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ドイツ観光
ロマンティック街道には古城や中世の街並

【ドイツ】滑走路であんなことも!ベルリン・テンペルホーフ広場

取材・写真・文:

ドイツ在住
訪問エリア:12ヶ国

2018年6月12日更新

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写真:ジョー

2018年5月現在、ベルリンには二つの国際空港があります。それぞれテーゲル国際空港(Tegel Flughafen)、シェーネフェルド国際空港(Schönefeld Flughafen)という名前ですが、2008年10月まではもう一つテンペルホーフ空港(Tempelhofer Flughafen)が存在しました。こちらは再開発を経て、2010年5月8日にテンペルホーフ広場(Tempelhofer Feld)として生まれ変わり、ベルリン市民の憩いの場となっています。

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入口は10か所

テンペルホーフ広場への出入り口は、Tempelhofer Damm側に2か所、Columbiadamm側に2か所、Oderstraße側に6か所の合計10か所です。このうちアクセスしやすいのは地下鉄U6番線、もしくは市鉄S41,42番線が通るTempelhofer Damm側の駅からです。

  • 写真:ジョーTempelhofer Damm側の南入り口

だだっ広い芝生とアスファルトの広場

どこから入っても、広場の広大さは一目瞭然です。目の前にはビルらしいビルもなく、地平線が見えるんじゃないかというくらい芝生とアスファルトが広がっています。広場の中のプレイスポットなどはこの後紹介していきますが、何と言ってもまずは空港として使われていた303ヘクタールという面積を実感してください。

  • 写真:ジョー向こう側が真っ平です

滑走路を歩く

やはり元空港というイメージそのままに、かつて何千、何万の飛行機がタイヤを走らせた2本の滑走路は残されています。自動車用の道路などのど真ん中を歩いてみたいと思ったことはないでしょうか。それができるのがここ、テンペルホーフ広場なんです。日中の開館時間、天気がよければ太陽の下でのびのびと散歩ができます。

  • 写真:ジョー歩いても、ジョギングでも、自転車でも通行オッケーの滑走路

みんなで使う広場

  • 写真:ジョースケートボード練習中
  • 写真:ジョードイツではローラースケートが根強い人気です

もちろん、広場では散歩以外のアクティビティも行われています。それはランニングだったり、ローラースケートだったり、人それぞれに気ままに楽しんでいます。単純にスピードを出して自転車を漕いでいるのも気持ちよさそうでした。そんな中でも、ここでしかできないと思ったのが、こちらのカイトサーフィンのように滑るスケートボードです。

  • 写真:ジョーカイトサーフィン
  • 写真:ジョースケートボードに乗って、風で膨らむ凧の力で進んでいます。

広い道路、カイトを十分に膨らませ、高く上げる風の強さがある広場ならではのアクティビティだと言えるでしょう。進路通りに進むには少しコツが要りそうでしたが、あんな風に風を切って滑って行けたら楽しいでしょうね。

※これらは滑走路上ならプレイエリアの制限が特にないので、周囲をよく見て、衝突のないようにお楽しみください。

レンタサイクル

市鉄、地下鉄Tempelhof駅付近の入り口から広場に入ると、レンタサイクルのお店が見えます。貸し出せるのは自転車だけでなく、ゴーカートなど変わった乗り物もあるので、ぜひご利用ください。ただし、営業時間は意外と短いです。また、貸し出しは成人のみ対象となります。

レンタサイクル"Mobilcenter Berlin"
・営業時間:月~金 14:00~18:00、土 12:00~18:00、日 10:00~18:00
・利用料金 1台4€(約515円)/1時間~、もしくは1台9€(約1,160円)/1日~ (車種によって異なります)
・注意点 保証金として1台50€(約6,450円)、グループ料金で最大200€(約25,800円)のデポジットを預ける必要があるので、お財布の中も事前にご確認ください
  • 写真:ジョー旅行者でも気軽にレンタルできます
  • 写真:ジョーゴーカートが並んでいます

バーベキューエリア

広場の中には、合計3か所バーベキューができるエリアがあります。夏は特に、各自で持ち寄った肉と野菜を焼きながらワイワイ楽しくしている地元の人たちをよく見かけます。ベルリンにお友達がいる方は、ここでのバーベキューをリクエストしてみては?

  • 写真:ジョーバーベキューエリア
  • 写真:ジョーそこら中から煙が上がってます

憩いの広場プロジェクト

広場の東、Oderstraße側にたくさんの小さい庭の塊が見えます。こちらはこの広場を管理している会社が立候補者を募って自然、芸術、文化などを融合させた憩いの場を作ろうという複数のプロジェクトです。自宅のDIYの庭がいくつも集まっているような不思議な区画ですが、だからこそ通ってみていろんな発想でここに安らぎを与えようとしているんだと感心します。

  • 写真:ジョーみんなの庭
  • 写真:ジョーベッドに植木鉢が乗ってます

米軍訓練所の跡

テンペルホーフ空港はもともと隔離されていた西ベルリンに属しており、生活用品や食料の供給に困った西ベルリン市民のために、統治国だったアメリカ、フランス、イギリスが空路で東ドイツを越えて物資を供給する作戦のために使用されていたという歴史があります。広場の北部には、その名残とも言える米軍の射撃訓練所や、当時の航空機などもそのまま残っていたりします。

  • 写真:ジョー米軍の射撃訓練場跡
  • 写真:ジョー使用されていた航空機

また、広場の外になりますが、元テンペルホーフ空港入口付近、地下鉄Platz der Luftbrücke駅を出たところには空輸作戦の記念碑があるので、ぜひこちらも見に行ってみてください。

  • 写真:ジョー元テンペルホーフ空港入口
  • 写真:ジョー広場外のモニュメント

スポーツ用のコートも

Columbiadammの入り口から入ると、卓球、バスケットボール、サッカー、ソフトボール、テニスなどの球技を楽しむ用のスペースが各所に散らばっているのが確認できます。このうち卓球、バスケットボール、サッカー用のコートは誰でも使えるので、野試合に参加してみるのもありです。

  • 写真:ジョーバスケットボールエリア

使い方は無限大

  • 写真:ジョーここを回るセグウェイツアーも

専用の施設は広場の中にもちらほらありますが、やはりメインは”何もない”広場そのもの。かつてここが空港だったという感慨を抱えてシンプルに自転車を走らせたり、散歩したり、芝生で寝そべったりするのが何よりも贅沢だと思います。旅行者だから、できるアクティビティがないという方でも、日本にない解放感を味わってください。もちろん入場無料です(笑)。

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この記事を書いたトラベルライター

おっさん学生 ドイツ支部
こんな歳で今更ですがドイツで学生やり直してます。
今までに行った旅行先は日本国内もそうですが、海外も数ヵ国行っているので、記事によってガラッと風景が変わるかもしれません。主に街歩きの中で気づいたことを紹介するので、訪問してくださる方が今後の旅行で小さな発見をするときの参考になればいいなと思います。

こちらで旅行相談も受け付けておりますので、ぜひご覧ください。
TRAVELOCO ロコネーム ジョー
https://traveloco.jp/loco/rio_edj

旅行先(国別):ドイツ(在住)、ベルギー、オーストリア、オランダ、ハンガリー、チェコ、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、台湾、香港、中国、日本

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