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【中国・福建】中国茶で有名な武夷山!自然の中で深呼吸

取材・写真・文:

宮城在住
訪問エリア:3ヶ国

2019年1月18日更新

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写真:青茶

中国・福建に位置する世界遺産・武夷山。景勝地であることや烏龍茶で有名ですが、現地を訪れたことのある人は少ないかもしれません。しかし、実は上海から数時間で行けてしまいます。山登りや川下りをし、優雅にお茶を楽しみ、心豊かな時間を過ごすことができます。

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武夷山

  • 写真:青茶

武夷山は、中国・福建省に位置する山系の総称で、その中心は標高2,158mの黄崗山です。日本人にはなじみがないかもしれませんが、中国では一生に一度は訪れたい景勝地として有名です。世界遺産にも登録されています。

まずは武夷風景区の入口へ

  • 写真:青茶

武夷山を訪れる時、まずは風景区の入り口を目指しましょう。ここで入山チケットを購入することができます。入山チケットのみだと225元(3,761円)、入山と川下りがセットになったチケットは355元(5,934円)です。少し高いですが、入山チケットは3日間有効です。また川下りのチケットは人気ですぐに売り切れてしまうので、旅行会社などを利用して事前に手配しておくのがおすすめです。

  • 写真:青茶武夷山は広いので、チケット売り場からバスで移動します。

武夷山を登る

  • 写真:青茶

実際に武夷山を登れば、武夷山の大自然の魅力を肌で感じることができます。武夷山はさほど標高が高くないものの、切り立った岸壁が多く、ダイナミックな景色が見られます。また温暖な気候かつ緑豊かな場所なので、訪れるだけで清々しい気分になります。

  • 写真:青茶岸壁の間を縫って歩いて行きます。

岩山のためところどころ傾斜が急な道がありますが、山道は整備されており、そこまできつくはありません。山道の途中には休憩所があり、10元(約159円)くらいで甘い物を食べることができます。

  • 写真:青茶

朱子学の開祖・朱熹にゆかりのある地

武夷山は古来から景勝地として有名だったため、中国の歴史上の有名な人物も多く訪れています。その中でも、特にこの地とゆかりがあるのが朱熹です。朱熹(1130年-1200年)は中国南宋の儒学者で、彼の大成した朱子学は、日本にも大きな影響を与えました。

  • 写真:青茶

朱熹は武夷山に学校を建てて講義をしていました。それが武夷精舎(または紫陽書院)と呼ばれ、現在はその跡に資料館が建っています。

川下り

武夷山では、岩山の間を縫って、九曲渓と言われる曲がりくねった川が流れており、川下りを楽しむことができます。中国語では「九曲溪漂流」といいます。

  • 写真:青茶

写真のような6人乗りの筏で川下りをします。最初は少し怖いですが、乗ってみると意外と安定感があります。ただ、筏に水が入ってきたり、水しぶきがかかったりするので、多少濡れることは覚悟しておきましょう。

  • 写真:青茶

緑の岸壁の間を縫って、川を下っていきます。渓流の水が澄んでいることに驚かされます。岸壁には、「九曲」から「一曲」までの曲がり角をあらわす文字と、武夷山にゆかりのある言葉や文章が刻まれています。

  • 写真:青茶
武夷山(風景区入口)
中国 / 自然・景勝地
住所:福建省武夷山市武夷山風景区地図で見る
Web:http://www.wyschina.com/

武夷山のお茶

武夷山のお茶の特徴

  • 写真:青茶大紅袍。原木から採れる非常に高価な茶葉から、挿し木を繰り返して量産した安価な茶葉まであります。写真の茶葉は80元(約1,274円)

武夷山のお茶は「岩茶」といわれます。武夷山のお茶は岩山に根を張るので、岩のミネラルを吸い取り、深みのある香りと味わいになるそうです。有名なのは烏龍茶の「大紅袍」、紅茶の「正山小種」「金駿眉」です。

  • 写真:青茶

個人的にお薦めなのは、「白牡丹」と「肉桂」です。「白牡丹」は牡丹のようなみずみずしい香りと味わいが特徴です。「肉桂」は中国語でシナモンのことです。その名の通り、シナモンのような、花のような香りと、深みのある甘い味わいが特徴です。

  • 写真:青茶

試飲をしながらお茶を選べる

武夷山はお茶で有名なだけあって、周辺にお茶屋さんがたくさんあります。写真は、高速鉄道の駅の中にある有名なお茶屋さん「渓源茶業」です。試飲もできますし、空いた時間をつぶすことができます。店員さんが手際よくお茶を淹れていくのを見るだけでも楽しいです。

  • 写真:青茶
渓源茶業
中国
住所:武夷山东站2楼204号地図で見る

お茶屋さん選びは慎重に

街中に行くとお得なお茶の問屋さんもありますが、買い物に慣れていないと見極めが難しいですし、旅行客に対しては値段を高くしてくる場合もあります。現地の知り合いや、ガイドさんがいる場合は、どこのお茶屋さんに行けばいいか教えてもらうのが良いでしょう。慣れないうちは、値段が決まっている有名なお茶屋さんか、スーパーマーケットなどで買うのが安心です。

ちなみに先述した「渓源茶業」は、駅の中にあるため、きちんとしたお店ですし、値段やパッケージがある程度決まっているので買いやすいと思います。

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※この記事は2019年1月15日に公開した情報です。
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この記事を書いたトラベルライター

フリーランス
中国の研究をしながら、フリーランスとして翻訳やライターの仕事をしています。国内外を問わず旅行が好きです。特に中国は、個人的にも、調査や学会参加等でも、様々な都市を訪れてきました!北京・西安などの人気都市から、福建や浙江の小さな街まで、中国の魅力を幅広くご紹介していきたいです。

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