冬になると食べたくなるカニ。しかし、カニを食べようと思うと、どこも高くて中々手が出せない方が多いのではないでしょうか?今回紹介する「温泉民宿やまだ荘」では、贅沢に松葉ガニを1人3杯分もいただけるカニのフルコースがあります。値段も、1泊2食付きで1人1万円台です。その分、お部屋や宿の設備が、他の民宿や旅館に及ばないところもありますが、料理の質や味は他の宿に負けていませんよ♪
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温泉民宿やまだ荘はこんなところ
「温泉民宿やまだ荘」は京都の日本海側、宮津市の「湯らゆら温泉郷」にある昔ながらの民宿です。目の前には日本海が広がっており、近くには「丹後由良海水浴場(たんごゆらかいすいよくじょう)」があるので、夏場は海水浴客らで賑わい、冬場は松葉カニを求めて観光客が押し寄せます。
客室
客室は2階にあり全て和室で、人数によって部屋の広さが変わります。また、壁が薄いので周りの音が聞こえてきます。
バス・トイレはお部屋には付いていません。部屋の外にある、男女兼用の洋式トイレを利用します。ドライヤーもお部屋に置いていないので、共同の洗面所又は、脱衣所にあるドライヤーを使うことになります。
アメニティは、歯磨きセット、フェイスタオルが入っています。お部屋にあるものは、バスタオル、浴衣、羽織です。
それらのことを理解した上で、宿泊することをオススメします。
湯らゆら温泉
温泉は、男女別の内湯のみで、時間は15:00~22:30と6:30~9:00の間で利用できます。浴槽は、大人の女性であれば4~5人は入れるほどの大きさです。
泉質は、炭酸水素ナトリウム泉(高張性・中性・冷鉱泉)で、元々は冷鉱泉(れいこうせん:冷たい温泉)ですが、加温することにより、温かい温度で湯に浸かれます。お風呂上りは、肌触りが良く滑らかになります。
待ってました!松葉ガニ3杯分も使った贅沢フルコース
夕食は18:00に個室でいただきます。用意が出来次第、客室ごとに声がかかり個室に案内されます。松葉ガニを1人3杯分も使用した料理が食べられるのは、2018年は3月31日まで!期間限定のカニ料理を是非堪能してみてください。
カニ刺しとその日のお刺身
カニ刺しは、とにかく甘くて美味しい!他のお刺身も新鮮で、海がすぐ目の前にある地域だからこそ味わえる美味しさです。3人以上から、お刺身が船盛りで出てきます。
焼き甲羅味噌
カニ味噌が入っている甲羅を、網の上に置き焼いて食べます。焼くことによって香ばしさと濃厚さが増します。
焼きガニ
カニ刺しとはまた違った優しい甘さで、無心になって、いくつでもパクパクいただけます。
茹でガニ
定番の茹でガニも1人1杯とものすごくボリュームがあります。こちらは、食べきれなければ持ち帰ることも可能です。茹でガニ以外の料理で既に満腹になるので、お土産として持ち帰り、おうちで松葉ガニを堪能することも出来ます。
カニ天ぷら
温かい出来立てのうちにいただくのがオススメです。衣とカニの身の相性は抜群。
カニちり鍋
昆布出汁でぐつぐつ煮込んだカニや野菜、キノコ類やくずきりを、おろしポン酢でいただきます。カニも勿論美味しいのですが、他の食材も旨味が増して箸が止まりません。
〆は、カニの旨味が出た出汁の中に、卵とご飯を入れカニ雑炊でいただきます。
朝食にもカニやお刺身が!
朝食は8:00に個室でいただきます。朝食では、カニの旨味が惜しみなく出ているカニ汁や、新鮮なイカのお刺身が出てきます。海がすぐ近くにある民宿だからこそ出来る、贅沢の極みです。
温泉民宿やまだ荘までのアクセス
・車の場合:京都縦貫自動車道・舞鶴大江ICから20分
・鉄道の場合:京都丹後鉄道・宮舞線「丹後由良駅」下車、徒歩15分(駅まで送迎あり:要連絡)
最後に
民宿なので建物の造りや設備は簡素ではありますが、松葉ガニ料理をリーズナブルな値段でお腹一杯食べたい方にオススメの宿です。皆さんも是非、冬限定の松葉ガニ料理を堪能してみてくださいね。
- 温泉民宿 やまだ荘
- 天橋立・舞鶴・宮津・丹後 / 民宿
- 料金(目安):14,500円〜12,037円
- 宿泊時間:15:00〜10:00
- 住所:京都府宮津市由良3755地図で見る
- Web:http://yamadaso.com/index.htm