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【シンガポール】チャンギ国際空港の新ホテル「ヨーテルエアー」

取材・写真・文:

オーストラリア在住
訪問エリア:36ヶ国

2019年4月19日更新

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写真:Booboo56

チャンギ国際空港にオープンした話題の大型複合施設「ジュエル」。その4階に、130の客室を持つバジェットホテル「ヨーテルエアー」があります。ヨーロッパ版カプセルホテルだとも言われていますが、さて、どんなホテルか見てみましょう。

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ヨーテルエアーって

母体は、急成長を続けるイギリス発のホテルチェーン「ヨーテル(Yotel)」。ロンドンのガトウィック空港とヒースロー空港のほか、ニューヨークやシンガポールのオーチャードロードに「ヨーテル」ブランドのホテルを展開中です。

  • 写真:Booboo56

今回オープンした「ヨーテルエアー シンガポールチャンギエアポート」は、アジアで初めての「ヨーテルエアー」ブランドのホテルとなります。

ポップで近未来的なホテル

デジタルに詳しい若者をターゲットにしているそうで、内装は紫とシルバーを基調としたポップなデザイン。客室も「客室」とは言わず「キャビン」、フロントデスクを「ミッションコントロール」と言ったり、スタッフのユニフォームもカジュアルな仕様になっているなど、従来のホテルとは一味違います。

チェックインはセルフで

  • 写真:Booboo56
  • 写真:Booboo56

チェックインは、入り口にある丸テーブルの上にある端末を使ってのセルフチェックインとなります。使い方がわからないときは、奥の受付に待機しているスタッフが手伝ってくれます。端末の指示に従ってEmailアドレスなどの情報を入力、パスポートをスキャンし、クレジットカードで支払いをした後、キーカードを作ってチェックイン完了です。

セキュリティ面も安心

  • 写真:Booboo56自動ドアの横にある、この部分にカードキーをかざずとドアが開きます。ドアが自分のほうに向いて開くので、注意が必要。
  • 写真:Booboo56

客室部分は自動ドアで仕切られており、キーカードをかざさないとドアが開かない仕組みになっています。宿泊者以外が客室部分に入ることはできないので、安心感があります。日本のカプセルホテルのように、上下二段のカプセルが並んでいるわけではなく、小さい部屋がいくつか並んでいます。

キャビン内の様子

ベッド

  • 写真:Booboo56
  • 写真:Booboo56

キャビン(客室)のドアを開けると、目の前に大きなベッドがあります。正面には、フラットスクリーンの大型テレビ。ベッドの角度は変えることができ、ベッドとしてもソファーとしても使えます。またベッドの下には空間があるので、機内持ち込みサイズぐらいの荷物なら、ここに2つぐらい収納することができます。

収納棚

  • 写真:Booboo56ドアと棚の間にエアコンのコントローラーがあります。

ドアの隣が棚になっており、ちょっとしたものならここに置くことができますが、洋服をかけるハンガーなどはありません。ミネラルウオーターが2本置かれており、こちらは無料でいただけます。

収納棚にはコンセントとUSBポートが2つずつついているので、2人で宿泊してもばっちり充電することができます。

ワークスペース

  • 写真:Booboo56
  • 写真:Booboo56

ベッドの頭部分にかけてあるのは、折りたたみの椅子です。棚の下に収納されている机を引き出すことでデスクワークもできますが、これを使うと、部屋のスペースのほどんどが埋まってしまいます。ひとり旅なら大丈夫ですが、同行者が一緒だとちょっとキツイかもしれません。

もちろんWi-Fiの利用は無料。名前と部屋番号を入力するだけで、サックリ使えます。スピードもなかなか。

お風呂

  • 写真:Booboo56

浴室にバスタブはありませんが、普通の洗面スペース、トイレ、シャワーがあります。シャワーは頭上から水が落ちてくるレインシャワーと、手にもって使えるハンドシャワーの二種類が使えます。水圧もまあまあですが、シャワーブースが完全に閉まるわけではないので、外の床を濡らさずにシャワーを浴びるのは難しいかもしれません。

アメニティはシャンプー、ボディソープ、ハンドソープ、歯ブラシセット。ヘヤードライヤーもついています。

パブリックスペース

  • 写真:Booboo56

フロントの横には、簡単な軽食が置いてあるスペースがあります。朝食やちょっとしたスナックなどが置いてありますが、これは有料。ただし、コーヒーなどのホットドリンクは無料だそうです。この隣にも、自動販売機、テーブルや椅子を備えたパブリックスペースがあり、無料のジムもあります。

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この記事を書いたトラベルライター

頭の中は食べることばかり、元バックパッカー 
観光というより、暮らすように旅できるオーストラリア・クイーンズランド州にあるサンシャインコーストの魅力をお伝えしたくて、トラベルライターになりましたが、なかなか思うような記事ができず奮闘中。
旅行の目的は「食べること!」、旅行先で出会った美味しいものもご紹介していきたいと思っています。

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