【中国・成都】緑あふれる古都・成都で「茶座」文化を楽しもう!

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   2017年8月24日更新

中国・四川省の省都、成都。三国志の舞台の一つでもあり、歴史的な建築物が多く残るこの古都には、古くから「茶座」と呼ばれる屋外でお茶を楽しむ文化が根付いています。今回は、現地の人たちに混ざって気軽に「茶座」体験ができるおススメのスポットをご紹介します。

「茶座」とは

「茶座」とは、四川省ならではの青空喫茶の文化です。お茶の名産地であり、緑があふれ、暖かく穏やかな気候に恵まれた成都では、古くから屋外でお茶を楽しむ文化が根付いています。

成都人たちは、おしゃべりをしたり本を読んだり、将棋やトランプ、麻雀などのゲームに興じたり…お茶を片手に思い思いの時間を楽しんでいます。

緑あふれる街でのんびり過ごす時間は最高の贅沢!ということで以下より、現地の人たちに混ざって気軽に「茶座」体験ができるおススメの3つのスポットをご紹介します。

【1】文殊院「香園」

貴重な文化遺産でもある仏教寺院・文殊院

文殊院は南北朝時代に建てられた仏教寺院。明代に戦火により焼失し清代に再建されたのち、現代まで残っている貴重な文化遺産です。四川エリアは熱心な仏教徒が多く、たくさんの人がお祈りに訪れています。

  • 文殊院

敷地内には金堂や法堂、講堂や仏塔などたくさんの歴史的な建物が立ち並んでおり、成都に旅行に来たらぜひ訪れたいスポットの一つ。こちらの建物は、透かし彫りの飾り窓が印象的。緑が覗いて涼しげです。

  • 文殊院

緑あふれる文殊院の茶座「香園」

そんな文殊院に併設された茶座は、地元でもとっても人気のスポット。趣深い建物と美しい緑のもと、多くの人が茶座を楽しんでいます。

  • 文殊院茶座
  • 文殊院茶座で購入した茶葉

こちらの茶座は、

①まず入り口の売店で茶葉を買う
②茶座内の「取水区」にいるお椀係にお茶っぱとレシートを持っていく
③お椀係から蓋碗とお湯の入った大きなポットがもらえる
④自席にてセルフでお茶をいれる

というシステムになっています。

席は③のお椀係が見つけて案内してくれます。茶葉は複数の種類から選ぶことができ、1包み10元/約160円(2017年8月現在)~。大きなポットにはお湯がたっぷり入っているので、さし湯をして何杯でもお茶を楽しめちゃいます。

地元の方々はこれで1日粘るそう。心地よい空間でゆっくりと飲むお茶は絶品です!

  • 文殊院茶座の蓋碗
  • 文殊院茶座のジャスミン茶

写真左、中国茶ではおなじみの蓋碗もまた異国情緒があり、とっても素敵です。茶葉を直接中に入れてお湯を注ぎ、ふたを閉めてお茶を蒸らしたら、ふたを少しずらして茶葉を押さえながらお茶をいただく、という方法で使います。

右上の写真は花毛峰(ジャスミン茶)・15元/約250円(2017年8月現在)。お花が浮かんでおり、目にもとってもきれい。

  • 文殊院茶座の売店

売店では、お茶受けにヒマワリの種やピーナッツが売られています。中国ではヒマワリの種が人気のおやつのひとつ。茶座を見渡すと机いっぱいにヒマワリの種の殻が積まれているのを発見できるはず。

一袋5元/約80円(2017年8月現在)と気軽に楽しめるので地元民に混ざってチャレンジしてみては!

文殊院

中国 / 社寺・教会

 

門前街は食べ歩き天国

文殊院の門前街「文殊坊」には四川エリアの伝統的な軽食「小吃(シャオチー)」やスイーツのお店などが立ち並んでおり、食べ歩きにピッタリです。殆どのものがテイクアウト可能なので、茶座の席に持ち込むこともできちゃいます。

中でもおすすめなのが「洞子口張老二(ドンズーコジャンラオア)」の涼粉(リャンフェン)。文殊院の門前すぐのところにあり赤い看板の下に多くの人で行列ができているのが目印です。

  • 「洞子口張老二」の店先

文殊院の門前街「文殊坊」の名物のひとつが「白涼粉(バイリャンフェン)」・5元/約80円(2017年8月現在)。

エンドウ豆を原料に作られた、まるでわらびもちのようなぷりぷりの食感の麺に、トッピングされているお酢のような酸っぱいタレ、ラー油、ザラメをよく和えていただく伝統的な小吃のひとつです。

甘味、酸味、辛味と麺の食感が絡み合ってとっても美味!辛い物が好きな方にはとってもおすすめ!

  • 「洞子口張老二」の白涼粉

【2】人民公園「鶴鳴茶社(フーミンチャシュ)」

成都市民の憩いの場・人民公園

地下鉄2号線の人民公園駅を降りてすぐのところにあるのが人民公園。成都市民の憩いの場となっており、多くの人でにぎわっています。

  • 人民公園入口
  • トランプを楽しむ人々

トランプをする人、麻雀をする人、、楽しみ方は人それぞれ。めいめいが好き好きにのんびりと時間を過ごしています。

  • 麻雀をする人々

その歴史は100年以上!伝統ある「鶴鳴茶社」

人民公園の中にある茶座「鶴鳴茶社」は成都で人気の茶座の一つ。なんとその歴史は100年以上だとか!

こちらの茶座は、席に着くと店員さんがオーダーを取りに来てくれるスタイル。お茶と一緒にお湯の入った大きなポットを一緒にいただけるので、さし湯をすれば何杯もお茶が楽しめます。

  • 鶴鳴茶社の様子

左下の写真は菊花茶(ジュファチャ)・10元/約160円(2017年8月現在)。氷砂糖を少しづつ溶かしながらいただきます。優しい甘さでホッとする味。他にも四川省産のものをメインに様々な種類のお茶を飲むことができます。

  • 鶴鳴茶社の花茶
  • シャンチー(中国将棋)をする人々

大きな池が臨める席はとっても人気で特ににぎわっています。自然を横目に中国将棋を楽しむ人たちも。

「小吃」のテイクアウトも魅力的

こちらの茶座にはすぐ近くに売店が並んでおり、バラエティ豊かな「小吃」のテイクアウトが可能です。

  • 紅油餃子
  • キノコの麺

左の写真は四川名物のひとつ「紅油餃子(ホンヨウジャオズ)」。水餃子に辛いラー油をかけたもの。四川らしいピリ辛味でとっても美味しいオススメの一品です。右の写真ははきのこの麺。あっさりスープで優しい味。

人民公園

中国 / 公園・動植物園

 
鶴鳴茶社

中国 / カフェ・喫茶店

 

この記事で紹介されたスポットの地図

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※この記事は2017年5月25日の取材に基づき公開した情報です。
 記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。
トラベルライター
音楽/映画業界で働く会社員トラベラー。目標は、会社員しながら世界一周!!

音楽/映画業界で働く会社員トラベラーです:-)
美しい景色、美味しいもの、そこに住む人々やそこで生まれた音楽、アート、ファッション、イベント、言語、法律などなど、
その瞬間、その場所でしか味わえないいろいろを楽しみたくて、仕事の傍ら国内外で旅を続けています:-)

バックパッカー一人旅からワイワイ女子旅、ゴージャス旅行などなど、
スタイルにこだわらず、好奇心の赴くままに、見たいもの行きたいところにひたすら飛び込むことが旅のモットー

目標は、会社員しながら世界一周!!
現在、海外:35カ国73都市、国内:33都道府県を往訪

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