いてからプリペイドSIMカードを買って利用する方法をまとめました!

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【出発7日前】SIMカードが使える端末を準備する

SIMカードは、電話会社を利用するための設定などが含まれた小さいカードです。

また、日本の携帯電話は少し特殊で、(ドコモやソフトバンクなど)特定の電話会社のSIMしか使えないようにロックがかかっていることがあります。

ロックがかかっているとシンガポールの携帯電話会社のSIMは利用できないので、出発前にいま契約している携帯電話会社の窓口で確認しておきましょう。

何度も海外に行く機会がある!という人は、ロックがかかっていない携帯電話を購入するのもオススメです!インターネットや家電量販店で購入することができますので事前に準備するとGood!その際には「SIMフリー端末ですか?」と店員さんに聞くのを忘れずに!

【出発3日前】SIMカードの取り外しを練習しておこう

実は普段お使いの携帯電話にもSIMカードが入っています。しかし、日本の携帯電話会社だと契約したときにお店の人が入れてくれますので普段の生活ではお目にかかる機会はありません。

現地でSIMカードを交換することになるので、現地で慌てないようにも事前にその手順を把握しておくことをオススメします!購入したときの携帯電話の箱に、こんな細長い先をした道具が入っていませんか?まずはこれを探しましょう。

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これを携帯電話の横側にある穴に差し込みます(穴の位置は携帯電話によって異なるので、取扱説明書などをご覧になってください)。

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差し込むと、近くの部品が出てくるので、手で引き抜きます。

この部品の上に載っているのがSIMカードです。小さいですね。なくさないように注意してください。

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当日はこのSIMカードを差し替える作業を旅先ですることになるので手順は覚えておきましょう。また、今回使った道具を利用することになるので持参するのを忘れないようにしましょう。

【旅行当日】どこでSIMカードを買えるの?

SIMカードは、街中どこでも購入することができるのですが、オススメは空港です。
海外旅行でいざ空港に到着するといろいろ調べたいことが出てくるので、到着してすぐインターネットを使えるのは心強いですね!

チャンギ空港に到着して荷物受取所から出ると広々とした到着ロビーがあるので、そこに来たら両替所を探しましょう。

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この両替所ではSIMカードを購入することができます!ただし、現金のみの支払いとなるので、両替が必要な場合はその後で購入しましょう。

両替所によって提携している通信会社が異なるようですが、今回は Singtel という通信会社のSIMカードを購入することにしました。

どのプランを選べばよいの?

滞在日数で選びましょう!

Singtel だと 5日 ($15) もしくは 10日 ($30) のプランがあります。今回は 7日間の滞在でしたので、10日プランを購入しました。

プリペイドSIMカードなので使用できる日数のほかにも制限があります。10日プランだと次のようになります。

  • データ通信量の合計(インターネットの通信量): 100GB まで
  • SMSの利用回数(電話番号宛に文章を送るサービス): 無制限
  • 国際電話の利用時間: 90分

2015年11月現在、期間限定でデータ通信が100GBまでOKだそうです!100GBと聞くとわかりにくいですが、ほぼ無制限に使える太っ腹な設定です。

2015年現在、日本国内の携帯電話会社を利用している大半の人が1日0.5GB以下の利用です。日本にいるときの200日分使えると思えば、いくら旅行中に地図アプリや写真アプリを利用するといっても使い切る心配はないので存分に使い倒しちゃいましょう。

今回の旅行では、仕事柄しょっちゅうインターネットに接続しましたが、結果として利用した通信量は10GB程度でした。

【購入後】SIMカードを差し込もう

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まずは購入した名刺大のカードからSIMカードの部分を取り外しましょう。SIMカードにはサイズがあるので、お持ちの携帯電話にフィットしたSIMカードのサイズまで取り外してしまいます。

一度、取り外すともとには戻せないので、心配な人は大きい順にお持ちの携帯電話に適しているか確認していくとGoodです!

あとは、先ほど説明した通り、細長いピンを利用してSIMカードを装着しましょう。

そのあとブラウザなどを起動してインターネットに接続できれば作業完了です!

日本で利用していたSIMカードは帰国後に取り付けることになるので、無くさないようにしっかりと保管しておきましょう。

【帰国後】

日本のSIMカードを取り付けましょう。

シンガポールのSIMカードはもう使えないので、帰国後は旅の思い出としてとっておくか、廃棄することになります。

プリペイドSIMカードで快適なインターネットライフを!

いかがでしたでしょうか?

普段利用している携帯電話を海外で使えるのはとても快適で、もっと楽しい旅にできること間違いなし!SIMカードの取り外しは難しくはないので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

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この記事を書いたトラベルライター

岩手在住の旅好きWebエンジニア
学生時代は、東北を中心に車で海から山まで駆け巡りました。社会人になってから「最高の旅とはなにか?」という疑問が日に日に強まり、気づけば会社を辞めて大学院に社会人入学して観光地推薦の仕組みを研究をしていました。
これまで国内32都道府県、国外7カ国に滞在経験あり。2016年末までに全都道府県に訪問するのが目標です。
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