旅行の楽しみといえばお土産選びもそのひとつ。せっかくならばインパクトのあるもので勝負しませんか?シンガポールで話題沸騰中なのが、ソルテッドエッグポテトチップス(Salted Egg Potato Chips)です。「お土産にポテトチップス?」と、侮るなかれ!未知なるその味にびっくりしますよ。日本未上陸の人気店で、争奪戦が繰り広げられているポテトチップスをゲットしちゃいましょう。
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驚愕的な濃厚さがクセになる塩卵の正体は?
ポテトチップスといってもフレーバーは数多くあります。そのなかでも、なぜソルテッドエッグが人気なのでしょう。商品の前にまずはソルテッドエッグが何かを紹介します。
その正体は、塩水に漬け込んだ(ハーブやスパイスを加えることも)ゆで卵です。主に中国や東南アジアで食べられているポピュラーな食べ物ですが、卵=ニワトリと思ったら大間違い。なんとアヒルの卵なのです。
ニワトリの艶やかなゆで卵に比べて、アヒルの卵は光沢のない白身で、黄身の色は質によって薄かったり、くすんでいたりします。重みある濃厚さがあり、強い塩味が特徴です。粥の具や炒め物など幅広く使われていますが、なかでも黄身をソースにした料理は、エビチリのように食材とソースを絡めればクセになるおいしさです。
食のトレンド力が高いシンガポールでは、この数年、黄身のソース(Egg York Souce)を使ったクロワッサンやハンバーガー、パスタなどの創作料理がレストランやカフェで大ヒットし、特に若い世代の胃袋を掴みました。その決定打を放ったのが、ソルテッドエッグポテトチップスです。
#dangerouslyaddictive(危険な中毒性)がSNSを占拠
シンガポールNO.1といえるソルテッドエッグポテトチップスを一気に広めたのが、「アーヴィンズ ソルテッドエッグ(IRVINS SALTED EGG)」です。
シンガポール国内に8店舗を展開していて、すべての店舗で即日完売になるのですから驚きです。SNSでは、キャッチフレーズでもある「Dangerously Addictive(危険な中毒性)」のハッシュタグ付きの投稿が一気に拡散しました。
少々厚みがあるハード系のチップスで、黄身ソースパウダーがしっとりと絡まり、濃厚さがハンパない。甘じょっぱさのある独特な味わいなので、正直好みが分かれるポテトチップスなのですが、ひと口、ふた口と食べると、まさに中毒性があり、袋が空になるまでその手が止まりません。
人気のすごさを実感!連日大行列&即日完売
店頭で購入できる数は、サイズ、フレーバーに関係なく、ひとり5袋までの限定販売。店頭には、工場で当日製造されたものが並ぶとのことです。午後の早い段階で売り切れてしまうため、開店後の早いうちに並ぶことが賢明でしょう。
店舗では、人気のすごさを実感することができます。購入待ち人数は50人になることも!待っている人は家族総動員で来る人、購入後に袋を隠して再び並ぶ人など、その人間模様もおもしろい。現地の人が争奪戦をするくらいですから、これは購入のタイミングを逃してはいけません。
お父さん世代へのお土産はSalted Egg Fish Skinがおすすめ
ソルテッドエッグポテトチップスと人気を二分しているのが、「ソルテッドエッグフィッシュスキン(Salted Egg Fish Skin)」です。こちらはサーモンの皮を揚げたもの。皮の香ばしさが日本酒にも合いそうな、デンジャラスなフィッシュスキンです。
おわりに
人気爆発の同店ですが、貴重な滞在時間を使って並ぶのは無理という人もいるでしょう。ソルテッドエッグポテトチップス自体は他メーカーからも販売されており、スーパーマーケットやコンビニで購入することができます。各メーカーの商品をいろいろ食べ比べしてみても楽しそうです。
スーツケースの場所をとってしまうかもしれませんが、日本では味わえないポテトチップスなので、驚愕の味に興味津々の皆さん、シンガポールで見かけたら即ゲットですよ!
- アーヴィンズ・ソルテッドエッグ(ビボシティ店)
- シンガポール / その他グルメ
- 住所:1 Harbourfront Walk, #B2-K25 VivoCity, Singapore,地図で見る
- Web:https://irvinsaltedegg.com/